先日、畑にトマトを定植しました。
定植と同時に支柱も立てるのですが、支柱は3年前から「らせん支柱」を使っています。
これにより、トマトは1本立てで育てることができるようになったので、昨年は大玉トマトにも挑戦してみました。
しかし、大玉トマトはらせん支柱は不向きだったということがわかりました。
トマトにらせん支柱
トマトの支柱にらせん状のものを使うようになったのが3年前。
▲2022年5月 トマト栽培
以前は、トマトの脇芽もどれだかわからなかった私ですが、主枝をらせんに絡ませて育てるようになってからは、脇芽もよくわかるようになりました。
らせん支柱の使い方はこちら↓にまとめています。

そんなわけで、昨年は調子にのって苦手な大玉トマトにも手をだしたのですが、これが大失敗となりました。
大玉トマトにらせん支柱は不向き
らせん支柱は、らせん状の中心に主枝を通します。
手間のかかる誘引は、苗が小さい時に1~2回するだけで済むので、非常に簡単です。
▲2021年6月 トマトのらせん支柱
それまで、ミニトマトや中玉トマトをらせん支柱で育てていましたが、とてもうまくいっていたので、昨年は大玉トマトも育ててみることにしました。
途中までは、惚れ惚れするくらいトマトが美しい1本立てとなり、実も大きくなり始めました。
▲2022年6月 大玉トマト
ところが、ある日強い風が吹き、トマトの支柱は左右に大きく揺さぶられることとなりました。
でも、トマトの茎ってしなやかでたおやかなんですよ。
だからある程度大きくなったトマトの茎は、風が吹いても折れるということはないのですよ。
しかーし。
その後トマトの茎は下方から割れてきて、ついには折れてしまいました。
▲2022年6月 トマトの茎が割れる
風に煽られたせいではありません。
大玉トマトの重みに耐えきれなくなったからです。
支柱に茎を誘引するということはまったくしていなかったので、たわわに実った大玉トマトの重みが下方に集中し、風に煽れることでさらに負荷がかかったのでしょうね。
大玉トマトの栽培にらせん支柱は不向きだったということがわかりました。
今年も大玉トマトをらせん支柱で育てる策
でも、なんのこれしき、へこたれません。
▲デルモンテ ぜいたくトマト
今年も懲りずに大玉トマトを買いました。
▲2023年5月 トマトにらせん支柱
そして懲りずに、らせん支柱を立てました。
ただし。
▲らせん支柱の上を支柱で支える
風が吹いて支柱がグラグラ揺れないように、上部も固定しました。
▲らせん支柱を支える支柱
もう、支柱だらけだけど、これもトマトのためなのです。
それと、もうひとつ肝心なこと。
大玉トマトは、実が付いたらその下の枝を適宜支柱に誘引していきます。
これでトマトの実の重さも分散されるはずです。
大玉トマトをらせん支柱で誘引無しで育てるには不向きですが、その都度誘引すれば、きっと大丈夫・・・かな。(自信無し)
これもやってみなければわかりませんが、いろんなことを試してみるということは、とっても楽しい。
これが家庭菜園の醍醐味ですねー。
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