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オカメパニック!風切羽がゴッソリ抜けて飛べない鳥にしてしまった

オカメインコの羽がゴッソリ抜けて、ハナはまったく飛べない鳥になってしまいました。
原因は、オカメパニック。
カゴの中でバタバタ暴れまくり、右側の風切羽が全部抜けるという事態になりました。

そのオカメパニックを引き起こした原因は、私です。
ごめんね、ハナ・・・。

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オカメパニック

オカメインコは、人に良く慣れ手乗りインコとして大人気です。
性格はとてもおだやかで、おっとりした子が多い。
また、臆病なところもあるため、驚くとパニックになり暴れることもあります。

・・・というのが、一般的なオカメインコですが、我が家のオカメインコのハナ(♂)は、非常にツンデレ。
ご機嫌な時はよく歌い(オンチ)、ノリノリで歩き、バサバサと飛び回る。
頭をなでてーと、猛アピールしてきたかと思えば、突然シャーっとばかりに威嚇する。
デレデレ甘えてきたかと思えば、急に怒り出し、ハナの王様ぶりには目に余るものがあります。

そんなハナを、実は目に入れても痛くない可愛がり方をしているのは、この私なんですけどね。

これまでハナが何かに驚いてオカメパニックになったことは何度かありましたが、それも一瞬の出来事だったので大事には至らず。

ところが、今回ハナは大・大・大オカメパニックを起こし、羽がゴッソリ抜けてしまいました。

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風切羽が抜けた

鳥の翼の外側にある長い羽を風切羽かぜきりばといいますが、この羽を切ると鳥は飛べなくなってしまいます。
ペットとして飼っている鳥が逃げてしまわないように、風切羽を最初から切ってしまう方もいるそうですが、やっぱり鳥って自由に飛ぶほうがいいと思っています。
たとえそれが狭い家の中の限られた空間であってもね。

なのに、自由に飛び回っていたハナはオカメパニックをおこし、大事な風切羽が、ゴッソリ抜けてしまいました。

右側の羽の下に、風切羽がなくなっているのがわかるでしょうか。

 

右側だけ短い羽で、まるで雛鳥だったころのよう。

ハナの抜けた羽は全部で10本。
長くて大きな風切羽が抜けてしまうほどのオカメパニックを起こしました。

オカメパニックを起こした原因

かわいそうなハナ。
飛べなくしてしまったのは私です。

その日、夫の実家へ行く用事があり、朝の4時に家を出ました。
まだ星が輝く暗い時間帯でしたが、部屋のカーテンはすべて開けていきました。

帰宅は夜遅くになると思われたので、日中カゴの中で過ごすセキセイインコのソラとオカメインコのハナが、カーテンを閉めた部屋にいるのはかわいそうだと思ったからです。

さて、予想通り夜8時過ぎに帰宅。
玄関に荷物を置いて、私が真っ先にしたことは、懐中電灯を持って畑に行ったこと。

今日1日、畑の野菜たちを見ていなかったので、先日種を蒔いたばかりの大根も気になっていたし、そろそろ収穫時期を迎えるキャベツの様子も知りたかった。

畑で懐中電灯を照らした時、突然家のほうからギャーギャー、バタバタと、ハナが大暴れしている音が聞こえてきました。
おそらく私が持っていた懐中電灯の光が、家の中を照らしたのでしょう。

暗闇に突如光るもの。
それを見たハナは、おそらくフクロウか何かの天敵の目のように見えたのかもしれません。
もっとも、ハナは家の中でずっと飼われていますから、フクロウなんぞ見たこともないですが、そこは本能で悟ったのでしょう。

今まで聞いたことのないハナの雄たけびに、私は急いで家の中に入りました。
部屋の電気をつけて部屋を明るくすると、ハナはすでに落ち着いていました。

ハナ、ごめん。
畑に行く前に、先に部屋の電気をつけておけばよかった。
そう思っても後の祭りでした。

飛べないオカメインコ

カゴの扉を開けて、ハナをいつものように放鳥しようと思いました。
ハナもいつものように、いそいそとカゴから出てきて、そこからいつものように部屋の中を飛び回って旋回する予定でした。

ところが、カゴから飛び立った瞬間、ボタっという音とともに、ハナは床に不時着したのです。
ハナのカゴの中には抜け落ちた羽がたくさんありました。

そして初めて私は、ハナの風切羽がゴッソリ抜けていることに気が付いたのです。

幸い、抜けた毛の根元には血はついていなかったし、ハナは羽もきれいに折りたためていたので、羽が折れてしまったわけではなさそうでした。

だけど、風切羽がないだけで、本当に飛べなくなるものなのですね。

嗚呼。
畑の野菜>ハナだったことを、えらく後悔しました。
夜に畑を見に行ったところで、何ができると言うのさ!
そんなことよりも、1日中カゴの中でお留守番をしていたソラとハナが最優先じゃん!

私のバカ。

新しく羽が生えてくるまでは1か月くらいかかるそうですが、飛べなくなったハナは、いつもよりも静かで大人しい。

毎日ピャーピャー鳴くハナをうるさいやつだと思っていたけれど、こんなにも静かになると今度は、あのピャーピャーという鳴き声が聴きたくてしかたがない。

いつも放鳥すると上機嫌で歌うオンチな歌も、全然歌わない。
そりゃそうか。
飛べなくなって上機嫌でいるわけがないよね。

わずか数十センチメートルも飛べないハナを手にのせて、ハナの行きたい場所に降ろしてやる私は、もはやハナのしもべです。
でもいいの。飛べなくしたのは私なのですから、ハナのしもべでもなんでもなりますとも。

 

早く羽が生えてくることを願っています。

ハナ、ホントにごめん!
これからは、畑よりもハナ命!

 

コメント

  1. るり玉 より:

    こちらでもこんばんは。

    最近、インスタでも可愛いインコちゃんをフォローして楽しみにしてる私。
    お歌を歌ったり、おしゃべりしたり、おもちゃで遊んだり、
    飼い主さんにチューしたり。
    すっごく可愛い。
    パニックのことは知りませんでした。
    そんなことがあるんですね。
    でも読み進めて羽が生えてくると読んで、ちょっとホッとしました。
    ハナちゃん、それまでしっかりママに甘えてね♪
    動物と暮らすと思いがけないことが起こりますね。
    羽が生え揃う頃には、ツンデレもパワーアップしてるかも?

    • そらはな より:

      るり玉さんへ♪
      3日くらい経ったところで、ハナも自分は飛べない鳥だと自覚したらしく、床の上をテケテケ歩いています。
      それまでは、飛ぼうとして何度もボタっと落ちていましたから(^-^;
      でも、飛ばなくなってから消費エネルギーも少ないためか、あまり食べなくなったのですよね。
      ちょっと心配です。
      早く羽が生えてくるといいな・・・。