おでんなど厚切りの大根に味をしみ込ませるには、長い時間コトコトと煮込まなければならないと思っていました。
しかし、「大根に一瞬で味をしみ込ませる裏技」があるというではありませんか。
にわかには信じられなかったので、さっそく自分で作ってみました。
おでんの大根
友人から立派な大根をいただきました。
ずんぐりとした大根は、一番太いところで直径10cm以上はあります。
友人も親戚の方からいただいたそうで「おでんに向いている大根」だとか。
調べてみたら、宇治交配の味づくりという品種なのかな?
というわけで、さっそくおでんを作ります。
大根に味をしみ込ませる方法
大根を下茹でして、それからおでんの煮汁に入れてじっくり煮る・・・というのがいつもの作り方。
しかし、大根があまりにも立派だったので、時短で味をしみ込ませる方法はないかな?と調べてみると、あるではないですか!
1.大根を電子レンジで加熱
2.熱いままの大根を冷たい煮汁に入れる
3.他の具材を入れて温める
・・・とまぁ、文明の利器である電子レンジを使った方法です。
煮物は、冷める時に味がしみ込み、再加熱するとさらに味がしみ込むと聞いたことがありますが、本当にこれで厚切り大根に味がしみ込みやすくなるのか、さっそくやってみることにしました。
まずは、大根を3cmほどの厚さにカット。
大きいのでさらに半月切りにして、隠し包丁を入れました。
耐熱容器に入れて、100mlほどの水を入れてふわっとラップをかけてレンチンです。
大根が多すぎて、全部の大根がやわらかくなるまでに600wで20分要しました。
おでんの煮汁は、ほんだしとオイスターソースと塩。
ほんだしだけ、少量のお湯で溶いています。
プロの味~おでん・つゆ(だし)☆ by taka_jam
え?オイスターソース?と思うかもしれませんが、コレ、本当においしいです。
そこへ、やわらかくなった大根を投入。
大根が冷めるまで放置。
それから他の具材を入れて、温めたら完成です。
本当に大根に味がしみ込みやすくなったのか?
冷たい煮汁にアツアツの大根を入れるというワザが、目からウロコでした。
これまでは、下茹でした大根を、熱い煮汁に入れておでんを作っていましたから。
さて、レンチンした大根を冷たい煮汁に入れて作ったら、本当に一瞬で味がしみ込んだのか?というお話ですが・・・。
実際に鍋で他の具材とともに温めた時間は、15分ほど。
それでも、大根の中まで味はしっかりしみ込んでいました。
以前は、少なくとも1時間以上はコトコトと火をいれていましたから、かなり時短です。
ただし、「大根に一瞬で味がしみ込む」わけではないですよねぇ。
電子レンジで20分加熱してからの、鍋で15分ほど火をいれましたから。
もちろん、次の日のおでん大根は、さらに味がしみしみでした。
煮物は冷める時に味がしみ込むと言いますから、それを2回繰り返せば、さらに味がしみ込むのは間違いないですね。
今後のおでんの作り方は、この方法でやっていきます。
以上、クリスマスに大根の話題で申し訳ありませぬ。
コメント
こんにちは。
大根を柔らかくする方法、私の親が知り合いから聞いたのですが、米のとぎ汁でやると柔らかくなると言ってたのでやってみたら柔らかくなりました。
おでんの下処理として、大根にその、米のとぎ汁をすてず、煮ます。
私もやってみたら、いつもより早く柔らかくなりました。試してみてください。
マッキーさんへ♪
米のとぎ汁で大根を下茹でするのは、単にえぐみを取るためだと思っていましたが、柔らかくする作用もあるんですね。
今度は、米のとぎ汁を圧力鍋に入れて大根を加圧し、それを冷たい煮汁に入れておでんを作ってみようと思っています!(^^)!