先日、マリーゴールドの種を140粒、育苗箱にばら撒きしました。
「ばら撒き」と言いながら、実は一粒一粒、ていねいに数えて並べたんです。
なぜって、今年も自家採種したマリーゴールドの発芽率にこだわりたかったからなのです。
育苗箱の環境
育苗箱は、屋外のビニール温室の中へ入れました。

簡易ビニール温室だけどなかなかの保温性
晴れた日は30℃近くまで気温が上がり、雨の日でも15℃以上をキープ。
表面の土が乾いたら、ジョウロでやさしく水やり。
気温も水分も、なかなか良い育成環境が整っていたと思います。
4日目に発芽!ぽつぽつ続く芽の誕生
そして、種まきから4日目。
ついに、最初の発芽を確認しました!

それからも少しずつ発芽が続き、2週間がたつ頃には、約70個の芽が元気に顔を出してくれました。

見てくださいー!まんべんなく発芽してるー!
もう、すばらしすぎて、叫びたくなるほどです。
発芽率50%は快挙!
これ、私にとっては大きな進歩なんです。
というのも、初めて自家採種したときの発芽率は、まさかの3%…。
「やっぱりタキイさんやサカタさんには敵わないな」と半ばあきらめていたのですが、昨年に続き今回もなんと発芽率約50%!
ちなみにタキイさんち(←友達か)は発芽率70%だそうなので、まだまだ勝てませんが…。
それでも3%だったあの頃と比べたら、ようやく同じ土俵に立てた気がします。
“指利き”になれたかも?
昨年の秋、種を選別する際、「これはいい種だ」と感じた指先の感触を頼りにしたのですが…
どうやら、その判断は正しかったと確信しました。
マリーゴールドの発芽率を上げる方法は、ズバリ良い種を選ぶこと!
これに尽きます。

もしかして私、“マリーゴールドの目利き”…いや、“指利き”になれたのかもしれません。
ビニール温室もリニューアル!
嬉しさのあまり、破れかけていたビニール温室のカバーも思い切って新調しました。

カバーだけでも買えるのはネットのおかげ
このあとは、本葉が出てきた苗を1〜2本ずつ選び、肥料入りの培養土を入れたポリポットに移して、さらに育てていく予定です。

いくつか奇形の双葉もあるけれど、発芽することに意義あり
春はやっぱり、土に触れるだけで元気が出てきますね。
今年もガーデニングが楽しく、そして忙しくなりそうです。
コメント
3→50%発芽率すごい!
そらはなさん、自家採取成功おめでとうございます。
4月忙しい時期に、家仕事とブログを両立してるのもスゴイです。
そらはなさんのパワーと優しさを、植物も感じ取ってるのだと思います。
私も4/6あたたかいコメント返し嬉しかったです♪
昨春ホムセンで「パンジーは1年限りなので、宿根草が希望」と女性の恐らくパートさんに話しかけたら「我家はパンジーは直植で毎年こぼれ種から出て咲いている」と言うではないですか(驚)。
コーフンした私の声が大きかったらしく、その場に「ホントに~?」と買物中の妙齢女性3-5人が集まってきて一騒動?でした(婦人パワーすご 笑)。
通説やマニュアルに拘らず、やってみた人の実体験は学ぶことばかりです。
私は北海道住み。本州基準の園芸情報は参考程度にしてます。
それより、雪国で女性(男性は力仕事的側面、こだわり度が合わないことが多い)が自宅で育てる情報が一番ためになります。
肩の力を抜いた癒される発信が好きです。
そらはなさんの植物関係(それも全ては読んでなくてゴメンナサイですが・・)の記事は毎回楽しみです。たまに収穫後の料理記事もあって、自分もやってみたいな~とモチュベーションになってます。
ウチの粘土質砂利だらけの荒地は、そりゃお金かければ即解決ですがチョットそれは無理なので、気長にユルっと挫折せず・・そらはなさんと伴走してる心持ちで関節を壊さぬようやっていきたいです。
またコメントしますね(@^^)/~~~
サリーさんへ
な、な、なんですとっ?!
パンジーがこぼれ種で毎年咲く!!?
私もその場にいたら、めっちゃコーフンして、質問攻めにしていたと思います(笑)
おっしゃる通り、よくある園芸情報って、暖かい地方が基準なので、あまり当てはまらないことが多いですよね。
うちも、耕せば石ころがゴロゴロ出てきて嫌になりますが、なにかしらやることがあるっていうのは、幸せなことかもしれませんね。
私も、今後もゆるっと楽しくやっていきたいです。