キュウリの行灯を、ようやく外しました。
ここ数日は強風が吹いたり、ゲリラ雷雨になったり、気温が20℃に届かない日があったりと、不安定な天気ばかり。
外すタイミングを迷いながら、毎日空と天気予報を眺めていました。
そしてようやく、「もう大丈夫」と判断して行灯を外すことに。
すると、それまで筒の中で守られていた苗が、一気に表情を変えました。
行灯を外すと、キュウリの世界が広がる

キュウリの行灯をやっと外した 風に吹かれて伸び伸び
風に揺れる葉。
勢いよく伸び始めた脇芽。
次々と咲く黄色い花。
そして、まだ小さなキュウリの実。
毎年見ている光景なのに、「ここから夏が始まる」と感じる好きな瞬間です。
行灯の中では一本の苗に見えていたキュウリも、外してみると驚くほど情報量が多いもの。
だからこそ、この時期の最初の整枝が大切になります。
つるの向きを決め、余分な芽を整理しておくと、その後の管理がぐっと楽になります。
1株から100本。今年も目標は変わりません

下の方の伸びた子づるは、すべて取ります
わが家では毎年、1株から100本ほど収穫することを目標にしています。
整枝や誘引、風対策、肥料管理。その積み重ねが収穫量につながります。
もちろん、最初からうまく育てられたわけではありません。
失敗を繰り返すうちに、「行灯でしっかり育てた苗は、その後も勢いよく育つ」と感じるようになり、今年は例年より少し長めに行灯を残しました。

咲いている花も取ります
気温が高い日は蒸れを防ぐため、下側を開けて風通しも確保しています。
行灯を外したら、最初の整枝

実もついているけれど、容赦なく取ります
株元から5〜6節までは、子づるも孫づるも雌花もすべて取り除きます。
ここで実をつけると株が疲れやすくなるためです。
6〜10節は「葉1枚+実1本」を目安に摘芯し、11節以上は「葉2枚+実2本」を基本に育てています。
主枝は目の高さになる25〜30節あたりで摘心。
古い葉や重なった葉を適度に取り除いて風通しを良くすると、その後の管理もしやすくなります。
「うどんこ病に強い苗」でも安心はできない

整枝後 スッキリ整う
毎年、「うどんこ病に強い」と表示された苗を選んでいます。
それでも夏の終わりになると、葉には白い粉のような症状が現れます。
「強い」と書いてあっても、「ならない」という意味ではありません。
風通しや株の疲れ、湿度や気温差など、さまざまな条件が重なれば発生してしまいます。
だから私が目指しているのは、病気をなくすことではなく、できるだけ発生を遅らせること。
毎年試行錯誤の連続です。
今年こそ、最後まできれいに育てたい
……と、この時期はいつも教科書どおりに整枝しているのですが、つるが勢いよく伸び始める頃には、どれが子づるでどれが孫づるなのかわからなくなり、最後は「もういいか」と放置気味。
これが毎年のパターンです。
それでも、行灯を外した日の苗を見ると、今年こそは最後まで丁寧に育てようという気持ちになります。

今年もキュウリは2株育てます
小さな実が次々と大きくなり、朝の畑でキュウリを収穫する日々が始まるのも、もうすぐ。
行灯を卒業した苗と一緒に、今年の夏もじっくり家庭菜園を楽しもうと思います。



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