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認知症の始まり?私を泥棒だと言った母・・・そりゃないよ

抑えようとしても込み上げる嗚咽は、父が亡くなった時とはまた別の感情が入り混じっていました。

悔しさ、悲しさ、情けなさ・・・、それらがドロドロに渦を巻いていて、子どもの頃母に理不尽な怒られ方をした時の記憶がよみがえってきました。

 

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相続手続き

ようやく必要な書類が手元にそろったので、朝から銀行窓口に出向き、3個所の金融機関で相続の手続きを終えると、時計は午後3時を回っていました。

父名義の口座は凍結されていたので、それを解除する手続きが必要だったのですが、父の出生から亡くなるまでの改製原戸籍、相続人全員の戸籍謄本に印鑑証明書、そして相続人全員の署名捺印した書類などなど、それらをすべてそろえるまでに何度市役所や銀行窓口に足を運んだことか。

仕事が休みの日の平日は、すべてそれらの作業に費やしてきたのですが、早く手続きを終わらせたかったのは、母がこれからも不安なく安心して暮らせるよう、父の口座のお金を母へ早く渡してあげたかったから。

父が亡くなったのは、新緑のまぶしさが一斉に目に飛び込んできた5月だったというのに、気づけば梅雨のじっとりとした蒸し暑さが肌にからみつく季節となっていました。

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口座の名義人

銀行の相続手続きを全部済ませてきたことを母に報告し、1冊の通帳を母へ手渡しました。

A銀行だけは、父の口座のお金をその日のうちに現金化してくれたのですが、残りの2つの銀行は、手続きに2週間ほどかかるとのこと。

A銀行のお金は父の定期預金だったのですが、相続人代表で窓口に手続きに行った私の名義の普通口座へ一時的に振り込まれました。

その通帳を母に見せながら、このお金をどの口座へどう振り分けるのが一番いいのかという案を、いろいろ説明していたのですが、なかなか理解できない母。

そうこうするうちに「なんであんたの名義の通帳に(お金が)入っているんだ」と、聞いてきたのです。

突然怒り出す

父の口座のお金は凍結されてしまった。
それを解除するには、めんどうな手続きをしなければならない。
母はあちこち動けないので、必要な書類を全部そろえて、私が窓口に行って手続きしてくる。
私が相続人代表として窓口で手続きするので、母を始め相続人全員の署名捺印が必要である。
父の口座のお金は、直接手続きをする私の口座にいったん払い込まれることになる。
そのお金をどうするか、考えておいて。

以上の話を、戸籍謄本を取り寄せた時、印鑑登録の手続きをしたとき、委任状に母から直接署名捺印をしてもらったとき・・・、その都度何度も何度も母へは伝えていましたが、やっぱり理解をするのは難しかったようで・・・。

そもそも、父がいたころは、銀行や市役所などの諸手続きはすべて父がやっていたので、母はイマドキのシステム自体がわかっていないのです。

お金の振り分け方を私があれこれ提案するうちに、母は「言っている意味がわからない」などと言い出し、急に怒りだしてきたのです。

私を泥棒だと言った母

「なんであんたの名義になっているの?」

⇒窓口に直接来た人の口座じゃなきゃダメだったから。

「私(母)の口座に入れてくれればよかったのに」

⇒お母さんはA銀行に口座持っていないからできませんでした。

「私(母)の名義にしてくれ」

⇒だったら銀行の窓口に直接行って、口座開設の手続きしなければなりません。

「銀行の人を家に呼んでくれ」

⇒昔はそうやって家に来ていたみたいだけど、今はそれができない時代なの。

「なんであんたの名義なのか」

⇒だったらB銀行のお母さんの名義の口座に全部移そうか。

「今までA銀行に長年お世話になったから、そんなことできない」

⇒じゃあ、どうすればいいの?

