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亡くなった父がやりとりしていた年賀状相手へ 喪中はがきと死亡通知と寒中見舞い

今年は父が亡くなった年なので、喪中はがきを準備しなければならないなぁ・・・と考えていました。

私の友人たちとはメールなどで連絡を取り合うようになり、年賀状をやりとりする数もだいぶ減ったので、さほど大変ではありません。

ところが父は交友関係がとても広く、今年も多くの年賀状が届いていました。

 

さて・・・?

私の友人へは喪中はがきを送るとしても、父が年賀状をやりとりしていた相手へ送るのは喪中はがきなの?

そもそも喪中はがきって、「今年は不幸があったから年賀のあいさつを欠礼させていただきます」という挨拶であって、私がまったく面識のない父の交友関係者へ、年賀欠礼のはがきを送るのは、なんだかちぐはぐな感じが否めません。

亡くなった父が年賀状をやりとりしていた相手へは、どうするのがいいのだろう?

 

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喪中はがきとは

1年以内に近親者に不幸があった場合、喪に服するために新年の挨拶を欠くことを事前に知らせる挨拶状のこと。

遺族が、遺族の関係者へ出すものなんですよね。

 

毎年年賀状を送っていた相手へ対して、「今年は身内が亡くなって悲しいので年賀状は出さないよ」という年賀欠礼のお知らせをするものが喪中はがきなんです。

 

ということは、亡くなった父が年賀状をやりとりしていた相手へ、遺族が代わって出すものは喪中はがきとはちょっとちがうということになります。

そもそも、父の交友関係者に私が「今年は年賀状は出さないよ」という喪中はがきを送ったら、「今までおまえから年賀状をもらったことないやん!」ってなりますよねぇ・・・。

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死亡通知とは

“父が亡くなったので、もう年賀状のやりとりはできません”

という、亡くなったことを知らせるものは、死亡通知だそうで・・・。

 

父が亡くなって半年が経とうとしているのに、今さら死亡通知!?なんてギョッとしてしまいます。

だって、父と親交のあった方たちは、たいてい葬儀に参列していたり、弔電や香典を送ってきたりしていますので、父が亡くなったことはとっくに知っていますもんね。

だから、さらに年末に死亡通知を出す必要はないのですよね。

 

父が年賀状をやりとりしていた相手の方と私が親交があり、今後ともおつきあいのほどよろしくお願いします・・・という間柄ならば、喪中はがきを送り、さらにその後は毎年年賀状のやりとりをしていくということになるのでしょうけどね・・・。

残念ながら、父にきた年賀状の中にはそのような方はおりませんでした。

 

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寒中見舞いで

では、父と年賀状のやりとりをしていたけれど、父が亡くなったことを知らなかった方は?

 

これはもう、お手上げかなぁ・・・。

葬儀に参列してくださった方の名簿と、香典や弔電を送ってくださった方のお名前を、年賀状と照らし合わせてチェックしなければならないのでしょうけど・・・。

 

想像できることは、父が亡くなったことを知らない方は、来年も年賀状を送ってくるということ。

その時は、寒中見舞いとしてお知らせしようと思います。

 

実は、今年父宛にきた寒中見舞いの中に、私と同じような立場の方からのはがきがありました。

 

寒中お見舞い申し上げます。

年頭のご挨拶をいただきありがとうございました。

父○○は、平成○年○月○日に他界いたしました。

旧年中にお知らせ申し上げるべきものを、年を越してしまいましたご無礼の段、どうかお許しねがいます。

故人が生前に受け賜りましたご厚情に深謝申し上げますとともに、この厳寒の折柄、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 

マナーのちがいは人それぞれ

喪中はがきについていろいろ調べてみましたが、故人の関係者へも遺族が喪中はがきを出しましょうという方もおりました。

 

結局こういうマナーって、その時代を反映するものですし、地域の風習も大きくかかわりますよね。

ン十年前は、常識だと思われていたことが、今では真逆のことであったり。

だから、日本中でこうしなければならないという決まりがあるわけではありません。

 

自分の気持ちが第一ですが、地域の方の意見も聞きながら・・・ということになるのかなぁ?

