お盆休みの過ごし方　雑感

今年のお盆休みは、夫が9連休、私は3連休。
次男と長女が帰省し、次男は3泊、長女は5泊して帰っていきました。

少しばかり気忙しかったりもしましたが、リフレッシュもできよい休暇となりました。

お盆の過ごし方

私が子どもの頃は、仏壇の隣に盆棚をつくり、飾り付けをし、大々的にご先祖様をお迎えするというのが恒例行事でした。

また、14日にはお寺さんが家にきて念仏をあげるので、お盆期間中は家をあけられませんでした。

親も歳を取り、いつしか盆棚の飾りはやめましたし、お寺の住職さんも変わったことにより、今は我が家にお寺さんが来ることはなくなりました。

そんな我が家のお盆の過ごし方です。

■仏間の掃除

お盆前に、仏間の大掃除をします。
大掃除といっても、掃除機をかけて、窓をきれいにし、仏壇の中や周囲をササッと拭き掃除するだけ。

母が仏壇にあげたお菓子が、見えない場所に落ちていたりもするので、それらを片付けます。

■お墓参りとお寺

今年は台風が来るというので、12日にお墓参りを済ませました。
次男はすでに帰ってしまったので、夫と娘と3人でお墓参りをしました。

母は、2年前のお墓参りを最後に、昨年からは行っていません。
2年前のお墓参りで、母が転倒してしまったこともありますが（大事には至らなかった）、母がお盆だろうとお正月だろうと、今ではわからなくなったので、あえて触れずにいます。

ご先祖様を偲ぶ気持ちは、いつでも心のなかにあればいいと思っているので、私自身もお盆の行事はさほど重要視していません。

■葬儀について子どもと話す

次男と長女には、これからのお墓のことや私たち親の葬儀のことについて、ちょっと話をしました。

私自身も、お墓やお寺との付き合い方をこれからどうしていいのかまだ漠然としていますが、永代供養の樹木葬とか海に散骨なんてのもいいなぁと考えています。

夫は「自分が死んだあとのことだから…（どうでもいい）」と、まったく真剣には考えていません。

■お出かけ&外食

家族で近場へドライブしました。
海をみにいって、海の近くのレストランでランチをしました。
移動中の車の中でも、他愛のない話で盛り上がりました。

次の日は、私がどうしても行きたかった深堀隆介展へ、次男と長女に付き合ってもらいました。（夫は所用があり行かず）
息子も娘も、素直でいい大人に育ったなぁ、なんて親ばかながら思いました。

■夜は家でゆっくり過ごす

日中は出かけても、夜ご飯は家でゆっくり食べました。

というのも、家庭菜園の野菜がたくさんあるので、それらを子どもたちに食べてほしかったのです。
おかげで、冷蔵庫の中にパンパンに詰まっていた野菜がほぼ消費され、本当によかったです。

子どもたちがいるので、お肉やお刺身、魚などはちょっと奮発しました。

■子どもにお小遣いを渡す親ばかです

子どもたちが帰る際に、お小遣いを渡しました。

来月、次男が海外旅行へ行くというので、お餞別です。
長女は来月東京へ転勤となるので、引っ越しなどでなにかと物入りでしょう。

もう子どもたちも社会人として一人で生きていっているのですから、親からお小遣いなんて、ホント親ばかだなぁと思います。
しかし、子どもたちもお土産をたくさん買ってきてくれたし、交通費もバカにならないでしょうから、やっぱり親心が働いちゃうんですよね。
まだ私達も現役で働いているうちは、これもアリだと思っています。

お盆雑感

私が子どもの頃と比べると、お盆の過ごし方もずいぶん変わってきていると感じます。

とはいえ、お盆というキーワードにより、ご先祖様のことを家族で話をしたり、自分たちの葬儀のことなどにも触れられるよい機会でもあります。

自分だけは、まだまだ元気に生き続けられるという、妙な自分バイアスに惑わされることのないよう、節目節目で片付けたり整理していかなければなりませんね。

そんなことを考えた今年のお盆でした。

夫はまだ休みだけれど、私は明日から仕事！
元気に働きたいと思います。