「なんであんたの名義になってんの」

 

こーんな堂々巡りのやりとりを何十回したでしょうか。

だんだんイライラして頭に血がのぼってくるのがわかりましたが、極力怒らないよう、声を荒げないよう鼻から息を吐きまくって耐えました、私。

しかし、母は「わからない、わからない」と繰り返し、そして捨て台詞のようにつぶやいたのです。

「泥棒と同じだな」・・・・と。

えっ?と、聞き返す私に、さらにこうも付け加えました。

「昔から相続争いって言うもんね」

誰が争ってるの?と、私が震える声で聞くと、「あんたじゃないの!」と母。

 

DSC02687

 

やっぱり怒らずにいられない

いったい、いつ私が泥棒したっていうのよ!
通帳の名前は私だけど、これをお母さんに渡したでしょ!
あとはお母さんが好きなようにお金を移せばいいじゃんよ!

だいたいお父さんが亡くなってから今日まで、休みの日をすべてつぶしてずーっと手続きのために時間を割いてきたのは私だよ!

すべてはお母さんがこれからの暮らしで困らないよう、年金の手続きだって廃車の手続きだって全部私がやってきたじゃん!
すごく大変だったんだからね!

なのに泥棒呼ばわりするなんて、どーゆーことよ!

悔しいよ!情けないよ!

わぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 

・・・と、大声でわめきました、私。

認知症の始まりのサイン

同じことを何度も言ったり聞いたりする。
物を置き忘れる、探し物が多くなる。
勘違いや誤解が多くなる。
判断や決定することができなくなる。
物盗られ妄想が起こる。
相手の意見を聞かない。
怒りっぽくなった。

 

認知症の始まりの兆候としての一例ですが、母の場合はすべて当てはまります。

ただし、これらは父が亡くなってから顕著になったので、精神的ショックから一過性のものかなぁ・・・なんて思っていました。

しかし、思い返せば1年以上前にも「あれ?おかしいな」と思うことはありました。

http://nettosyuunyuu2012.blog.fc2.com/blog-entry-860.html

もしかしたら母は認知症の初期症状なのかもしれません。

認知症であるならば、それらの言動に怒ったりしても逆効果なのですが、母に泥棒呼ばわりされた時の衝撃で、やっぱり抑えることができませんでした。

今後の対応のしかた

認知症は、早い段階で専門医の診断をきちんと受け、必要な薬を処方してもらうと、ある程度は進行を抑えられたりすることもできるようです。

しかし、母は昔から気が強く、自分の価値観は絶対だと思って決して曲げない人。
子どもの頃から、そして実はいまだに母には逆らえない私。

そんな母が、私は苦手なのですが、反面、私が社会人となるまで不自由なく育ててくれたので、感謝もしているのですよね。

今でも、毎日新聞の隅から隅まで目を通し、世の中の情勢はすべて把握しているので、おそらく私よりもEU問題には詳しいと思われます。

しかし・・・、母の怒りっぽいキツイ性格は昔からだけど、いくらなんでも娘を泥棒だなんて言うかなぁ。

これも認知症のなせる業ならば、私が泥棒だと言われて傷ついたことをいつまでも根に持っていてもしょうがないのですよね・・・。

 

翌朝、私は母の顔も見たくなくて「行ってきます」のあいさつもせずに仕事に行きました。

しかし、夕方家に戻ると母がまーったく何事もなかったかのようにやってきて、言ったのです。

「お墓を買いませんか?っていうハガキがたくさん届くのよねー。どこで情報知ったんだか・・・、あはははは」

これは、わざととぼけているのか、はたまたまったく記憶に残っていないのか・・・。

 

それにしても、今後もまた同じようなことがあるのなら、私が精神的に持ちませんので、近々母のかかりつけの内科医に相談して、認知症の専門医の受診ができるよう、うまく母を誘導してもらおう・・・なんて思っています。

母の性格上、「認知症の検査のために病院へ行こう」なんて言ったなら、逆切れしかねませんからね。

あ・・・、この逆切れも、認知症のなせる業なんだろうか・・・。

コメント

  1. しろみ より:

