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初夏の秋田に雪が咲く【美郷町ラベンダー園】の白いラベンダーは必見 

ラベンダーと言えば紫色。
紫色の花と言えばラベンダー。
でも、白いラベンダーって見たことありますか?
秋田県美郷町のラベンダー園には、雪のような白いラベンダーが咲いています。

山の麓に広がる紫色と白い色のラベンダーの景色は、想像以上に美しいものです。

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美郷町ラベンダーまつり

秋田県美郷町ラベンダー園では、毎年6月中旬~7月中旬までラベンダーまつりが開催されています。
約2haの畑に、およそ2万株のラベンダー。
緑の山の麓に広がるラベンダー畑は、初夏の風物詩として定着しつつあります。


2018年今年のラベンダーまつりは、6月16日(土)~7月16日(月)まで。
入園無料です。

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美郷雪華(みさとせっか)は白色のラベンダー

白いラベンダーというものがあることを、初めて知りました。
だってラベンダーといったら紫色の代名詞でしょ?
それが白のラベンダーだなんて。

美郷雪華と名付けられた白いラベンダーは、園内にある青紫色の「サキガケ」という品種の一部が突然変異したもの。
この白いラベンダーを育て、増やし続け、2013年には「美郷雪華」として品種登録されました。

もうね、何がいいかってそのネーミング。
美郷の雪の華と書いて「美郷雪華」だなんて、初夏のラベンダー園に雪が降るのを想像させてくれて、なんてロマンチックなのかしら!と思ってしまいます。

 

美郷雪華は、真っ白というよりは、中心部がうっすらピンク色なんですね。
それがまたかわいいじゃないですか。

 

紫色のラベンダーの中に突如、白いラベンダーが咲くなんて、とってもステキ。

紫色のラベンダーの種類もたくさんあります

もちろんラベンダー園には、紫色のラベンダーも植えられています。

6月最終日のこの日は、早咲きの「サキガケ」が5部咲きとなっていました。
紫色と白色のコントラストが美しいですね。

さて、美郷町のラベンダー園に咲くラベンダーの品種は数種類あります。

 

<濃紫早咲>

濃紫早咲(のうしはやざき)というラベンダーは、紫色が濃いのが特徴。
花穂は短めですが、ドライフラワーにしても美しい紫色を保ちます。

 

 

<サキガケ>

サキガケは、濃紫早咲よりもさらに早く開花します。
やや淡い紫色。

やっぱりサキガケの花はほぼ開いていました。

 

<スーパーセビリアンブルー>

スーパーセビリアンブルーは、高温多湿の気候に合う品種。冬の寒さにも耐えられます。
この品種が一番育てやすいのかもしれません。

 

ラバンディンという品種もあります。
我が家にあるラベンダーは、この種類なのかなぁ?と思いました。

他に、ナナ成沢、オカムラサキという品種もありましたよ。

ラベンダー摘み取り体験

ラベンダーを摘み取って持ち帰ることもできます。
300円を払って受付で申し込むと、ハサミと容器が渡され、ラベンダーの摘み取り方を教えてくれます。

摘み取りできる品種は5種類ありましたが、オカムラサキとスーパーセリビアンブルーは、摘み取るにはまだ早く固いツボミでした。

 

ラベンダーは、直径3cmほどのプラスチックの円柱に詰め放題。
摘み取るラベンダーは、花が開いていないもの。
ドライフラワーにした時、花が咲いているものだとポロポロと落ちてきちゃうんですよね。

私が摘み取ったラベンダーは、濃紫早咲とサキガケとナナ成沢とオカムラサキの4種類。
20分ほど刈り取って、もっと詰めようと思えば詰められたのですが、飽きてきたので終了(笑)。

我が家にもラベンダーはあるのですが、これは旅の思い出として我が家に飾りたい。

ラベンダーまつりで昼食を

天気予報は雨だったのですが、雲がどんどん流れていき、晴れ間も見えてきました。
朝方まで雨が降っていたこともあり、気温上昇に加え湿度も上昇。

暑いのでラベンダーアイスを食べました。
お値段200円。
観光地のアイスって300円はするのに、良心的だよねぇ。
味はミルクをベースとしたものに、ほんのりラベンダーの香り。
おいしかったです。

 

そして「美郷たぬ中」。(400円)
「美郷たぬき中華」の略で、美郷六郷町の名物なんだとか。

お蕎麦の出汁に中華麺と天かす。
なのであっさりスッキリしたラーメンですが、天かすでコクが出る・・・という感じかな?

他にも屋台が出ていて、イカ焼きや焼きそば、焼きトウモロコシや味噌きりたんぽなどが売っていました。

展望台からの眺め

ラベンダー園には展望台もあって、上からラベンダーを眺めることもできます。

こんな感じ。
ちょっと遠くないですかねー?
展望台、もうちょっと近くに設置してくれたらよいのに。

 

しかし、手前の芝生には美郷雪華の白いラベンダーが植えられているので、今後もっと増やしていく予定なんでしょう。
ラベンダー一面になったら、圧巻だろうなぁ。

ラベンダーは、花が咲き終わったら刈り取って、枝はすかし剪定しなければならないし、これほどのラベンダーの株を維持管理するのは大変でしょうね。
なのに入園料無料って、田舎ならではのおもてなし。

一緒に行った東京から来た友人は、ラベンダー園をみて「電線がない!」とやたら連呼していました。
そっかぁ。そんなこと気にも留めなかったなぁ。
山だもの、電線がないのが普通だよね・・・と、思う私は田舎の感覚なんでしょうね。

 

美郷ラベンダー園は、そろそろ満開を迎え見ごろとなります。

近くには小さなお子さんのための遊具がありますし、園内を一周する「こぐまちゃん号(200円)」(トラクターで牽引する列車のようにみたてた乗り物)も、土日祝日運行中。

白いラベンダーを見に、美郷町へぜひ足を運ばれてはいかがでしょう。

めちゃくちゃ長閑です。
丘の上に心地よい風が吹き抜けます。

だけど、この日は暑かった!
気温30度近く!
それでも、きれいな景色を観ると、やっぱり和みますよねぇ。

このあと車で1時間かけて田沢湖へ。

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コメント

  1. Kumakuma より:

    あらぁ、私は前の週午前、ちょっと寄ってみましたぁ、その後、平鹿町のあやめを見てってのコースでしたぁ。
    そらはなさんはそのあとどちらを~
    今は、横浜まで来ての万葉倶楽部♨️に居ます。暑くて友達とここが一番ねって事で(笑)今日帰ります。大人の休日利用です。

    • そらはな より:

      Kumakumaさんへ♪
      いいですねー!
      大人の休日倶楽部満喫ですね(#^^#)
      私も、次回は大人の休日倶楽部を利用したいと思っているので、そろそろ会員にならなくては。
      ちなみに、ラベンダーをみたあとは、田沢湖へ向かいました!(^^)!