 

母と相談した結果、我が家は「寒中見舞いで」ということになりました。

年賀状のやりとり

ちなみに、母は数年前から友達同士で「年賀状はもうやめよう」と話し、今は時々電話でお互いの健康を確認しあっているそうです。

そうだよなぁ・・・。

ある程度歳をとったら、年賀状のやりとりもコンパクトかつシンプルにしていくべきなんだよなぁ・・・。

 

今年父に届いた200枚近い年賀状をみて、そんなことも考えた、秋の夜長でありました。

 

 

コメント

  1. ルリネコ より:

    そらはな 様
    そうですね~、寒中ORお年賀状になりますね。つまり、もう年賀状の交換は出来ません…という事を知らせる為のもの。とまぁ、深く考えずにいいんでは、ないですか?

    • そらはな より:

      ルリネコさんへ♪
      そうなんですよね。
      もらう側は、さほど気に留めないものですよね。
      私も、父のことがあってから、年賀状については縮小化を実行していかなければと強く思いました。
      とりあえずメールやLINEで日常やりとりしている仲間とは、年賀状をやめる案を提案したいと思います。

  2. とも より:

    私も同じことで悩んでいたので、助かりました。
    寒中見舞いの文面、そのまま使わせていただきます。ありがとうございました。

    • そらはな より:

      ともさんへ♪
      ふふふふふ(#^^#)
      私も、父へきた寒中見舞いのはがきをパクらせてもらおうと思ってます!(^^)!

  3. えりあまま より:

    うちは12月だったから、考える間も無く焦って喪中はがきを出しました。
    タイミングが良かったのか悪かったのか?
    そらはなさんの記事を見て来年の年賀状はどうしようかしらん?と悩み始めたところです。
    父の名前で届くものはもう無いと思うけど、次から私の仕事が増えるということね
    あらま!

    • そらはな より:

      えりあママさんへ♪
      10~12月に亡くなると、そりゃあもう大変だっていいますもんね。
      忌明けするのと同時進行で、年賀状のことも考えなくちゃいけませんもんね。
      人が一人亡くなるということは、生きてきた痕跡をひとつひとつたどっていかなければならなくて、本当に大変ですね。

  4. かれん より:

    私も他界した義父への年賀状には寒中見舞いでお知らせしました。
    ただ、お知らせした方々のどなたからも弔意を示していただけなかったり、翌年も年賀状を頂いたりといったことがあり、悪意はないと思いつつモヤっとした気持ちになりました。

    • そらはな より:

      かれんさんへ♪
      せっかく寒中見舞いでお知らせしたのに、翌年も年賀状が届くとガックリしますね。
      パソコンに保存されていた住所を確認しないで、一斉に印刷してるんでしょうけど、そういう方とは年賀状のやりとりはしなくてもいいってことですよね。
      もやっとするお気持ち、よーくわかります。

  5. ちかちか より:

    こんにちは、そらはなさん。
    もう年賀状の季節ですね。義父母の分200枚自分ちの分200枚プリントゴッコして宛名書き手伝ったのもずいぶん昔、懐かしくさえあります。義父母が80になった頃には彼らは出さなくなり、来た人に出すので20枚くらいになりました。昨年1月に義父が亡くなり、9月に早々と喪中ハガキを作ったら12月に義母が亡くなってしまい、何もしないうちに年末になってあわてて義母の名を書き足して出したのでした。もうすぐ一年、早いものです。年内に間に合わなかった分と義父母宛に来たハガキは寒中見舞いで出しました。全然知らない人が数人いて住所をネットで検索するとお医者さんだったりお蕎麦やさんだったり。。どんな付き合いだったんだろうなぁ。もっと義父と話をしておけばよかったなあと思います。
    そうそう、義父の葬儀にも来たのに今年義父に年賀状送って来た人がいて、パソコンに入ってる住所氏名をチェックしないでそのまま印刷、出来たものもチェックなしで投函したんだろうなぁと思いました。

    • そらはな より:

      ちかちかさんへ♪
      ははははは(^-^;プリントごっこっていうの、ありましたねー。
      葬儀に参列してくださったのに、年賀状も送るって・・・、それだけ義務的にやってるってことなんですかねー。
      先日、父が参加していたサークル仲間の方から電話があって、
      「最近、〇〇さん(父のこと)サークルにお見えになりませんが、どうしたのですか?」って・・・(^-^;
      葬儀には、サークル仲間もたくさん参列していたし、父が亡くなったこともサークル内で話題になるでしょうから、その方はもしや認知症なのでは・・・?と思ってしまいました。
      ああー、記憶が消えていくって怖いですねー。