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ナメクジ対策 家庭菜園の野菜被害が激減した

昨年ほどナメクジには泣かされ年はありませんでした。
せっかく育てた家庭菜園の野菜を、みすみすナメクジに食べさせるほど、こちらも寛大ではありませぬ。

なんとかナメクジ被害を減らすために昨年の状況を顧みて、今年はそれなりに工夫してみたところ、我が家の家庭菜園のナメクジ被害は激減しました。

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知って驚いたナメクジの生態

家庭菜園歴3年目となりますが、昨年は本当にナメクジが多かった。
あまりにも多かったので、ナメクジの生態についてあれこれ調べてしまいましたよ。

驚いたのが、ナメクジは雌雄同体だということ。
1匹だけでも自家受精を行い卵を産むことができるし、2匹いれば、交尾してそれぞれが卵を生むので、爆発的に増えていきます。

1匹が産む卵の数は200~300個とも!
しかも、交尾ってアタマでするんですって!

ギャーッ!キモチワルイと言いながら、調べ出したら止まらない。

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ナメクジが増えた原因

さて、見た目もキモチワルイけれど、生態も気持ち悪いナメクジが、昨年我が家の家庭菜園で多発した原因について考えてみました。

1.雨の日が多かった

昨年は6~7月にかけて雨の日がとても多かった印象があります。
ナメクジは湿気の多い場所を好みますし、天候がナメクジの味方になったのでしょう。

2.畑に黒土を搬入した

さらに昨年の春先には、畑に黒土を運び込んでもらいました。
黒土は非常に保水性が高いので、雨が降ってさらに土壌が湿度を増し、ナメクジにとってはリゾート並みの快適さだったことでしょう。

また、黒土は山から持ってきたものだったので、もしかしたらその中にナメクジの卵があったのかもしれません。
まぁ、これに関しては私の憶測でしかないのですが。

 

3.黒マルチを多用した

その上、畑の畝にはことごとく黒マルチを敷きまくりました。
これが直射日光を遮り、浸潤環境を生み出し、ナメクジに寛ぎの空間を与えてしまったのでしょう。


日中は黒マルチの下で体を休め、夜になると這い出したすぐ近くにはお食事処(野菜)があるのですから、こんな条件のいい住まいは他にないですよね。

ナメクジ駆除の方法

そこで、昨年私がやったナメクジ駆除の方法は、見つけ次第踏んづけるというものでした。
もうキモチワルイとか言っている場合ではありません。
手塩にかけて育てた野菜たちを守るためならば、なんだってできます。

しかし、どんなに踏んづけても、限度があります。
ナメクジは夜に活動しますから、すべてを監視するのは不可能です。

そこで、薬に頼ることにしました。
ナメトールなどのナメクジ駆除剤ですが、これを野菜の根元に撒いておけば、それを食べたナメクジが地面の中にもぐって死ぬ…というもの。

しかし、ナメクジの数がとても多かったせいか、あまり効果は感じられませんでした。
おそらく駆除剤を食べてお亡くなりになった奴らもいたかもしれませんが、キャベツなどの葉の隙間に入り込んでたらふくお食事を摂取している奴らもいたわけで、こういった駆除剤はナメクジが爆発的に増える前に使わないとダメなんだと実感しました。

今年のナメクジ対策

お天気は私の力ではどうにもできませんが、今年はナメクジが住みやすい環境を作らないように努めました。

まずは、黒マルチをやめて透明マルチにしました。

日中はお日様が照り付けるので、ナメクジも透明マルチの下には潜り込みません。
そして、野菜の近くにナメクジの住まいがなくなったことで、野菜のナメクジ被害はほとんどなくなりました。

また、キャベツなどナメクジの好むような野菜は、不織布トンネルをかけ、裾は完全に地面に埋めてしまい、ナメクジ出禁にしました。
どーよ?これでナメクジたちへの兵糧攻めよ。

…って、雑食のナメクジだから、なにも育てた野菜を食べなくても、その辺の雑草を食べていなさい!って話です。

 

そして、今年使っている駆除剤がナメクジカダンスプレー。
野菜の被害は減ったとはいえ、やはり早朝に畑へ行くと、平板ブロックの上を堂々と横切るナメクジと目が合います。

この薬をナメクジにシュッとスプレーするだけで、瞬時に悶え死ぬナメクジ。
それを見ると爽快感さえ覚えるのですから、私も相当ナメクジに鍛えられたというもんよ。

このスプレーはナメクジの忌避効果もあるので、例えば近づけたくないキャベツのトンネル周囲にスプレーしておけば、1週間くらいは寄せ付けないらしいです。

おかげで、今年は野菜の大きなナメクジ被害もありません。

ナメクジは、爆発的に増える前に、まずはそこに定住しやすいような環境を作らないということが大事だと思われます。

さて、秋田も梅雨入りした模様ですが、今後も監視体制を一層強化してまいりたいと思います。

 

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