麦茶を作るときは、水出しにしています。
昔は絶対煮出しのほうがおいしいと思っていたのですが、今は水出しのほうが断然おいしいと思っています。
水出しならば、お湯を沸かす手間も時間もかからないし簡単です。
なのにおいしい理由はちゃんとあるんです。
麦茶は煮出し?水出し?
日本で水出し形式のティーバック麦茶が売られるようになったのが、1965年といいますから、まさに私と同い年の麦茶。
子どものころ、母がやかんで麦茶を煮出していた光景を、今でも思い出します。
近年では、ペットボトルで麦茶も売られる時代になりましたが、やっぱり家庭で作る麦茶は安くてゴクゴク飲めてお手軽飲料ですよね。
以前は、麦茶は煮出すのが一番美味しい作り方だと思っていました。
でも、数年前にテレビで麦茶のつくり方をみてからは、水出しで作っています。
水出しのほうが、簡単かつおいしく作れるので、私は断然水出し派です。
おいしい麦茶の作り方
テレビで見たのを、自己流に簡単にしたやり方です。
2.レンジで1分~1分30秒チンする。(麦茶が温かいお茶として飲めるくらいの温度)
3.カップの中身ごと全部、麦茶用ポットに入れる。
4.麦茶用ポットに水を1L入れる。
5.室温で1時間放置後、麦茶のティーパックを取り出す(ここ重要)
6.冷蔵庫に入れて冷やす
麦茶のパックをレンジでチンすることで、麦の茶葉が温められてよく開きます。
そのあと、水出しするわけですが、1時間以上麦茶のパックを入れておかないこと。
これさえ守れば、香ばしくておいしい麦茶が完成します。
冷えるととてもおいしい麦茶となります。
水出し麦茶がおいしい理由
子どもの頃、母が煮出していた麦茶は煮出し専用の粒のものでした。
粒の麦茶は、よく煮出すことによって、香ばしさやうまみが引き出されますが、今主流のティーパックの麦茶を煮出すと、なんだか雑味があって、古臭さい匂いを感じてしまいます。
家庭で作るのだから、こんなもんか?と思っていましたが、ティーパックの麦茶を煮出すと渋みが増して、マイルドさが失われるんだそうです。
私が感じていた古臭い匂いというのは、麦の渋みだったのでしょうね。
また、麦茶のパックを1時間以上入れたままにしていると、渋味が増してしまいおいしさが半減してしまいます。
さらに、ティーパックを搾って麦の濃い汁がたくさん入ったほうがおいしいのでは?と思うのは、とんでもない誤解。
雑味や渋味を搾って入れているのと同じになってしまいます。
レンジで茶葉をよく開いてから、水出しは1時間。
これさえ守れば、家庭でもおいしい麦茶が作れます。
家庭で作った麦茶の賞味期限
コープ九州では、家庭で作った麦茶の賞味期限について実験をしていました。
これによると、水出しした麦茶は4日めから細菌が増え始めます。
おいしく安全に飲めるのは、3日までということなんですね。
子どもたちが家にいた頃は、毎日2Lの容器に麦茶を作っても、翌日にはなくなることが多かったので、賞味期限内には飲み切っていました。
しかし、夫と2人暮らしになった今では、麦茶の容器を1L用に変えました。
なんとか3日以内に飲み切っています。
麦茶にインスタントコーヒーをひとつまみ入れると、香りがアップしておいしくなると紹介されていたので、私もやってみましたが、コーヒーを入れても入れなくても大差ないように感じたので、今はやっていません。
それぞれの家庭で、それぞれのつくり方があると思いますが、私が何年もやっている麦茶のつくり方を紹介しました。
*この記事は、旧ブログでアップしたものを加筆修正しました。
コメント
煮出さないほうがおいしいなんて!
実は私も水出し派です(沸かして、冷ましてーなんて面倒だから)
私はやかんで沸かした熱湯を少量、麦茶のパックにかけてから、水を足していましたが、レンチンの方がより手軽ですね。
明日からは、そらはな流でいきたいと思います。
mrsPさんへ♪
私は昔、せっせと煮出していたんですけどね(;・∀・)
今はレンジもあるし、水出しのほうがおいしいとわかったしで、簡単時短で麦茶が作れます。