ある日、次男がふとつぶやきました。
「お正月に食べた黒豆餅、おいしかったよね」
その一言で、私の中に懐かしい思い出がよみがえり、「じゃあ作ってみよう!」とやる気が湧いてきました。
昨年、ホームベーカリーでお餅づくりデビューを果たしたばかりで、意外と簡単にできたのもあって「黒豆餅もきっといける!」という謎の自信が生まれてしまったのです。
お餅の思い出
以前は、年末になると親戚が大量のお餅を作ってくれていました。
家族で切り分けて冷凍し、お正月から春先まで朝食に楽しむのが恒例でした。
中でも特に好きだったのが黒豆餅!
焼いたときのほんのりした甘み、黒豆のプチッとした食感、もちもちのお餅が絶妙なハーモニーを奏でていたんです。
「この味を再現できたら楽しいかも!」と思い立った私。
さらに、市販の黒豆餅はお値段が少々お高めなので、節約術にもなる一石二鳥な挑戦です。

シンプルな材料で黒豆餅づくり
ネットで調べてみると、材料はとてもシンプル。
もち米、水、黒豆の3つだけ。

もち米は洗ってザルにあげておく
しかも、ホームベーカリーを使えば、もち米をセットしてボタンを押すだけなんだもの。

黒豆は水に浸してから煮る
驚くほど簡単です。
唯一緊張したのは、黒豆を加えるタイミング。

黒豆を早く入れすぎると粉々になる
ここだけは慎重に進めたら無事成功しました。
均等に混ざった黒豆餅が完成したときには、思わず「おおっ!これぞ黒豆餅!」と声が出てしまいました。
苦戦したお餅の成形
ただ、作業がスムーズだったのはここまで。
問題は成形です。
1. 熱すぎて触れない
出来立てのお餅が熱いのなんのって!
冷たい水で手を濡らしても、お餅の熱さに負けそうになりました。
2. 冷めるとくっつく
しかも、お餅が冷めてくると今度はくっつきやすくなるんです。なんとかケースから取り出したものの、手や作業台にペタペタ張り付いて成形が困難でした。
なんとか片栗粉やラップを駆使して形を整えましたが、表面は凸凹に…。
▲全然滑らかじゃないのよ〜 これじゃあ売り物にならん
「お餅の成形も職人技だ」と実感しました。
次回は甘さをプラス!
翌日、少し固まったところで、スライスしてみました。

翌日になっても凸凹はなおらない あたりまえ
黒豆餅を食べてみると、「甘さが足りない」ということに気づきました。

見た目は黒豆餅っぽい
昔食べた黒豆餅はほんのり甘かった記憶があるので、次回は砂糖を少し加えて、より懐かしい味を目指したいと思います。
黒豆餅づくりは簡単でお得!
正直最初は「自分で作るなんて難しそう」と思っていましたが、ホームベーカリーがほとんどの作業をしてくれるので、とても手軽でした。
しかもコストも抑えられます。
今回の材料費はなんと約500円。
・もち米420g:約400円
・黒豆50g:約100円
たった500円で、たっぷりの黒豆餅が完成するのです。
市販のものより断然お得で、何より「手作り」という満足感があります。
多少不格好でも、自分で作ったお餅は格別に美味しいものです(強がりではありませぬ…たぶん)
次回は砂糖をプラスして、もっと美味しい黒豆餅を目指します。
お正月だけでなく、気が向いたときに作れるのもホームベーカリーの魅力ですね。
我が家のホームベーカリーは、パンもお餅も甘酒も作れるパナソニックのものです。
次回はこのレシピを参考に作ってみたいです。
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