昨年は、庭にハーブを植えてみました。
その中で私が最も気に入ったのがレモンバーム。
耐寒性は強いとはいえ、地植えのレモンバームが雪国秋田でも越冬できるのか心配しましたが、春になり新芽が出てきたのをみてうれしくなりました。
レモンバームを育てる
昨年、畑の一角にミニハーブ園を作り、いくつかのハーブを地植えにしました。
スペアミント、ローマンカモミール、イタリアンパセリ、そしてレモンバーム。
ハーブ初心者ですが、お店で直観的に選んで買ったきたものです。
もともと柑橘系の香りが大好きなので、レモンに似た香りのするレモンバームは一番のお気に入りとなりました。
見た目も、少し厚みのあるような柔らかい葉っぱの感じが、とってもかわいいです。
レモンバームは害虫にやられることもなく、すくすくと育ち、夏が来る頃には大きく成長しました。
しかし、悲しいかな。
耐寒性に強いレモンバームも、さすがに11月に入ると葉っぱも色褪せてきて、虫食い跡も目立つようになりました。
また来年もレモンバームの苗を買ってきて絶対植えよう!
そう心に誓って、レモンバームを撤去しようと思ったのですが、待て、待て。
レモンバームは、簡単に冬越しができるというではありませんか。
ならば雪国秋田ではどうなのよ?
ということで、地上部に出ている葉っぱや茎はすべてカットしたものの、根っこの部分はそのまま残すことにしました。
レモンバームの越冬
それにしても、今年の冬は大雪でした。
近年にないくらいの雪が積もりました。
畑にも1m以上の雪が積もり、どこに何があるかわからない状態となりました。
2年前はまったく雪の積もらない冬で、2月にキャベツも収穫できたというのに、この両極端な違いはなんなの!?
このままじゃ4月になっても雪が残ってるんじゃないの?
と、心配しましたが、3月に入ると急速に雪解けが進み、少しずつ地面も見えてきました。
そして4月。
ミニハーブ園にも、ようやく春がきました。
しかし、レモンバームはすっかり枯れた枝だけの姿になっていました。
あーあ。
やっぱり越冬できなかったかぁ。
さすがにあの雪の重みじゃ、無理だったよなぁ・・・。
と思っていたら・・・。
おやおや?
あれあれ?
ヤサグレかけた葉っぱが出ているではないですか。
そして桜の花が満開となる頃、レモンバームの新しい葉っぱが土の中から顔を出しました。
もぉ~!
なんてかわいい姿なのっ!?
枝の先のヤサグレていた葉っぱも、フレッシュな新人のような姿を取り戻しました。
雪国でもレモンバームは越冬できるのですね。
これは、地面が雪に覆われたことで、案外土の中は氷点下にならずに温かかったんじゃないかなぁ?
逆に地面が露出したままだと、土の浅いところは凍ってしまって、レモンバームもダメになっていたのかもしれないなぁ・・・なんてことを思いました。
なにはともあれ、レモンバームは育てやすいハーブで香りも良いのでおすすめです。
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