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督促状が届いて母パニック!母宛ての郵便物の管理の仕方を考えなくては

母の元へ市から督促状が届きました。
固定資産税が未納となっているため、至急納付するようにとのハガキ内容。
母は怒り心頭で、仕事から帰宅した私に向かって鬼のような形相でまくしたてる。
私、げんなり・・・。

母宛てに届く郵便物の管理の仕方について、考えなければならない時がきてしまいました。

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固定資産税の督促状

平成30年度第一期の固定資産税の納付期限は、5月末日。
それが納付されていないため、母へ督促状が届きました。
6月末までに、固定資産税にプラスして「催促手数料100円」を納めるようにとのこと。

これまで公共料金や税金など、未納だったり滞納したことは1度もなく、きちんと支払ってきた母にとって、その督促状は大変屈辱的であったにちがいありません。

どういうことなの?
今まで通帳から引落しになっていたのに、なんで今年はそれができないの!?
市へ聞いてちょうだい!
まったく、こんなひどいことってないわ!!!

以下、延々と私に向かって怒りをぶちまける母。
私もわけがわからないので冷静に考えたいのですが、母が横でずーっと怒っているので、まるで私が母に叱られているようで、どんどん気分が滅入ってきます。

母は認知症であり、今までとちがう何かが起きると、それを受け入れられず理解もできないので、すぐにパニックになり怒り出します。
「これ、どういうことだろう?」と、普通に聞いてくれたらいいのに、なんでいつも怒るんだろう。
もっとも、母のこういうところは、認知症になる以前からの性格的なものも多々あるので、私もいい加減慣れればいいのですが、何歳になっても親に理不尽なことで怒られるというのは、めちゃくちゃ気分が悪いものです。

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固定資産税を滞納した理由

固定資産税は、これまで母名義の通帳から口座引落しで払っていました。
それが今年は、引落ができなかったのです。
もちろん銀行の預金残高は確認しています。
なのに、なぜ今年は引き落としができずに督促状が届いたのでしょう。

しばし考えて、ようやく理由がわかりました。

父が亡くなり、自宅と土地の名義を母へ変更しました。
それまでは、父と母の共同名義だったのですが、母一人の名義となったわけです。
固定資産税は、前年の分を支払うわけですが、昨年まではまだ父と母の共同名義の固定資産税でした。
それが昨年、母一人の名義となり、今年納めるべき税金は、名義が変わったことで、母の通帳から引落しができなくなったのですよね。

よって、母の元へは5月には「固定資産税納付通知書」が届いていたのです。
ところが、それを開封した母は、例年通りの固定資産税額の決定通知だと思い、そのまま引き出しの中へしまっていたのです。

私は、そんな通知書が届いていたこともつゆ知らず。
そのまま固定資産税は支払われることもなく、督促状が届いたというわけです。

郵便物の管理をどうするか

母は認知症ですが、日常生活は自立しています。
しかし、日によってまだらの症状がみられるので、非常にクリアな時もあれば、何を聞いてもダメな時もあります。

母宛てに届く郵便物は、母が自分で開封し中に目を通しているようですが、最近は開封もせずに私に持ってきて「わからないからあんたが見てちょうだい」と渡すようになっていました。
なので、私もすっかり油断していました。

そして気づいたのですが、母は、市からのお知らせや介護保険関係、介護施設からの郵便物は、中をみても理解できないのか私にすべて委ねてきます。
ところが、昔からの馴染みのもの。例えば、銀行からの定期預金満期のお知らせとか、公共料金引き落としのお知らせなど、何十年と続いているものに関しての郵便物は、自分でみてしまい込むのです。
当然、これまでずっと払ってきた固定資産税関係の手紙も、そのまましまい込んでいたんですよね。
記憶に定着してしまっている事に関する郵便物は、自分でも理解できると信じていて、自分で管理しようとするのでしょうね。

しかし、今回の固定資産税通知書。
私が目を通していれば、ああ、名義が変わったから口座引落ができなかったのね・・・とか、新たに口座引落になるよう銀行へ行って手続きしてこなくちゃ・・・と判断できたのですが、その通知書すら見せてもらえなければ、結局は滞納という形になってしまうんですよねぇ。

さて、困ったな。
親が認知症である場合は、郵便局へ相談すれば郵便物を転送してもらうことも可能だと聞きましたが、我が家のように二世帯住宅で、郵便受けは一緒の場合。
そして、日中は仕事で不在の私に代わって、毎日必ず郵便受けを見に行くのは母の役目でもあります。

母へは毎日、「今日は何か変わったことはなかった?」「何か手紙は届かなかった?」と声をかけますが、「何もない」と言われてしまえばそれまでで、現に固定資産税通知書が届いたこともわからなかったわけで・・・。

うーむ。
今後の課題だなぁ・・・。

母が理解したかどうかは不明

パニくっている母へは、今回督促状が届いた理由を何十回と説明しました。
母は耳が遠いものだから、私も声を大にして話していると、だんだん自分も怒って説明しているようになってしまい、本当に疲れます。