    そらはなさん
    戦いが始まってしまった様な…
    私も 認知症の母が通帳と印鑑 カードを 私に取られない様に いろんな場所に隠され
    隠して忘れちゃうから 盗まれた〜って言って
    一緒に探して…の繰り返しの日々がありました。
    わかっていても 腹がたち
    わかっていても 怒鳴っちゃって

    そらはなさんは 自分が心が狭いと思っちゃいそうだけど
    かなり 耐えている 普通以上に心が広いと思います(*^^*)

    本当になるべく早く専門医にかかってね
    皆さん病院に連れて行くのに苦労されてます。 昔の方 特に頭の良い方はプライドも高いので 大変なの

    もう なるようになるしかないので
    聞き流すしかないよ〜
    頑張ってねp(^_^)q

    • そらはな より:

      しろみさんへ♪
      しろみさんも、いろいろな経験をされたのですね。
      子どもにとっては、親はいつまでも親ですから、認知症になって理解できない行動をとられると、本当に情けなくて泣きたくなりますね。
      母の様子をみて、自分もいつかこうなってしまうのだろうか・・・と、不安にもなります。
      受け流す、聞き流す。
      もっと柔軟に対応したいものです。
      ありがとうございます。

  2. レッサーポンタ より:

    そらはなさんの心のためにも、一度「地域包括支援センター」に相談してみてはどうですか?
    家族が「このようなことに困っています」的な相談をするのもアリだと思います。
    お役所なので平日しか開いていませんけど・・・

    いきなり病院は、きっとお母様が受け入れてくれない気がしますが
    こういう場合はどうしたらいいですか?どこにどの順番でやるべきですか?と、まずは家族から相談してみたらいいと思います。
    相談は無料ですし、相手も慣れているので、自分で下手に動くよりはいいかと・・・というか、私なら、きっとそうします。

    お父様が亡くなって、悲しんでいる暇もない様子に見えます。
    そらはなさんも、まわりをどんどん頼って、少しでも休んでくださいね。

    • そらはな より:

      レッサーポンタさんへ♪
      地域包括支援センター!
      そんなの、この辺は田舎だからないよ・・・と、思ったら、ちゃんとありました(^-^;
      そういえば父が亡くなった時に市役所へ行ったら、そういう窓口があったのを思い出しました。
      情報ありがとうございます(#^^#)

      • レッサーポンタ より:

        実は今、夫が介護について勉強していまして、私も情報収取役をやらされて知りました。
        全国どこの地域にも、徒歩30分圏内を目標に介護や支援についての施設があるようになってるらしいです。
        このサイトがわかりやすいというので、良かったら参考にして下さい。
        http://www.kaigo-town.jp/insurance/_040_center.html

        • そらはな より:

          レッサーポンタさんへ♪
          情報ありがとうございます。
          徒歩30分圏内ですか!これからますます高齢化社会は加速していきますからねぇ・・・。
          いずれ自分もお世話になるかもしれないし・・・。
          サイト情報もありがとうございます。参考になりました(#^^#)

  3. やじまっぷ より:

    そらはなさん、こんにちは
    本当に本当に、お疲れ様ですm(__)m
    この言葉しか、今の私には思い浮かびません(そらはなさんの記事に、いつも元気をもらっているのに、ごめんなさい)

    親の老いにきちんと向かい合うことが、なかなかできず、悶々とこもっている自分が恥ずかしいです
    今の私には、先日、そらはなさんが書いておられた『忍耐力』をつけるしかない!と、思っています

    そらはなさん、応援しています
    ご自愛くださいね

    • そらはな より:

      やじまっぷさんへ♪
      親の老いに向き合う時って、ふだんはなかなかできないものですが、その時がきたらやればいいのだと思います。
      自分にも、自分の家庭や生活がありますもんね。
      子育ての時も、相当忍耐力が必要でしたが、今はそれ以上に必要かも。
      子どもはほめておだてて丸め込めたけど(;’∀’)、親は自分の倍は生きてきた知恵と生活があるので、説得するのも難しいんですよねぇ。
      せめて自分は、「老いては子どもに従え」るような老人になりたいものです。

