先日、乳がん検診を受けてきました。
乳房内に腫瘍がみつかって定期的に検診を受けるようになって10年。
腫瘍ものう胞だということがわかり、大きさも徐々に縮小してきています。
さて、乳がん検診、いったい何歳まで受けたらいいのでしょう。
医師に聞けば必ず「年に1回は受けたほうがいいですね」と言われるのですが。
乳がん検診で
40歳を過ぎて、職場の乳がん検診でマンモグラフィーの検査をしたのが10年前。
この時の検診でひっかかり、乳腺外来を受診するようになりました。
乳腺内には2~3cm大の腫瘍がいくつかみられるということで、針を刺して細胞診をしました。
結果良性だったのですが、乳腺繊維腺腫ということで半年に1度は受診をするように言われました。
さらにこの時、甲状腺にも腫瘍があることがわかり、こちらも細胞診をしました。
幸い良性でしたが、大きさが3~4cmはあるので、昔であれば手術の対象だと言われたのですが、特に自覚症状もなかったので様子をみることになりました。
あれから10年、半年に1度は病院へ足を運び定期的に乳腺と甲状腺を診てもらっていたのですが、2年前ようやく乳腺と甲状腺の腫瘍は「のう胞」であるという診断に至りました。
乳腺のう胞
乳房の中には、母乳を作る乳腺と母乳を運ぶ乳管があるのですが、乳腺のう胞は乳管の部分にできるもの。
乳管の中に水がたまることで袋状になりふくらんでいる状態が、乳腺のう胞と呼ばれます。
乳腺のう胞の原因のひとつに乳腺症があげられますが、乳腺症を発症する原因はよくわかっていないのだとか。
で、ここからが私の持論。
私、3人の子どもを母乳で育てたのですが、めちゃくちゃ母乳が出たんです。3人とも。
子どもに授乳していると、母乳が蛇口をひねったかのように勢いよく出て、子どもたちはよくむせていました(笑)。
しかも、片方だけで満足して寝てしまい、もう片方は搾乳しないと痛くて寝られない。
反対側を搾乳していると、すぐに次の授乳時間となり、ほとんど寝られない状態が3か月くらい続きました。
なので、私の場合乳腺がめちゃくちゃ多かったために、乳管も膨らんで袋状が多発したのではないのかなぁ。
授乳期間が終わって、干上がったダムのようになった乳管に体液(水分)がたまってしまったんだと思うんです。
あ、あくまでも私の持論ですよ。
乳腺のう胞は、癌化する可能性はないそうですが、おかげで私は半年~年に1度の検診を受けるようになり、自分の健康と言うものに対する意識が高まったと思います。
ちなみに甲状腺の腫瘍ものう胞であり、こちらも徐々に縮小傾向。
先日エコーでみてもらった時には、2.5cmほどになっていました。
先生がおっしゃるには、乳腺と甲状腺ののう胞は、閉経とともにだんだん小さくなっていくでしょうとのことでした。
検診は何歳まで受けるものなのか
「これからも1年に1度は検診を受けたほうがいいと思いますよ」と、先生。
以前は「半年後に来てください」とか「1年後の〇月にきてください」なんて、強気ですすめてきたのに、今回はなんだか消極的。
おそらく乳腺と甲状腺の腫瘍がのう胞だとわかり、それも年々縮小してきているので、一安心といったところでしょうか。
しかし、医師の立場としては「年に1度は定期健診を」って言うでしょうね。そりゃそうだ。
乳がん検診だけではなく、胃がんや大腸がん検診など様々な検診がありますが、対象となる年齢の上限はありません。
そもそも検診の意義は、病気を早期に発見し早期に治療することが目的。
しかし、70歳を過ぎても80歳を過ぎても、早期発見早期治療がどこまで当てはまるかというのは難しい問題です。
高齢になればなるほど、逆に検査によるリスクは増えるのですから、検診でひっかかっても即精密検査を・・・というわけにはいかないこともあるのですよね。
精密検査が受けられないような状態ならば、検診を受ける意味もないのだし。
結局は、検診を受けるか否かは、自分で決定するしかないのですよね。
私の場合は、せめて3番目の娘が社会人として独立するまでは、元気で働かなければならないし、まずはそこがひとつの目安となるのかなぁ。
あぁ、でも子どもたちが結婚するところもみたいし、できれば孫もみたい。
ならばあと10年?いや15年?
人間って欲深い生き物なんですよね。
歳をとって検診を受けるのが、辛くてしょうがない・・・ってな気持ちになった時が、やめ時かな。
もちろん今でも検診に行くのは嫌ですが、年に1度の検診は友達を誘ってランチに行こう。
そんな楽しみをわざわざ作って、検診を受けるという方法をとっています。
コメント
そうか!