散々説明して、なんとなく母が理解したかな・・・と思っても、最後には母の決め台詞。
「お父さんが亡くなって何年も経つのに、なんで今頃?」
こうして話は振り出しに戻るわけです。

先月、父の3回忌を済ませたことも母はわかっているのですが、父が亡くなったのは遠い過去の記憶となっているようで・・・。

最終的には、母が固定資産税納付書と自分名義の通帳を私に手渡して「手続きしてきてちょうだい」と言ったので、わかってくれたと信じていますが、明日になって「通帳どこにやった?」と言われないか、ドキドキもんです。

帰宅した夫へ、さきほどの出来事をかいつまんで説明。
「認知症でわけがわからなくなるのはしかたがないけど、なんであんな怒って話すかなぁ!」
と、夫へ愚痴ると
「怒ることがお母さんの元気な証拠だろ!」と。

たしかに。
怒るエネルギーって相当必要だよね。
最近、たいがいのことは聞き流すことができるようになり、心穏やかに暮らしている私のほうが、母よりもずっと老けているのかも・・・。

 

コメント

  1. すず より:

    そらはなさんおはようございます。ようやく晴れ間が!!うれしい。室内干ししなくて済みます
    ところで・・仕事から疲れて帰宅してお母様からものすごい剣幕で話されるのしんどかったですね。お気持ちわかります。うちの母は認知症じゃないんですがそれでも、ついでのときでいいから、とか、今度でいいからと言ったことを私が次に実家に行ったときにしないと
    お姉ちゃん頼んだのにやってくれない・・・とぼそっと言ったりして、それが不思議と主人に絡む(DIYとか)ことは一切文句言わないんです。娘だから言うんでしょうね。妹もいるのですが県外で離れてるので細かなことは私にきます。時々家族のこと、仕事のこと立て込んでるとむっときたり悲しくなったり・・・お年寄りになっていく母、言い返すのもかわいそうで黙ってしまいます。お互いにどうしたらスムーズにいくか、私も考えないといけないんだなと思います

    • そらはな より:

      すずさんへ♪
      すずさんも、実家のお母様のことでいろいろ悩みもあるんですね。
      歳をとると、寂しさとか孤独というのもあり、自分のことを一番でやってもらわなければ、つい攻撃的になるというのもわかるような気がします。
      ただ、うちの母の場合、別に怒らなくてもよいようなことを、ものすごく怒って言うので、アレだけは聞いていて滅入るんですよね・・・。
      私も、歳をとったら気をつけないと。
      反面教師にしようと思います。

  2. えりあママ より:

    そらはなさん、こんにちは!
    この記事を読んでて、私も一昨年同じことがありました!
    そうそう、うちもやったわーってね
    母の郵便物は私が管理するキッカケになった事件でした。
    うちの母はポストまで歩くのが困難なので自分で取りに行く事はありません。
    郵便局の私書箱止めにしてもらうのはどうでしょうか?そらはなさんが取りに行くのが手前になりますが、理不尽に怒られるよりはマシかもしれません

    • そらはな より:

      えりあママさんへ♪
      ああ!私書箱止め!そんな方法もあるんですね。
      えりあ家も同じようなことがあったんですね。
      でも、郵便物の管理を任せてくれただけでも良いなぁ。
      うちの母に「今度から来た郵便物は、全部私に見せてね」と言ったら「今までだってそうしてる」とか「私になんて郵便物が来ることなんて無い」とかなんとか。
      ほんとうにね・・・、素直に「うん」と言えばいいのに・・・と、ため息が出ます。

  3. るり玉 より:

    こんにちは。

    そうかー、そういう問題も出てくるのですね。
    もしも詐欺ハガキが届いてうかつに電話なんてしたら。。。
    考えただけでもゾッとするわ。
    義母は電話だったけど詐欺に遭ってるから郵便物も心配よ。。。
    何か良い方法はないかしら。
    同じような経験をされてる方はたくさんいらっしゃると思うし、
    何か対策があるかもしれない。
    調べてみよう。
    郵便も電話も、全部こっちで受けたい気持ちよ。

    • そらはな より:

      るり玉さんへ♪
      詐欺ハガキとか電話は怖いですよね。
      母には、郵便物は全部見せるようには話したのですが、だいたい来た郵便物のことを忘れて、しまい込まれては、もうどうしようもないですよねぇ。

  4. あべま より:

    あぁ、そらはなさん
    わかります。 わかります。

    いくつになっても怒り口調で言われるのには閉口しますよね。
    私の母の場合はそれに加えて、人の悪口がついてきます。
    聞いているのもうんざりです。

    大人な対応って難しいですね。
     

    • そらはな より:

      あべまさんへ♪
      うん、うん。
      怒って言わなくても良くない?って、いつも思うんですよね。
      母に「そんなに怒らなくてもいいから」と言うと「別に怒ってない」と言うし(;’∀’)
      言い方が、もうそういうクセになってるんでしょうね。
      聞いているほうは、ほんとうんざりですよね(T_T)