  4. みそら より:

    そらはなさん・・・・大丈夫ですか?
    嫌な思いをされましたね。

    私も、母には不自由なく育ててもらった感謝の気持ちはありますが、
    母の子供(私)に対する対応や性格など、未だにモヤモヤする感情がありますので、
    お気持ちわかります。
    誰かに話を聞いてもらいストレスを溜めこまない様にお気を付けくださいね。
    上手く説得して、病院での診察を受けてもらえると良いですね。

    • そらはな より:

      みそらさんへ♪
      こんにちは(#^^#)
      みそらさんも、お母さんに対するモヤモヤがあるんですねー。
      今思うことは、何をしようとどんなことを言おうと、結局は言いかたひとつで、相手を和ませたり傷つけたりするんですよね。
      母のプライドを傷つけないよう、うまく病院受診ができるよう言葉を考えてみます。

  5. ねこ より:

    面倒な手続きを高齢なお母様の為に引き受け奔走し、それなのに泥棒と罵られた日には声を荒げたくなる気持ちもわかります。
    お辛い事でしょう。

    お母様はもしかしたらもう認知症なのかもしれませんね。認知症である事を家族自身受け入れる事は難しいと思います。
    今回のように怒鳴って来られた時など、冷静に対応するのは医療スタッフでも難しい事です。(へこみます)
    病院に連れて行くのも大変な事かもしれません。本人は病識もないでしょうから。
    娘として、お母様と1番関わる事になるでしょうが、あまり思い詰めずにいて下さいね。
    (お久しぶりのコメントですみません。
    お父様の事をなんと言葉掛けしたらよいかと思っているうちに時間が過ぎてしまいました。素敵なしっかりとしたお父様だったのだなと思います。今もきっと見守ってくれているでしょう。)

    • そらはな より:

      ねこさんへ♪
      そうですよねー。仕事であっても、相手に怒鳴られたらやっぱり落ち込みますよね。
      まして家族ならば、マックスで腹も立ちますし、泣きたくもなります。
      私がきちんと認知症の理解をしていなければ、この件は前に進めないと思いました。
      父が「認知症のことを勉強しろよ」って言っているような気がします(^-^;

  6. ちかちか より:

    そらはなさん、相続手続き大変でしたね。お疲れ様です。
    うちは夫が一人っ子で義母も施設に入っていたので、どうするのかは夫が決め、ゴタゴタしませんでしたが、謄本とか市役所での手数料だけで8000円、窓口で飛び上がってしまいました。
    私にも同じような強い実母がいて、今も精神的に私も逆らえません。最近起こりっぽいし、人の言うこと聞いてないし、大丈夫かなぁと心配してますが、言えばやはり怒るかな。
    亡くなった義母も気が強く、認知症と気づいても夫も私もなかなか対応ができませんでした。そのうち症状が進んでしまって、骨折して施設に、というよくあるパターンでした。この5-6年の間に会社を売って義父母の介護から葬儀まで、過ぎてしまえばあっという間でした。
    泥棒という言葉、ショックですよね。でも言った本人は覚えてないので、忘れる方がいいです。その場で思ったことを口にするだけになってるのです。寝たきりになると話もしてくれません。口が動くうちは元気な証拠と思っていました。
    認知症は、考えることも実行に移すこともだんだんと難しくなってくるので、どうする?どうする?と聞くのでなく、Aにする?Bにする?という選択か、全額お母さんの通帳に移したよ、という事後報告にするしかないかな、と思います。香典返しの記事で何度も言うことが変わってリストを作り直したと読んで、私たちも自営で働いてた時には義母に振り回されたなぁと思い出しました。これからはお母様の意思は尊重しつつも主導権決定権はそらはなさんにあると、ご兄弟と話し合って決めていかれる方がいいと思います。子供のことがやっと終わる、という頃に今度は親の老いがのしかかってきますね。認知症や介護の話、私は止まらないので長文ごめんなさい。

