今年のお盆は、家の中に静けさが満ちていました。
子どもたちが帰省する予定も、親戚が訪ねてくる予定もありません。
母にせかされてお盆の支度をする必要もなく、気がつけば、時間がまるごと自分たちのものになっていました。
夫は8連休、私は4連休。
朝の涼しいうちに庭仕事をして、午後はそれぞれ好きなことをして過ごします。
予定に追われない数日間は、思っていた以上に心を軽くしてくれました。
夫婦のペースで行くお墓参り
お墓参りも、今年は前もって時間を決めませんでした。
朝起きて、「そろそろ行こうか」と支度をする。
車を走らせ、お寺に寄って手を合わせる。
それだけのことですが、誰かに合わせる必要がないというだけで、こんなにも穏やかな時間になるのだと感じました。
60代になって、無理をしないことが少しずつ自然になってきた気がします。
片付けから解放された家で過ごすお盆
昨年までのお盆は、実家の片付けにも追われていました。
けれど、今年は違います。
1年前、思い切って始めた減築リノベーション。
家の中にあった不要なモノを手放し、今は「どこに何があるか分かる」暮らしになりました。
管理できる量のモノだけが家にある。
その安心感は、想像していた以上に大きなものでした。
片付けに追われることがなくなったことで、家の中だけでなく、心にも余白ができたように感じます。
お盆休みは、近場の男鹿へ
三陸海岸沿いにある夫の実家へ帰省することも考えていました。
けれど、今年は太平洋側の天気が悪かったので、暑さが和らいでから行くことにしました。
無理に予定を決行せず、そのときの天気や体調に合わせて決められる。
これも、夫婦二人暮らしだからこその自由なのかもしれません。
代わりに、この日は近場の男鹿へ日帰りドライブに出かけました。
まずは「居酒屋 秀」で朝昼兼用の食事。

ミックスフライ(海老、アジ、ヒレカツ)定食1200円。結局いつもミックスフライを食べてしまう。
お盆中ということもあり、オープンと同時に入ったお店はすぐに満席になりました。
上げ膳据え膳でいただく食事は、やっぱり贅沢です。
その後は鵜ノ崎海岸へ。

干潮時、風か止むと「ウユニ湖」のようになるという鵜ノ崎海岸。この日は少し風があったけれど、海は抜群にきれいだった
秋田の「ウユニ湖」と呼ばれることもある遠浅の海は、風があったため鏡のようにはなりませんでしたが、青い空と海、寄せては返す透明な波がとてもきれいでした。
道の駅オガーレではサザエやイガイを買い、無印良品にも立ち寄りました。

オガーレではサザエがたくさん売っていた!
夫は枕を、私は書類整理用の蛇腹ファイルケースを購入。
最後は寒風山へ。

海岸線もよく見えてすばらしい眺め
山頂からの景色を眺めながら、吹き抜ける風に夏の暑さを忘れます。
気がつけば7時間ほどのドライブ。
それでも疲れはほとんどなく、遠くへ行かなくても十分楽しめる、今の私たちにちょうどいい小さな旅になりました。
結婚したばかりの頃を思い出す
帰り道、ふと昔のことを思い出しました。
結婚したばかりの頃、私たちは自分たちのことだけを考えて、気の向くまま好きな場所へ出かけていました。
「今日はどうする?」
「どこか行ってみようか」
そんなふうに、その日の気分で決めていた頃です。
今年のお盆は、まさにあの頃の感覚に少し似ていました。
予定に縛られず、誰かに合わせず、夫婦二人で「今日はどうする?」と決めていく。
ただ、若い頃とは少し違います。
あの頃は、これから始まる人生に向かっていく自由でした。
今は、これまで背負ってきたものを少しずつ下ろした先にある自由です。

これからはもっと自由な時間を楽しみたい!
モノを減らして、家を小さくして、管理するものを減らして。
家族のために忙しく過ごしてきた時間を経て、これからは自分たち夫婦のために時間を使ってもいい。
60代になって、そんな新しいお盆の過ごし方を見つけた気がしています。
ちょうど1年前、減築リノベーションを決意しました⬇️



コメント
こんにちは、私も昨年還暦を迎え7歳上の夫と二人暮らしです。
ウチも今年初めて私も夫も仕事はお盆休み、私の帰省も子どもの帰省も無い
のんびりしたお盆を過ごしました。
毎日暑い中、夫と近所をてくてくウォーキング。私の趣味の畑に毎日行って、収穫した大量の野菜と格闘して調理出来た事に自己満足したりして…。
規制が無いって素晴らしい!この先こんな暮らしになるんだろうなー、って感じさせる日々でした。
ぶるーすママさんへ
こんにちは。
そうそう!規制がないという自由は最高ですね。
完全に自分の意思で動けるし、自分がやりたいようにできるし。
今は、スマホひとつでいろんな繋がりが持てる時代ですし、お盆だから、お正月だから、と集まらなくてもいいんだ⋯、とこの年になってようやく気づいたりしています。