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1年間御朱印巡りをしてわかったこと 御朱印帳は?料金は?最もお気に入りの御朱印は?

1年前、御朱印デビューをしました。
それまで、神社仏閣とは無縁な生活を送っていた私が、突如御朱印に惹かれ、同時に神社仏閣巡りに興味を持つようになったのは、父が亡くなったことによる影響が大きかったのだと思われます。
そんな私が、この1年間でいただいた御朱印は20枚。
1年間、御朱印巡りをしてわかったことについて、まとめました。

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御朱印とは

神社やお寺に参拝した証としていただけるのが御朱印です。
基本的には、一人ひとりにその場で墨書きしてくださいます。
神社名やご本尊名が書かれ、押印とともに参拝日を墨書きしてくださるのですから、自分だけのありがたい証となります。

そもそも本来の御朱印は、寺院で写経し、それを奉納したものに授与されていました。
しかし、江戸時代に社寺参拝がブームとなり、参拝の証として御朱印は授与されるようになったといいます。

いわば、スタンプラリーのようなものですが、これが一人ひとりに書かれた墨書きなのですから、ものすごく気持ちが高まります。
スタンプは1度みたら、それで終わりですが、御朱印は家に帰ってからも何度でも眺めたくなるんですよ。
そして、神社仏閣の歴史を知った上で、御朱印を見ると、太古のロマンにときめいてしまうんですよ。
すばらしい達筆を眺めていると、この日、この時、自分はここを訪ねたという、まるで自分史を作っているような感覚にさえなります。

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御朱印帳の種類

御朱印をいただくにあたり、まずは御朱印帳を用意しなければなりません。
私は、記念すべき第一号御朱印をいただく神社仏閣で、御朱印帳を買おうと思っていたのですが、調べてみると、妙に渋い御朱印帳しか売っていなかったため、ネットで買いました。

今どきのネット通販は本当に便利。
たくさんの種類の中から、自分好みの御朱印帳を選ぶことができるのですからね。
そして、御朱印帳にも「蛇腹式」と「ブック式」という種類があることがわかりました。

 

蛇腹式とは、紙が山折り谷折り繰り返し構造になっているもの。
一般的に、真っ白で美しい厚手の和紙=奉書紙(ほうしょし)が用いられています。

 

ブック式は、製本された見開きタイプのもの。
鴈皮紙(がんぴし)が用いられ、色はやや茶色がかっていますが、湿度や害虫に強く紙の王と呼ばれています。

で、私は最初にブック式の御朱印帳を買ったのですよ。
本のように、1枚1枚思い出をめくっていきたかったから。

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ところが、紫陽花の季節に鎌倉を訪ねたさい、御朱印帳を持ってくるのを忘れたんですよ。
そこで、長谷寺で売っていた蛇腹式の御朱印帳を買ったので、2冊となったわけです。
そして、2種類の御朱印帳を持ったことで、わかったことがありました。

旅に持参する御朱印帳は、コンパクトな方が持ち運びしやすいということを。

ブック式よりも、蛇腹式のほうが、ひと回り小さいのです。
重さにしたら大差はないのですが、旅行に持ち運ぶものは、コンパクトな方が便利です。

なので、車で出かける際には、ブック式の御朱印帳を、飛行機や新幹線で遠出するような時は、蛇腹式の御朱印帳を、というように使い分けるようになりました。

御朱印をいただいた順番は、バラバラに記されていますが、これも私らしい自分史だと思っています。

御朱印の料金

御朱印の料金は、300円というところがほとんどです。
最初に社務所や授与所などに御朱印帳を預け、参拝後に御朱印をいただくというのが、主なパターンとなっています。
今どきのカード払いはできませんので、御朱印巡りでは小銭は必須ですね。
というわけで、鎌倉でこんなものも買いました。

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さて、この1年間でいただいた御朱印の中で、ひとつだけ300円ではない御朱印がありました。
それがこちら。

秋田県では子宝神社として有名な唐松神社。
御朱印は、あらかじめ印刷されたもので、料金は「お気持ちでお賽銭をあげていってください」と言われたので、今までの御朱印の例にならって、300円をお賽銭としてあげてきました。

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お気に入りの御朱印

この1年間でいただいた御朱印は、どれもこれも甲乙つけがたいくらいすばらしいものですが、あえて選ぶならば、こちら。

鎌倉の大仏で有名な高徳院でいただいた御朱印。
細筆の流れるような文字が、美しくもあり、はかなくもあり、なんだかときめいてしまいます。

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もうひとつ大好きな御朱印が、こちら。

仙台松島の円通院の御朱印です。
こちらも女性らしい細筆の文字。
こんな美しい文字を、さらさらっと書けたらいいなぁ。

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さらに、こちらの御朱印も好きです。

太筆の整った形の文字は、みていて安心感があります。
新潟県弥彦神社の御朱印です。

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あえて選ぶと言いながら、3枚も選んでしまいました。

あくまでも主観ですが、多くの参拝客が訪れる神社仏閣ほど、御朱印が美しいように感じます。
きっとそれは、毎日何百回と御朱印を書き綴るがための、熟練した技なのでしょう。
もちろん、文字の好みというのもありますが、どうやら私は流れるような文字が好きなようです。

御朱印が達筆だとは限らない

中にはこんな御朱印もありました。

1枚の紙にハンコを押した御朱印。
これぞスタンプラリーっぽくて、ある意味貴重。
秋田県田沢湖畔にある御座石神社です。

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もうひとつは、こちら。

うーーーん。
うーーーーーーーーん。
うーーーーーーーーーーーーーん。

達筆であってほしい以前に、もっと真ん中に堂々と書いて欲しい・・・。
青森県弘前市の岩木山神社の御朱印です。

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ひとつひとつ個性があふれ出る御朱印で、だからやっぱり御朱印巡りはやめられないっ!
来年は、どんな御朱印に巡り合えるか楽しみです。

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