久しぶりに降ったまとまった雨に、畑の野菜たちも大喜び!
しかし、一気に大量の雨が降ると、熟しかけたトマトの実が割れるんですよね。
さてさて、この実割れしたトマト。
おいしくいただくには、割れた部分をなかったことにしてしまえばいいのです。
裂果したトマトは、皮を剥いて煮込んでトマトソースにします。
今年の中玉トマトの出来
今年は、家庭菜園のトマトが絶好調。
トマトの枝葉はらせん支柱にしっかりと絡みつき、たわわに実った中玉トマトの重みで支柱が傾くほど。
家庭菜園歴3年目ともなれば、それなりに育て方もわかってくるというもので、毎日トマトが唸りを上げるほど収穫でき、もう道の駅に出荷しようかしら…と思うほど。
・・・というのは冗談なのですが、自宅で食べる分には何ら困らない今日この頃。
いや、むしろ採れすぎて困っているのですが、日に日に赤くなっていくトマトを眺めながら、ついつい桜田淳子ちゃんの「去年のトマトはぁ~、青くて~ 硬かったわぁ~」と口ずさんでしまうのであります。
まぁ、今年トマトが絶好調な理由は、これまで暴風被害もなく、7月に入ってからの晴天&高温続きのおかげでしょう。
しかし連日の真夏日で、毎日の水撒きも大変。
そろそろ恵みの雨が欲しいと思っていたところ、局地的集中豪雨に見舞われました。
しかも、近所に雷まで落ちるというオマケつき。
そして、トマトの実が割れました。
トマトの実割れはなぜ起こる?
家庭菜園でトマトを育てている方であれば、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
トマトの裂果です。
もうすぐ完熟しようとする直前に雨が降ると、高確率でトマトの実が割れてしまいます。
トマトの実に雨が当たるから実割れするのではなく、根から吸収される水分量が急激に増えることにより、実が一気に肥大し亀裂が入るのだと言われます。
うちは、特にトマトの雨除けは設置していませんから、天気予報で雨が降りそうな前日は、完熟しそうなトマトは採ってしまうことにしています。

しかし、今年は本当に晴天続きだったので、トマトの実が割れるということを、すーっかり忘れておりました。
そして、トマトの実割れは、なるべくしてなりました。
実割れしたトマトの食べ方
実が割れたトマトは、見た目も残念な状態ですから、生のままサラダでいただくわけにはいきますまいっ!
そんなトマトは、皮を剥いてしまえば、プリプリの実がお目見えします。
このままマリネにしても良いのですが、まだ熟していないトマトもありますから、煮込んでトマトソースを作ります。
まずは、オリーブオイルでにんにくを炒めます。
にんにくの香りって、どうしてこうも食欲をそそるのでしょう。
あとは、トマトをドーンと全部入れ、コンソメスープとかマジックソルトとか塩コショウ。
トマトに合いそうな香辛料を入れて、煮込みます。
酸味が強ければ、お砂糖を入れますし、香りづけにローリエなんかも加えて、あとはまったりするまで煮込むだけ。
本当は、トマトを刻んで煮込んだ方が早く煮詰まるけれど、時間がなくて丸ごと鍋に入れちゃいました。
それでも、時々ヘラでかき混ぜたり、トマトをつぶすようにしていれば、ちゃんとトマトソースが完成します。
トマトソースは、ピザソースにしてもおいしいし、ラタトゥイユもいいよね。
トマトのドレッシングを作ってもおいしいでしょう。
でも、やっぱり定番のトマトソースパスタ。
ナスとエビを炒めて、トマトソースに絡めるだけ。
美味しい!
夏は、収穫の楽しさと食べるおいしさがあるから、幸せ!!
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