私も同じく干上がったダム湖だったのか
なんか納得だわー
ホントにそらはなさんとは同じような経緯で乳腺外科に行ってる
40すぎからずーっと毎年( ̄∇ ̄)
でも、閉経とともにのう胞もしぼむよー
私は2年置きで良いって担当医に言われた
それはそれでなんかさみしい
昨年からは娘と一緒に受けてるよ
一人じゃ恥ずかしいんだって。
結局毎年受ける事になっちゃったけど、娘の為に行くよ、そらはなさんも近い将来娘さんと一緒に乳がん検診に行くようになるかなー、自分の安心より娘の安心が気になるよね
えりあママさんへ♪
ふふふっ。干上がったダム湖にずーっと悩まされ続けていたんですよねー。
娘さんと一緒に乳がん検診っていいですね!
今は若くても癌を発症するのだし、検診を受けることで不安がひとつ解消するのであればいいですもんね。
自分はもう歳だけど、子どもちにはまだまだたくさんの楽しいことを経験してほしいから、元気でいてほしいって思いますねー。
私も同じくのう胞で10年乳腺外来にいってます。半年に1回。細胞診いやですね。
3回やりましたが、毎回検査結果きくとき 前日から緊張です。
先生いわく のう胞自体は悪くないのだけど、その中にまれにがん細胞がいる場合が怖いので検査だそうです。私はのう胞体質なので、閉経すると少なくなるのなら うれしいです。半年に1回は安心だと思いますが なかなか精神的にどうなんでしょう( ;∀;)
ほんとうに何歳までなんでしょうね。50肩の時のマンモとエコーが泣きそうでした。(笑)
テトリンさんへ♪
ああー!そうなんですよー!
マンモの時、左腕を上げるのが痛くて痛くて、少し写真の台を下げてもらいました。
エコーも先生に「50肩で腕があがらない」と言ったら、左腕は下げたままでも大丈夫でした。
のう胞の中にがん細胞がいるかもしれないっ言われたら、もうなんでも疑っちゃいますよねー。
私も、もう少し大きさが小さくなるまでは年に1度は検診を受けようと思っています。
素敵ランチにそのような意味がおありだったとは…
なおさらステキです(^o^)/
治療をする意思がある限りは
検査の意味があるってことですね。
考えさせられました。
私、勤めをやめてからはほとんど健診受けていないのです(><)
私の場合は誰も困らないと思うから、
(子どもはいない、母は妹で気持ちがいっぱ、夫は一人でも大丈夫そう)
流れに任せようってなっちゃうんですよ。
TM♪さんへ♪
私も、もしTM♪さんと同じ立場だったら、検診は受けていないかもしれませんねー。
自分の人生を自分の好きなように生きるのは、自分しか決められませんものね。
検診を受けていても、病気になる時はなるのだしね。
考え方とか気持ちの持ち方とか、いろいろなものが影響するんでしょうねぇ。
こんにちは!お久しぶりです。私も8年ほど前に胸のしこりに気付き 乳腺外来を受診したら「乳腺のう胞」だと言われました。良性だけど経過観察が必要とのことで1年に1回の検診と2年に1回のマンモグラフィ検査を受けています。のう胞には水がたまっているとのことで、針を刺して水を抜いてみたこともありますが、2回目に針を刺して中にたまっている水を抜いたとき、1回目と違って痛くてたまらず、しばらく針を刺したところが熱を持っていたので再度外来を受診したのですが、医師からは納得のいく説明は受けられませんでした。痛みは10日ほどで引きましたが、もう2度と水は抜きません。ほんと年1回とはいえ いつまでこの通院は続くのだろうと思います。かといって検診をやめる勇気はありませんが・・・ 先日長女の挙式・披露宴を無事終えたのですが、まだまだ元気で人生を楽しみたいと思っています。そらはなさんのブログから元気をもらってま~す!!
うまごん85さんへ♪
乳腺のう胞って、意外と多いのかもしれませんね。
のう胞の水を抜くなんて、よほどのう胞が大きかったのでしょうか?
それにしても、体に針を刺すというのは、いくつになってもどんな時でも、やっぱり嫌なもんですね。
娘さん、ご結婚おめでとうございます(#^^#)
いつか私もそんな時がくるのかなーと考えたら、なんだか感無量となりました。
私も40才の時の検診で乳がんの疑いって言われて、約三カ月後に乳腺炎の後ってわかってからのう胞も見つかり毎年の検診欠かしてないですが、最初は不安でたまらなかったです。閉経したらのう胞も小さくなるって、同じような経験した方いらっしゃって、なんか嬉しかったりしますね。
のぶちあんさんへ♪
のう胞かどうか正体がはっきりするまでは不安ですよね。
私も最初のころは何回も針を刺して生検しました。
うまく細胞がとれなかったときもありましたし、大変でしたねー。