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裁縫の苦手な私がマスクを手作りしてみてわかったこと

最初に断っておきますが、私は裁縫という類のものはやりません。
理由は、好きではないからです。
ボタンをつけるとか、ほつれたところをちょっと縫う、程度ならやりますが、そういう作業は本当に苦手です。

そんな私が、時代の流れにのってマスクを手作りしてみました。
もちろんミシンなんてものはありませんから、チクチク手縫いです。

初心者がマスクを作ってみてわかったことがあります。

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マスクを手縫いで作ってみた

家にあるフェイスタオルを使ってマスクを作ろうと思いました。

このラブリーなオカメインコのタオルは、ガーゼ生地とパイル生地が二重になっています。
なので、裏地をつけなくても、これ1枚で作れるんじゃない?という安易な発想です。

作りたいマスクは立体マスク。
プリーツ式のマスクは、ヒダの部分を手縫いするには厚みがあって大変そうだと思ったから。

ところがフェイスタオル1枚では、口元にマスクの縫い目が直接あたることになり、着け心地はよくないんじゃないかしら?ということに気づきました。

そこで、二重になったフェイスタオルのくっつけている箇所をわざわざ剥がし、ガーゼ生地とパイル生地に分解し、あらためて2枚重ねの立体マスクを作りました。
これなら縫い目を内側にひっくり返すので、口元にもあたりません。

作品No.1 オカメインコ二重立体マスク

こちらのマスク。
なんともかわいらしいオカメインコ柄。
表はガーゼのやさしい風合い。

裏側はパイル生地なので、着け心地もとても良いです。

ガーゼとパイルの二重マスクは、ほどよい厚さで息苦しさもありません。

しかし、最大の欠点は、手縫いしている間にどんどんガーゼ生地がのびてしまい、完成品が既定のものより一回り大きくなってしまったこと。
装着してみると、ユルユルガバガバでずりさがってきてしまいます。

作品No.2 オカメインコ立体三重マスク

フェイスタオルの二重生地はそのまま使用し、口元にあたる部分には別のガーゼを使いました。

ひゃあっ!
やっぱり何度見てもオカメインコがラブリーです。

裏側には1枚のガーゼを使っています。

マスクとしては、ガーゼ+パイル生地+ガーゼの三重マスクになるので、ちょっと厚手。
冬向きですねぇ。夏は暑くてつけていられないかも。

裏側に使ったガーゼは、3人の子どもたちが赤ちゃんだったころ、沐浴時に使っていた大判ガーゼタオルです。(実家の箪笥に眠っていた)
ガーゼが三重に重なったタオルで、とても丈夫で使い心地も抜群でした。まさか今になって、こんな風にリメイクできるなんて感無量です。
塩素漂白剤につけてから洗濯して利用しました。

 

作品No.3 文鳥三重立体マスク

オカメインコ柄のマスクが厚手だったので、文鳥柄の手ぬぐいを使ってマスクを作りました。

文鳥がかわいい手ぬぐいは綿100%。

綿1枚では薄いので、裏になるガーゼは2枚にしました。
これで、綿+ガーゼ2枚の三重マスクです。

これが厚さとしてはちょうどよく、着け心地も抜群で、今の季節には良い感じ。

しかし。
ふだん洋裁なんてしない私ですから、出来上がりも何も考えずに布を裁断したら、マスクの真ん中に赤い丸。
これがマスクをつけると、赤鼻のように見えてしまって、ちょっと笑える。

逆にチャーミングか?

いやいや、やっぱり変だよねぇ。

作品No.4&No.5 文鳥三重立体マスク

今度は、文鳥柄をよくみながら布を裁断してマスクを作りました。
作品N0.3と同じく、綿と二枚重ねのガーゼ生地を使っています。

さすがにマスクも4枚目となると、裁断も縫い方も慣れてきて、効率がよくなりました。

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立体マスクを手作りするために必要なもの

ふだん裁縫なんぞとは縁がない私ですが、裁縫箱はもっています。
針と糸、マチ針しか入っていませんが、それでもマスクは手作りできます。

【立体マスクを作るために最低限必要なもの】
▪針
▪糸
▪ハサミ
▪アイロン

立体マスクを作るための型紙は、近所のお店からいただいてきた型紙ですが、ネット上にも原寸大の型紙はたくさん出ていますから、それらを使えば問題なく立体マスクを作ることができます。

 

ミシンももっていないけれど、針と糸さえあれば縫えます。
型紙を布に書き写すチャコペンも持っていません。
でも、鉛筆があれば大丈夫です。
どうせ裏側になって見えませんからね。

そして手縫いのマスクをきれいに仕上げるためには、アイロンは必須です。
アイロンをきちんと丁寧にかけることで、完成度は全然ちがってきます。

 

そして、慣れない人間が慣れないことをやると、こんなにとっ散らかった状態になります。

それでも、マスクは出来上がります。
ちなみに、マスク1枚が完成するまでにかかった時間は、90分。
でも、一番最初に作ったマスクは3時間くらいかかりました。

マスクを作ろうと思ったきっかけ

それは娘からの一通のLINEでした。

「マスクが底をつきそうだから自分で作った!」
という文章とともに手作りマスクの写真が届きました。

持っていた綿のハンカチを使い、これまで使っていた使い捨てマスクの紐を利用して、手縫いしたというではありませんか。

大学はオンライン授業が始まっていますが、通っていた自動車教習所も休校となり、結婚式場でのバイトもなくなり、ほとんど自宅で過ごしていますから、時間は有り余っているでしょう。

