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明治神宮に行ったら観たかったもの 買いたかったもの

なぜに今まで一度も明治神宮を訪ねなかったのかが悔やまれたくらい、明治神宮は居心地がよくて快適な場所でした。
都会のオアシスとはよく言ったもので、大都心の真ん中にありながら、大きな森に囲まれた空間は、まさに東京の憩いの場です。
歴史にふれ、自然に憩う明治神宮の杜で、ぜひとも観たいもの、買いたいものがありました。

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明治神宮の歴史

明治神宮と言う名前はよく知っていても、その歴史なんて今まで考えたこともありませんでした。
その場所を訪ねるということは、改めてその歴史を学ぶよい機会でもありますね。

 

明治神宮大鳥居

 

明治神宮は、明治天皇・明憲皇太后をおまつりする神社。
明治天皇がおかくれになった2年後に、明憲皇太后がおかくれになり、お二人のご神霊をおまつりし、永遠に追慕し、敬仰したいという日本国民の熱い気持ちがひとつになり、明治神宮は創建されました。

造営には、全国から1万人以上の人々が自発的に労力奉仕し、約10万本が献木されたといいます。
それが長い年月をかけて、現在の明治神宮の杜を作ったかと思えば、なんと感慨深いことでしょう。

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明治神宮へのアクセス

明治神宮の杜の総面積は約70万㎡(東京ドーム約15個分)。
広大な敷地なので、入り口も南参道、北参道、西参道と、3箇所あります。

 

【明治神宮へのアクセス】
■原宿口<南口>
JR山手線「原宿」駅
東京メトロ千代田線・ 副都心線「明治神宮前<原宿>」駅
■代々木口<北口>
JR山手線「代々木」駅
都営地下鉄大江戸線「代々木」駅
東京メトロ副都心線「北参道」駅
■参宮橋口<西口>
小田急線「参宮橋」駅

今回私が通ったルートは原宿口の南参道から。
駅を降りてすぐ目の前に鳥居が立っているのですが、その鳥居をはるかに超える椎・樫などの照葉樹が生い茂っているのに驚きました。
ここ、本当に渋谷なの?原宿駅前なの?

明治神宮南参道

 

明治神宮で観たかったもの

明治神宮に行ったらぜひとも観たいものがありました。

1.日本一の大鳥居

日本一の大鳥居

明治神宮南参道から入って、本殿へ通じるところに日本一の大鳥居があります。
高さ12m、柱間9.1m、柱の直径1.2m、笠木の長さ17m。
「十六葉八重表菊」の紋章がまばゆいです。

参道は細かい砂利道なのですが、この日は散水車が出動していました。
東京の冬は乾燥しているので、こうやって水を撒いているのでしょうね。

2.桝形(ますがた)

大鳥居をくぐり本殿に向かう道は、途中直角に曲がっています。

88度の曲がり角

実はこの角度は直角ではなくて、88度になっています。
8が2つ並びで末広がりの縁起の良い曲がり角です。
実際には、88度か90度かなんてわかりませんけど、こういうのも知っていて角を曲がると気持ち的に浮かれます。

3.夫婦楠(めおとくす)

本殿左横にあるご神木は夫婦楠と呼ばれます。

夫婦楠

本殿の鳥居をくぐると真っ先に目が行くのが、この大きなご神木。
なんて形よく整えられた枝ぶりでしょう。
最初は、これが1本の大木かと思いました。

 

しかし、2本の楠が並んで立っているんんですね。
そして枝葉が重なり合って、ひとつの大きな丸い形となっているんです。

2本の楠の木の間から拝殿へ向かう一直線上には、良縁のエネルギーが流れているんだとか。
私、人との関りは人生において大きな影響を及ぼすと信じていますから、縁結び祈願はとても大切です。

大正9年に植栽された楠の木は、一度戦火にのまれたそうですが、それでも今もなお生き残っている姿は、生命のエネルギーを感じます。

 

4.清正井(きよまさのいど)

加藤清正が掘ったと伝えられる清正井は、明治神宮御苑の中にあります。
入り口は、南参道側の東門と正参道側の北門があるのですが、私が訪ねた時は北門しか開いていませんでした。
御苑の中に入るには、入園料500円がかかります。

清正井

この井戸の周辺は、江戸初期には加藤家の庭園だったことから、加藤清正が掘ったと言い伝えられています。
コンコンと湧き出る清水は、とても澄んでいて美しい。

この清正井は、有名なパワースポットとして知られ、強い浄化作用があるそうですが、午前中に行くのがおススメなんだとか。
私が行った日は平日の午前10時半頃でしたが、清正井の前に並んでいたのは20名ほどで、10分ほどの待ち時間でした。

