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帰省キャンセルでも楽しいひととき|秋田の郷土料理で迎えた家族の年末

年末といえば帰省シーズン。

今年も長男夫婦が帰省する予定でしたが、当日の朝
「微熱が出たので、念のため帰省をキャンセルします。」との連絡がありました。

「残念だけど仕方がないね。お大事にね!」と返したものの、やっぱり少し寂しい気持ちになりました。

というのも、前日から張り切って料理の準備をしていたからです。

きりたんぽ鍋

今年は、秋田の郷土料理を中心におもてなしをしようと決め、下ごしらえをしていました。

 

ハタハタの塩焼き

あれこれと盛り付けのアイデアを考えていたのですが、一気に気が抜けてしまい、急にのんびりモードに突入。

 

鶏レバーの甘辛煮

そんな中、夜に次男が帰省。

 

ナマコ

すると彼も、「せっかく兄たちが来ると思って、今年はいっぱい買い込んできたのにな」と苦笑しながら、マグロやヒラメのお刺身をたっぷり持参してくれました。

 

タコと紫玉ねぎのマリネ

「こんなにたくさん食べ物があって、どうするよ?」と笑う次男に、私も「食べるしかないよね」と、笑うしかありません。

 

マグロの中落ち(次男持参)

結局、今年の年末は私たち夫婦と次男の3人でのんびり過ごすことになりました。

 

ヒラメの刺身(次男持参)

おもてなし料理たちは、盛り付ける気力もなく、そのまま保存容器でテーブルにドンッと置くだけ。

 

ホタテのバター醤油焼き

各自、バイキング形式で好きなものを好きなだけ取って食べるスタイルに変更。

 

真鱈の子和え

けれど、これが意外にも楽しいひとときになりました。

 

スペアリブ

保存容器を囲んで(笑)、夫と次男とゆっくり飲みながら、思いがけずリラックスした家族の時間を楽しみました。

 

カンジャンセウ

こんな“ゆるさ”も、家族の団らんには大切なんだなぁと実感した年末。

 

タコと長芋のガーリック炒め

長男夫婦とはまた落ち着いたら会えるでしょうし、次回のお楽しみに取っておくことにしました。

 

かぼちゃサラダ(成城石井風)

今年も、振り返ってみれば良い一年だったなと思います。

みなさんはどんな年末をお過ごしですか?

 

 

コメント

  1. 白雪さくら より:

    ああ〜、そらはなさんの準備の様子、ブログで拝見してたのに、残念・・・
    猛威を振るっているという大流行中のインフルエンザ、今年のやつは大人も辛いと聞きますものね、何事もないただの微熱であれば何よりですが、大事な家族にうつしたくないということでの帰省断念、ご長男夫婦さんも残念だったと思います。

    でも、次男さんと、おもてなしと日常の間というか足したような、素敵なひとときを過ごされたのですね。
    確かに、独立して帰省となると、なかなか「ゆるさ」はないですもんね。
    そんなゆるく、リラックスして、ごちそうを保存容器で味わうなんても、なかなかないですね。

    ところで、そらはなさん、秋田も、元旦よりも大晦日のほうが、ごちそう豪華ですか?
    白雪地域、お節料理は年越しにいただくんですけど、ひょっとして秋田もそうなのかな?

    ご長男夫婦さんとも、また、よい時を過ごされますように!

    • そらはな より:

      白雪さくらさんへ
      幸い、長男の熱もすぐにさがったようです。
      秋田新幹線、停電で止まっていたので、むしろ来なくて良かったな、と思いましたよ。
      そうそう、私の地域も大晦日にご馳走を食べる習慣があります。
      新年は、残ったものを適当につまむ的なかんじですかね。
      子どもの頃は、大晦日に食べるお寿司が楽しみでしかたなかったです。