LINEの写真に写っていた生成りのマスクは、シンプルすぎて味気なくて、それを見ていたら娘のためにインコ柄のマスクを作ってやろうという気持ちが沸き起こってきました。

 

娘のために作ったマスクは全部で5枚。
これくらいあれば、洗い替え用も十分です。

だがしかし。
マスクの紐がありません。

私の職場ではマスクが支給されるのですが、その紐をとっておいて使おうと思っていました。
しかし、伸びてゆるすぎて使い物になりませんでした。

マスクの紐をネットで注文したけれど、早く届くといいなぁ。

まとめ

裁縫が苦手でも、ミシンはなくても、立体マスクは作ることができます。

家にある布地を使えば、リサイクルにもなって良いですよね。
個人的な好みとしては、綿+ガーゼ2枚の三重マスクがちょうど良い。

マスク1枚作るのにかかる時間は、慣れると90分。
もっと数をこなせば1時間で作成可能か?

ただし私は、5枚作製でギブアップいたします。
慣れないことをすると、肩凝るよねぇ・・・。

 

コメント

  1. さくらゆ より:

    手縫いのマスク!出来上がりのフォルムがやわらかくて、何だかほっこりします。
    大学進学で県外に行くはずだった娘が、早い時期に前期の対面講義中止が決定し、新生活をスタートできないまま、まだここに残っています。時間とエネルギーを持て余して、娘も大の苦手だった裁縫を始めました。マスクから始まり、今は犬の服作り。楽しそうな娘に触発された主人は、歴史検定を受けてみようかな~と勉強を始めました。

    行きたいところに行けない、会いたい人に会えない。それがこんなに辛いことだなんて。

    感染の多い地域に住んでいる息子は帰省せず、オンライン講義の合間に料理を頑張っている様子。LINEでブリ大根や唐揚げを見せてくれました。日頃は絶対にしてくれないビデオ通話で。今ほどスマホのありがたさを感じたことはありません。
    こんな時だからこそ、小さな幸せに感謝しつつ、知恵をしぼって機嫌よく過ごしていけますように。

    そらはなさんのブログを読んで、いつも元気をもらってます♪

    • そらはな より:

      さくらゆさんへ♪
      今年、新生活をスタートした方たちは本当に大変だと思います。
      慣れない環境な上に、自粛生活。
      不安もいっぱいでしょうけど、みんな同じ状況ですからできることをやるしかないですもんね。
      娘さん、ワンちゃんの服まで手作りしてるんですね!(^^)!
      コロナのことがなければやっていなかったことでしょうから、これはこれで楽しんだもん勝ちでしょう。
      息子さんは料理をするんですねー。すごいですね。
      そうそう、自粛生活といっても今はスマホで世界中と繋がれる時代ですから、ありがたいですよね。

  2. 白雪さくら より:

    そらはなさん、おひさしぶりですの、白雪です。
    って、おひさしぶり過ぎて、覚えておられないかも(;^_^A
    コメントはしてなくても、そらはなさんのブログ、ずっと拝読してました。
    ソラちゃん、安らかに…!

    こちらは桜が満開ですが、公園閉鎖中で、お花見どころかお散歩も通り抜けもできません。
    悲しいですね。ずっと冬が続いているみたい。

    私も、マスク作り始めました!
    手を動かしていると気がまぎれるし、ひとつひとつ作業して出来上がっていくので達成感もありますよね。
    マスクの紐ですが、細めの毛糸で代用できますよ!
    色もいろいろあるので、マスクの柄や使う人に合わせて色を変えたりできて、楽しみも広がります!(^^)!
    あるいは、タイツやストッキングを輪切りにして、引っ張って伸ばすと、伸び縮みするゴムのようになります。
    皆さんいろいろ工夫されてますよね、
    最悪の状況でも楽しみを見つけた者勝ちですね。

    マスクしてると無意識に口角下がっちゃうので、時々意識して口角上げてにっこりするといいそうです。
    ほうれい線対策にもなるし、
    何より、笑顔は免疫力を上げる!
    作り笑いであっても笑顔は笑顔、にっこりするとそれにつられて気分も上がるし、
    免疫も上がるそうです。

    小鳥さんのマスク、可愛らしいです♡
    今年のGWは帰省もできず、淋しく不安でしょうが、娘さんも喜ばれますね。
    そらはなさんもご心配でしょうが、
    それぞれができることをして、あとはみんな元気で過ごすだけですよね(^_-)-☆

    • そらはな より:

      白雪さくらさんへ♪
      もちろんよーく覚えていますよ~(#^^#)
      実は今年は、弘前公園の夜桜を観にいく計画を立てていました。
      日中は何度か訪れたことがあるのですが、夜桜は行ったことがなかったのですよね。
      残念ながら今年はかないませんでした。
      でも、桜は逃げませんからいつか必ず夜桜を観にいきたいです。
      裁縫、苦手ですが、マスクを作っている間は集中できて楽しかったです。
      紐もいろんなものを代用できるんですね。
      人間の知恵とアイディアはすばらしいです。
      コロナがなければ、マスクなんて手作りすることもなかったですから、これで自分の経験値がまた一つ上がりました!(^^)!
      なんでもポジティブに考えて楽しく過ごしたいですね(#^^#)