キャベツの苗を植えて2日後。
ふと様子を見に行くと――なんと、葉っぱに小さな穴が空いてるじゃありませんか!
えっ、虫食い?いやいや、ありえません!絶対に。
完璧な虫対策、したんだけどなぁ…
だって、植え付けのときには土をしっかり掘り返して、怪しげな幼虫は即・捕殺!
さらに頼れる「ダイアジノン」を土に混ぜて、土中の虫もシャットアウト。
植えた後はすぐに、不織布トンネルでガード。
裾もしっかり土に埋めて、ナメクジだって入れない。

キャベツは完全ガードなのだ
しかも秋田の春はまだ寒めで、虫たちの活動もスロー気味。
これだけやっておいて、虫にやられるはずがない――と思ってました。
それなのに…穴がじわじわ増えてくる
次の日も、さらにその次の日も、葉っぱの穴が増えてる……!?

少しずつ葉っぱのカタチがギザギザになっていく
「気のせいだよね?」「最初からこういう形の葉っぱなんだよね?」なんて思いたいけれど、いや、これは虫の仕業にちがいない。
こんなに対策したのに!?なぜ?
そしてついに、現行犯を発見!!
定植から5日目。ついに現場で犯人を目撃。
それは……
キャベツの葉とほぼ同じ緑色に擬態していた、青虫でした!

どこにいるかわかりますか?
お見事なカモフラージュ。だけど、バレてますから!
↓
↓
↓
↓
↓

見つけて良かった!
もちろん、その場で即・捕殺の刑に処す。
犯人は…最初から一緒にいた!?
冷静に考えて、侵入経路はひとつしかありません。
苗の段階で、すでに卵か幼虫がついていた――これです。
4軒ハシゴしてようやく見つけたキャベツ苗。
ホームセンターの屋外売り場で日差しと風雨にさらされて、虫たちの格好のターゲットになっていた可能性、大であります。
なんの根拠もなく「売り物は虫がいない」って信じ込んでいましたが、そんなわけないですよね。
教訓:苗の購入時も“葉裏チェック”を忘れずに
今後の対策、決めました。
・苗は早めに購入して、自宅のビニール温室で育苗しよう
・葉の裏、株元、しっかりチェックしよう
・安心のためにも、植える前に目視点検!
せっかく育てるなら、最初からきれいな状態をキープしたいですよね。
そして、野菜づくりって、土と太陽と水だけじゃないんですよね。
小さな虫との知恵比べ。
ときに推理ゲーム。
ときに格闘。
そして、それらを制した時の達成感たるや!
だから家庭菜園はやめられないのです。



コメント