  7. ちかちか より:

    先ほどのコメント、お母様を認知症と決めつけた言い方になってしまってますね。まだわからないのに、お気を悪くさせてごめんなさい。
    説明してもわからない受け入れてもらえないことは、選択肢は二つまでにするとかあまり考えなくてもいい方法で自分たちのやりやすい方向に誘導していく、そうだねぇ、そうだなぁと相づちを打って、なぜか夫がこういうの上手に義母の相手していました。

    • そらはな より:

      ちかちかさんへ♪
      いえ、いえ。全然気を悪くしてませんよ。
      むしろ、「寝たきりになると話しもしてくれない」という言葉は、胸にこたえました。たしかにその通りだと思います。
      まだ口が達者なうちは元気な証拠なんですよね。
      私も、母への言い方をもう少し工夫しなければいけませんね。
      この歳になってもまだまだ未熟者なので、認知症のことなどいろいろ勉強してみようと思いました。
      ちかちかさんの体験談に、いつも納得したり励まされます。
      ありがとうございます。

  8. えりあまま より:

    私も同じような経験があります。お前はごくつぶしやで孫を置いて出て行けと何度もいわれました。言われ過ぎてそのうち慣れちゃった。
    うちは父の方が酷かったけど、認知症を疑って、掛かり付け医に前もって相談に行きました。
    結果は老人性の躁鬱と言われました。薬で改善しましたよ。元来の性格までは変わりませんでしたが、晩年はちょっとマシになりました。
    お母様とのやり取り、本当に良く解ります。こんなに一生懸命やってるのに、虚しくて悔しいですよね。
    一人で溜め込むと自分が保たないので、お姉様、旦那様にも相談して下さいね。聞いてもらうだけでも違いますから。
    同じ土俵に立たない事を心にとめて、俯瞰でお相手する感じでね、腹が立ったらすぐに別の事、楽しい事を考えて。
    言われた言葉は残るけど、言った本人は忘れてますから、そらはなさんもなるべく忘れて下さいね。
    自分名義の口座にお金入ってるんならラッキー!くらいの思考回路で行きましょう!
    本当に自分のお金にする訳じゃないんだもん!
    これだけあったら劇団四季に何回行けるかとか、宝クジ買ってやろうかとか、名古屋まで遠征しようかとか、気持ちを切り替えてね。
    親はずっと親なのだから、どうすることも出来ないよね。自分が上手く付き合っていく方法を探すのが楽です。お互い頑張りましょう。

    • そらはな より:

      えりあママさんへ♪
      えりあママさんは、もっとつらい経験されたんですよね。
      勝手に私が認知症かも・・・と思っているだけですが、もしかしたら老人性の躁鬱ってこともありますもんね。
      夫の死がきっかけでそうなることってよくあるって聞きますし・・・。
      あと、日ごろからえりあママさんがおっしゃってる「同じ土俵に立たない」っていうのを、がんばって実践してみようと思います。
      しかし私、すぐに土俵に上がっちゃうんですよねー(^-^;
      あとは考え方の転換ですね。
      このお金があれば、名古屋も福岡も札幌も、全国の劇団四季巡りができるわぁ。
      ありがとう!元気が出ました。

  9. かおり より:

    はじめまして。
    いつもブログ拝見しています。そして初めてコメントします。
    私は37歳で小学2年生と5歳の子供がいます。
    今年の3月に父を亡くしました。75歳でした。
    大変なお気持ちとてもよくわかります。私もすべて一人でやりましたから。
    母は71歳で統合失調症で入院中です。母は死に目にも会えませんでした。
    私も母に泥棒扱いされました。悔しいやら情けないやら、虚しいやらで私も何度も泣きました。母ではありますが、もう昔の母ではありません。
    怒鳴りたくもなる気持ちすごくわかります。
    だっておかあさんのためを思って、手続きをしたりあっちこっち行ったり。
    こんなに一生懸命やっているのになんでそう言うことが言えるんだろうって。
    私やそらはなさんだって、家庭があり、家族がいます。
    正直自分の生活だけでいっぱいいっぱい。
    すべて一人で抱え込んでしまうとこっちが参ってしまいます。
    私も一度「地域包括センター」に相談することをお勧めします。
    これからお母さまの年齢的にも介護が必要になってくると思います。
    話を聞いてもらえるだけでも違うと思います。
    訪問もしてもらえるので、お母さまの様子を見てもらうっていうのもいいかもしれません。

    • そらはな より:

      かおりさんへ♪
      はじめまして(#^^#)
      お父様、まだお若いのに亡くなられたのですね。
      しかも相談できるお母さまは統合失調症だなんて。もう昔の母ではない・・・っていうのが、とても悲しいですね。
      母も、今はまだ身の回りのことはできるのですが、いずれ介護が必要になるかもしれませんものね。
      いろんなネットワークを活用して、いろんな人に助けてもらいながらやっていかなくては、本当に自分がいっぱいいっぱいになってしまいますねぇ・・・。
      いろいろ情報ありがとうございます。

  10. おれんじ より:

    前のブログ拝見してまして、今回のご不幸を今頃知りまして。
    忙しくされて、どっぷり悲しむ時間がとれたでしょうか?ご自愛を!
    今回のこと、祖母を思い出しました。
    祖父と寄り添い守られて生きてきたのに、突然亡くなられて・・・
    寂しすぎたら認知症の症状が出るそうなのです。
    当時はそれに誰も気付かず、迷惑行動に悩まされました。
    結局、本格的に認知症となってしまいました。
    そういうこともありますから、「今」気を付けてあげてください。全員のために。
    そして毎日見ていたら気付きにくいですが、年寄で出歩かなかったら世相に詳しくても世の中に付いていけません。
    これだけ頭の回転の速いそらはなさんに付いていくのは更に難しいかも。
    「強いお母さん」のフィルターを外しましょう。

  11. おれんじ より:

    偉そうに書き込んで失礼しました。
    辛さが身近だったので私の後悔を映し込んでしまいました。
    祖母に優しくできなかったことを20年経っても忘れられなくて、未だに身悶えしちゃうんです。
    それは一瞬のことだったのに。
    今後も闘いの日々は続くのかもしれませんが、一先ず休んで英気を養って!!
    まだ一月です。

    • そらはな より:

      おれんじさんへ♪
      おれんじさんもおばあさまのことで苦労されたのですね。
      私にとって母は「絶対に負けない気が強い母」なのですが、いつまでもそういった目で見ていると、いろんなことを見逃してしまいますね。
      今の母をしっかり見ていくようにします。
      ありがとうございます。

  12. りんりん より:

    大変でしたね。。。。子育てが終わると介護が始まるのは本当で、わが家もそうでしたので、そらはなさんの気持ちがとてもよくわかります。(今も介護中。介護3になりました。)
    お父様がなくなられて昼間に喋る機会がへり、刺激もすくなくなりますから、鬱にしろ認知症にしろ急激に進む場合がありますよ。
    「何度も言っているけど大丈夫??」「さっきその話したよね?」あくまでも優しく言ってみます。忘れていたり、聞いてない理由を第三者のせいにしたり、正当化する時、逆切れするときは要注意です。残念ながら認知症の可能性が高いです。そうでない人は自分を心配します。「わたし忘れっぽくなっちゃったみたいだけど、大丈夫かな?」認知症を心配して自分で受診されるかたはほぼ白です。。。。。
    老人性鬱の場合もやっかいです。早めの受診をおすすめします。
    そらはなさんの地域はわかりませんが、認知症外来ほとても混んでいます。こちらの地域で開業医からの紹介予約で1月以上かかっていますよ。かかりつけの内科の先生が簡単な検査をしてとりあえず診断してくれる場合もありますが。鬱で精神科だと受診のハードルが高いかも?です。共倒れにならないようにお祈りしています。

