畑で収穫した大量のじゃがいもは、段ボールに入れて新聞紙をかぶせ、車庫の冷暗所に保存しています。
我が家の場合は、これで4~5か月は大丈夫です。
しかし、夏に収穫したじゃがいもも、さすがに年が明けて2月も過ぎると、どんどん芽を出してきます。
そんな芽の出たじゃがいもを、さらに長期保存しておいしく食べるにはどうしたらよいのか、いろいろやってみました。
大量のじゃがいもの保存方法
夫が毎年「これでもかっ!」ってくらい、じゃがいもを植えます。
自分の従妹に、自分が育てたじゃがいもを送ってやるという約束を数年前にしてから、大量のじゃがいもの種を畑に植えるようになりました。
昨年は、それまで植えていた場所とは違う場所にじゃがいもを植えたところ、これがもう豊作祭りとなりました。
じゃがいもって、連作障害を起こすんですもんね。
場所を変えて植えたことで、よほど土壌の栄養がよかったのでしょう。
さて、大量のじゃがいもの保存方法ですが、うちでは段ボールに新聞紙を敷き、その中にじゃがいもを入れて、上から新聞紙をかぶせて、車庫の中に保存しています。
じゃがいもは、光が当たることで芽が出やすく緑化しやすいので、なるべく暗い場所で保存すると良いです。
これで年を越せるくらい長持ち保存できますが、さすがに2月も過ぎた頃から、すごい勢いで芽が出てきます。
芽が出ると、栄養が吸い取られていき、じゃがいもはシワシワになってしまうんですよね。
芽の出たじゃがいもをさらに長期保存する
そんな芽の出たじゃがいもも、やはり捨ててしまうには忍びないので、さらに長期保存するための対策をしました。
まずはじゃがいもの芽と皮を厚めに剥きます。
じゃがいもの芽には毒がありますし、緑色になった皮の部分にも毒が含まれているので、要注意。
それをくし型に切ります。
水分をよく拭いてから、ジップロックなどの冷凍保存袋に入れて、冷凍保存します。
冷凍保存したじゃがいもを揚げる
2月に冷凍保存していたじゃがいもを、4月になってから料理しました。
市販のフライドポテトが冷凍で売っているので、それを真似て冷凍したのですよ。
鍋にサラダ油を入れて、冷凍のじゃがいもを投入。
そして火をつけます。
冷凍のものは、いきなり高温の油に入れると破裂したり油が飛び散るので、常温の油の中に入れて、そこから徐々に温度を上げていくと良いです。
5分もすれば、いい感じに揚がってきます。
揚げたてのじゃがいもに、マジックソルトをふって、フライドポテトの出来上がりです。
じゃがいもを切る手間も省けるし、揚げるのも簡単です。
しかし、揚げたてはホクホクでよかったのですが、時間の経過とともに、油が吸収されべちゃっとしてしまいました。
同じように冷凍したじゃがいもに、今度は片栗粉を薄くまぶして油で揚げてみました。
外側はカリッと、中はホクっと仕上がりましたので、そのまま素揚げするよりも、片栗粉などをまぶしたほうが良かったです。
もちろん味は、おいしいじゃがいも。
芽が出てしまったじゃがいもでも、言わなければ誰にもわからないようなおいしい仕上がりでした。
家庭で作るフライドポテト
自分でフライドポテトを作ってから、では、いったいどうするのが一番よかったんだろうと、調べました。
・・・ってか、最初から調べてやれよ、って話ですが。
今までじゃがいもでフライドポテトを作るときは、くし型に切ったじゃがいもをレンジでチンして、すぐに油で揚げていたのですが、いったん冷凍させるほうが、さらにカリッとおいしく仕上がるってことですね。
コメント
一度冷凍すると、美味しいフライドポテトになるんですねー
勉強になります!
うちの子は、ポテトガレットが大好きで、1人でジャガイモ2個分は一度にペロリです。
大量消費したい時によく作ってます。
mrsPさんへ♪
そうなんですよ。
私も知りませんでした。
冷凍することで、水分が抜けておいしく揚がるんですね。
今年は、じゃがいもの芽が出る前に、早めに冷凍保存しようと思います。
ポテトガレットもおいしいですよねー。私も大好きです。