 

隔雲亭

御苑入り口から清正井までは、歩いて10分程度。
途中、明憲皇太后のために明治天皇がたてたという隔雲亭(かくうんてい)や、明治天皇が釣りを楽しまれた御釣台、花菖蒲田などを眺めながらの散策となるので、清正井にたどりつくまでは15分~20分はかかるかもしれません。

5.隠れハート

明治神宮は、境内の至るところにハート型の隠れアイテムが点在しています。

恋愛成就でも有名な神社ですから、こういうアイテムを見つけるのは、楽しいですね。
ディズニーランドでいう隠れミッキー的な感じですね。

しかーし、私。
このハートの隠れアイテムのことをすーっかり忘れていて、ひとつもハートを見ませんでした。
恋愛に縁遠いので、これはしかたがありませんな。

 

6.亀石

新たなパワースポットとして注目されているのが、亀石。
北池の前に大きな石がり、見る角度によっては亀にも見えるそうで、長寿や幸運のパワーがあるそうですよ。

今回は時間の関係で北池のほうまで行くことができませんでしたので、次に明治神宮を訪ねるときの課題です。
あ・・・。
隠れハートも探さなくては・・・・。

明治神宮で買いたかったもの

明治神宮にきたら、絶対に買おうと思っていたものがありました。

お守り「木霊こだま」

神社ではあまりお守りなど買わないほうなのですが、明治神宮ではどうしても買いたかったもの。
それが「木霊こだま」。

明治神宮の木々を剪定した際の一部の木を使って作られた木製の鈴です。
つまり、木目も音色も木肌もひとつとして同じものがないのですよね。
まさに自分だけの開運グッズ!

木が伸びて杜を作り、さらに成長するために枝を剪定する。
その枝を利用して作られた木霊に、異様に心が惹かれました。

明治神宮の木でつくられた木霊こだまは、音もコロコロと鳴ってとても癒されるんです。

 

漆塗りのこだま

ちなみに、友人が買ったのは漆塗りのこだま。
漆の高貴な感じが重厚感ありますねぇ。

 

この「こだま」は、お守りなどが売られている授与所にありますが、なんと並べられていません。
授与所をのぞいてみて、こだまがなかったのでガッカリしたのですが、試しに聞いてみると「ありますよ」と後ろのほうから出してきてくれました。

白木のこだまは、1,000円。
漆塗りのこだまは、2,000円です。

明治神宮御朱印

明治神宮の御朱印初穂料は500円です。

御朱印受付

御朱印受付には10数名が並んでいました。
ロープで並ぶ場所が区切られていたので、おそらく土日祝日は、もっと大勢の方が並ぶのでしょう。

御朱印帳を渡すと、目の前で御朱印を書いてくださいます。
さらさらといとも簡単に美しい筆を披露してくれます。
芸は身を助くってこういうことを言うのよね。
文字が美しい方がうらやましいです。

美しい文字に惚れ惚れします。

御朱印は、皇紀2679年と記されていました。
西暦でも平成でもなく、皇紀です。

皇紀とは、神武天皇即位の年を元年と定めた紀元であり日本独自のもの。
皇紀元年は西暦紀元前660年にあたります。

こういうところでもひとつ勉強になりました。

明治神宮おみくじ

これまで、おみくじも引くことはほとんどなかったのですが、今年は神社参拝でおみくじを引こうと心に決めました。

さて、明治神宮におみくじはありません。
代わりにあるのが、大御心(おおみごころ)と呼ばれる明治天皇、明憲皇太后が詠んだ和歌。

私が引いたのは、明憲皇太后が詠んだ歌でした。
「心が素直であれば、明るい人生の出発点になりますよ」的な意味です。

ああ、なんて心が洗われるのかしら。
人生の教訓にします。

明治神宮鎮座100周年

明治神宮は、2020年に鎮座100年を迎えます。

 

そのため、現在社殿の屋根の張替え工事をしていたので、参拝も仮拝殿で行いました。
2019年8月には、完成予定です。

これは、また明治神宮に参拝に来てね・・・ということね。
社殿完成後に、また来たいと思います。

 

帰りは、明治神宮南参道前のCAFF杜のテラスにて、サーモンとチーズのサンドイッチとカフェラテをいただきました。

明治神宮が楽しすぎて2時間以上も滞在していましたが、全部を周ることはできず、残念です。

また来るね!

明治神宮!

 

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