    • そらはな より:

      りんりんさんへ♪
      そうですよねー。認知症だけではなく老人性鬱ってこともあるんですよね。
      ましてや夫を亡くしたばかりですからね。
      私にとっては、母に優しく言う忍耐力がまだまだ足りませんが、ほどほどに自分が疲れない程度にがんばってみます。
      相続の手続きがひと段落しそうですが、今度は認知症についてのリサーチもしなければなりませんねー。
      私、絶対ボケないかも!(笑)

  13. とも より:

    そらはなさん。いつも読ませて頂いてます。
    わたしも最近、相続等の手続きをずっとしてました。だからヘトヘトになるの、わかります。
    そのうえのお母様の言葉は、がっくりきますよね。
    他人なら付き合わなければ済むでしょうが、身内はそういうわけにはいきませんよね。
    私も認知症の舅に色々と言われましたが、カッと来た時は、深呼吸してやり過ごしました。
    たいへんでしょうが、どうぞ御身大切に。
    子供 も次男さんと同じ年なので、色々と節約を参考にさせて頂いてます。(特にイオンねた。)
    これからもどしどし発信お願いします。

    • そらはな より:

      ともさんへ♪
      こんにちは(#^^#)
      ともさんも身内の方が亡くなられたのですね。
      相続の手続きって本当に大変ですが、必要なことを淡々とやればいいので、時間と体力さえあればどうにかなるものですよね。
      でも、相手から言われた傷つく言葉っていつまでも心に残って、精神的ダメージを受けることのほうが一番疲れるっていうのを、今回学びました。
      私も深呼吸しすぎて、鼻穴相当広がってます(^-^;
      ああー!
      イオンの火曜市に最近行ってないーーー!!

  14. マギー より:

    そらはなさん大丈夫ですか?お父様が突然亡くなりお母様も混乱してるのでしょうね。一時的なものなら良いですが酷くなるようなら早目に専門医の受診をお勧めします。
    私の父は認知症でした。初めはもの忘れや、同じ事を何度も言ったりと軽度でしたが、だんだん小銭で支払い出来なくなりお札だけの支払いになり、年賀状書かなくなり新聞読まなくなり。季節に応じた服を選べなくなり田んぼから帰れなくなりまいごになったり。
    それでも母は近所を気にして専門医の受診を避けていました。
    母が根を上げたのは父が母の顔を忘れて自宅にいるのに家に帰ると言いだした頃です。
    私に助けを求めたので、父に健康診断だよと口裏合わせ専門医受診させました。
    あの頃は辛かったな。
    そらはなさん、いろいろ大変かと思いますが応援している人が沢山います!無理せず乗り越えて下さい。私も応援してます!マギー

    • そらはな より:

      マギーさんへ♪
      お父様が認知症で苦労されたのですね。
      認知症って、本人は自覚がないのですから家族がなんとかするしかないのですよね。
      しかも穏やかな認知症ならいいけど、母のように攻撃的な場合はいくら娘の私でも、ビビります(^-^;
      でも、私が母への対応を変えていくしかないのですもんね。
      ありがとうございます。前に進んでいこうと思います。

  15. reirin より:

    全て認知症のせいだと思います。
    病気がそのように言わせている、と思いましょう。
    できるなら、早目に病院で診断してもらったほうがいいと思います。
    1人で抱え込まないで、他のご家族にも手伝ってもらって乗りきってくださいね。

    • そらはな より:

      reirinさんへ♪
      今日も母は何事もなかったかのように、しれっとしていました(^-^;
      泥棒だと言ったことは覚えているのかな。記憶にないのかな。
      どちらにせよ、私がそこにこだわっているうちは、前に進めませんね。
      いろいろな方の手を借りながら、なんとかいい方向に向けるようやってみたいと思います。

      • reirin より:

        仕事の関係で認知症の方やご家族の方のお話伺う機会があるのですが、認知症のご本人は言ったことは全く忘れているようです。
        そして「前にこんなこと言ったでしょ」と言われるのがいちばん辛いようです。
        (ようです、と言うのは認知症になるとその辛かった感情すら忘れてしまわれるようなので。)
        離れて住んでいる家族や義理の息子、孫の言うことなら聞いてくれる事が多いので言うことを聞いてもらいたい時はそういう方に上手にあいだにたってもらうと上手くいく事が多いそうです。

        病気が言わせる、とわかっていても悔しく理不尽な思いはなかなか解消しないと思いますが、上手な気分転換の方法を見つけて乗りきってくださいね。

        • そらはな より:

          reirinさんへ♪
          ありがとうございます。
          reirinさんのお言葉で、母が言ったことをまったく覚えていない・・・ということを理解でき、母の見方が変わりました。
          私の接し方が変わると、母も随分素直な感じになるんだなーと、今思っています。
          母と一緒に、どこかへ出かけて気分転換できるといいなぁ・・・と思っています。
          実は以前の私は、母とどこかへでかけるなんて絶対に無理!と思っていたので、自分の気持ちの変化にも驚いています。

  16. しろうさぎ より:

    おはようございます。
    相続の手続きや葬儀後の手続きで大変なのに辛い事を言われると腹がたちますよね。
    嫁姑問題は話題になりますが実の親娘の場合遠慮がないだけに嫁姑とはまた違った苦労があるようです。
    我が家も口にこそ出しませんでしたが「あいつら私の金だけ狙っている」と思っていたようです。
    認知症の始まりなのか老人性のものかはまだわかりませんが、脚もお悪いという事なので介護保険の事も含めて市役所の介護保険課に一度行ってみてはいかがでしょうか?
    うまく「要支援1」程度でもゲットできるとケアマネさんがつくので助かるのですけどね。

    銀行の手続きは終わったとのことですが今後はなるべく書類を書くのはそらはなさんでも代表者の名前はお母さまにしてソファーに座っているだけでいいからと連れていくのが一番いいかもしれませんね。
    そらはなさんの口座からお母さまの口座に振り込みのも、このご時世なので「何の振り込みですか」と聞かれると思うので遺産分割協議書をパソコンで作っていくといいと思います。
    振り込みの理由としてならちらっと見せただけで内容までチェックしませんでしたから、それらしいものを作れば大丈夫だと思います(笑)

    • そらはな より:

      しろうさぎさんへ♪
      そうなんですよ。
      実の母のことだから、いろんな意味で悩みも深いのだと思います。
      母に、「銀行の窓口に行く?」と聞いたら「めんどうだから行きたくない」とのこと。
      はい、はい、それもありかな・・・と思いました(^-^;
      介護保険のことは私もまだ詳しく知らないので、調べてみようと思っています。
      ただ、母の性格上、今は生活支援を受けるようなタイプでもないし、デイサービスに行くようなタイプでもないので、危険が無い限りは母の意思を尊重したいと思っているんですけどね。
      その前に、自分が情報収集しておかないといけませんねぇ・・・。

  17. きのこ より:

    こんばんは(^.^)
    お父様が亡くなられた事、お母様の事、そらはなさんの気持ちは、計り知れない事だと思います。
    明日はわが身…そう他人事じゃないんですよね、まだ元気な両親がいる私にも、これから先の事…色々と考えさせられます。皆さんのコメントも色々と勉強になります。
    どうか、お体に気をつけて、そらはなさん(^.^)

    • そらはな より:

      きのこさんへ♪
      私も、自分がこういう状況になるまでは、どこか他人事だったんですよね。
      いつかはそうなるとわかっていても、だからといって何か行動に移すわけでもなかったんですよね。
      今は、もっと父にいろんな話を聞いておけばよかった・・・、これだけが心残りです。
      母に対しても、後悔しないようこれから対応していきたいです。
      ありがとうございます(#^^#)