毎朝、畑のパトロールに行きます。
野菜や花が元気かどうか、毎朝チェックは欠かしません。
すると!
大切に育てている宝息子のナスが、食い荒らされているのを発見。
犯人はナメクジです。
ナスのナメクジ被害
すっかり油断しておりました。
ここ数年は、ナメクジ被害はほとんどなくなっていたので、ナスが病気にならないよう、それだけを考えていました。
ところが、ヤツは夜中にやってきていました。
ナスの一番花のやわらかいところを、しっかり食べていました。
さらに、脇芽のやわらかい茎の部分までも!
葉っぱには、ナメクジが這った跡がしっかり残っていました。
幸い、ナメクジに食べられたのは、宝息子のナス1株だけでしたが、油断できません。
なぜならナメクジは、日中は近くに潜んでいて、夜に活動をするからです。
ナメクジ大発生の原因
4年前、畑にナメクジが大発生しました。
その年(2020年)は、梅雨の期間がとても長く、7月になっても常に地面が湿っている状態が続いていました。
毎朝、畑のパトロールに出ると、平板ブロックや黒マルチの上には、ナメクジが堂々と居座っていました。
さらには、夜中にフェスでもやったのか?と思うほど、縦横無尽にテカテカ光る痕跡も残されていました。
ナメクジが大発生した原因を自分なりに考えてみたのですが
▪梅雨が長く浸潤環境が続いたため
▪春に山から黒土を搬入したので、そこにナメクジの卵がたくさんあったのかもしれない
▪黒マルチの下はナメクジが隠れるのに好都合だった
という結論に至り、翌年から黒マルチはやめて透明マルチにしています。
家庭菜園のナメクジ対策
そんなわけで、ナメクジに泣かされた2020年は、ありとあらゆるナメクジ対策をやってみました。
1.ナメクジ駆除剤
とりあえずホームセンターでナメクジ駆除剤を買ってきました。
毒餌タイプのナメトールは、これを食べたナメクジが生息場所に戻り、人目に付かない場所で息絶えるというもの。
また、誘引タイプの殺虫剤も使いました。
ナメクジが侵入してほしくない野菜の近くに置いて、殺虫剤を食べさせて撲滅するというものです。
さらに、スプレータイプの殺虫剤も使いました。
優雅に這っているナメクジめがけて、シュッと噴霧すれば瞬殺です。
2.ビールも使ってみた
市販の殺虫剤だけではなく、ビールも使ってみましたよ。
ナメクジはビールの匂いが大好きなので、空き缶にビールを入れておびき寄せ、ビールで溺死させるというスゴ技です。
3.椿の葉っぱも導入
ナメクジは椿の葉っぱを嫌うというので、野菜の周辺に椿の葉っぱを撒いて忌避剤代わりにもしました。
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しかし、あまりにもナメクジが大発生したため、上記の方法ではまるで追いつかず。
そんな時、キャベツ農家をやっている友人のお父さんが「ナメクジにはスラゴが一番だ」と教えてくれました。
近くのホームセンターには売っていなかったので、ネットで買いましたよ。
結局このスラゴがナメクジに一番効果がありました。
ナスの株元にスラゴを撒く
ナメクジ対策をあの手この手でやった成果が出たのか?翌年からナメクジ出没は激減しました。
なので、今年はナメクジの存在すら忘れそうになっていましたが、忘れた頃にやってくるんですねー。
というわけで、3年くらい使わずにしまっていたスラゴ出動。
ナスの株元にばらまきしました。
その甲斐あってか、その後家庭菜園の野菜がナメクジに食害されるということは起きていません。
その他にも、雑草や落ち葉を片付けて、ナメクジが潜みそうな場所を作らないことも大事ですよね。
果たして今年の梅雨はどんな感じ?
そして、今年も猛暑になるのかな?
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