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家庭菜園初心者の失敗 きゅうりは最初からネットを張るとダメだった

きゅうりの苗を植えたのが5月初め。
なんせ私にとっては初めての家庭菜園だったので、いろいろ調べた上でできることはやってみようという意気込みで始めました。

水を撒いて肥料もやって、成長を見守ってきましたが、10日めにして4本植えた苗のうち1本がダメになってしまいました。

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きゅうりの苗を植える

家庭菜園といえばきゅうり。
たいていどこのお宅でも植えているので、きっと初心者でも育てやすいと思い、さっそくホームセンターできゅうりの苗を買ってきました。
きゅうりの苗といってもいくつか種類があり、どれが良いのかわからなかったのですが、べと病やうどんこ病に強い耐性がある品種で、長期間の栽培が可能だという「夏すずみ」という品種の苗を買ってみました。

この夏すずみ、果実はつやつやした濃い緑で、歯切れのよい果肉だそうですが、ふだんスーパーで買うきゅうりの品種なんて考えたこともなかったので、自分で育ててみる醍醐味はこういうところにもあるんだと思いました。
歯切れのよい果肉。逆に歯切れの悪いきゅうりなんてあるのか?なんてことも想像しながら、一人土を掘る私。

きゅうりの根は浅く広く張るので、土も30cmは掘って耕し、ふわふわの畝を作りました。
どうだ、最高の居心地でしょ・・・と、きゅうりに水を撒きながら話しかける私。
子どもたちがみんな家を出たからといって、ついには植物にまで声をかけるようになったとはね・・・。

マイガーデンベジフルというバランスのとれた配合肥料も撒いて、準備万端です。
一度にたくさん肥料を与えすぎると根やけを起こして逆に生育が悪くなるので、少しずつ何度もこまめに与えるってところがポイント。

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きゅうりネットを張る

きゅうりの苗を植えてから3日後、風にあおられるきゅうりたちが今にも折れそうだったので、ネットを張りました。
ホームセンターでは「きゅうりネット」という名のついたネットまでもが売られていて、そうかー、みんなこういうのを利用しているんだなということがわかりました。

きゅうりはこれまでも夫が畑に植えていました。
木の棒をきゅうりのそばに刺して、つるを絡ませていたので、きゅうりが大きくなるにつれて、雑然と混み合い窮屈そうな印象でした。
なんだ、きゅうりネットを張っておけば、きゅうりのつるがのびのびと絡まって美しく成長していくんじゃないの?と、きゅうりネットに期待が高まります。

4つ植えたきゅうりの苗の両端に支柱を立て、そこにきゅうりネットをピンと張りました。
これでツルが伸びてきても、勝手にネットに絡まっていくにちがいない。

 

1週間後、双葉は枯れ、本葉がイイ感じに成長してきました。
がんばれ!夏すずみ!
と、さっそく覚えたてのきゅうりの品種名で呼びかける。

きゅうりが枯れる

ゴールデンウィーク前半はとても温かく気温も20度を超えていたのですが、その後気温が低い日が続き強風も吹き荒れる悪天候の日もありました。

そしてきゅうりを植えて10日めの朝。

ガーン!ショック。
4つの夏すずみのうちのひとつが見るも無残な形に。

きゅうりネットの支柱が強風であおられて傾き、それにネットがひっぱられ、ネットに絡まっていたきゅうりの茎が折れてしまったのです。

きゅうり育て初心者の反省点

きゅうりがまだつるも伸びていない小さいうちは、きゅうりネットを張るよりも、割り箸などを利用して小さい支柱で支えたほうが良い。
もしもきゅうりネットを張る場合も、支柱は相当深く地面に打ち込んでおくこと。

農家のみなさんから見たら、そんな当たり前のこと!と、ちゃんちゃらおかしいと思いますが、60の手習いにて温かい目でみてくださいませ。

ちなみに60の手習いとは、人間いくつになっても学ぶ意欲は忘れるな、学ぶことに年齢は関係ない、何かを始めるのに遅すぎるということはない、ということわざ。
人生100年時代と言われる昨今、100の手習いという言葉が当たり前の世の中になるのかもしれませんね。

残った3つの夏すずみきゅうりたち。
果たして今年は、歯ごたえのよいシャキシャキのきゅうりが食べられるかしら。

 

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