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子どもからのSOSで親離れ子離れまであと少しだと思ったこと

離れて暮らす社会人の次男から連絡がありました。
車のバッテリーがあがったらしく、車が動かないとのこと。
結局、ディーラーさんを呼んで無事に復旧したのですが、この件で親離れ子離れについて、漠然と考えたことがありました。

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車のバッテリーが上がる

次男からのLINEには
「車のバッテリー切らしちゃったんだけど、ディーラーさんに電話すればいいのかな?」
との文字が綴られていました。

そうか。
ついにやっちまったか。
私も若かりし頃は、ルームランプをつけっぱなしにしてバッテリーが上がったこともあったし、真冬の寒い時に外に停めていた車のバッテリーが上がって動かなくなったこともありました。

そんな経験を積んだからこそ、今ではそんなことはまずしない。
というより、今どきの車ってエンジンを切ると電気系統がすべて遮断されるようになっているから、ヘッドライトやルームランプがつけっぱなしなんてことはないのでしょうけどね。

次男が近くに住んでいれば、ブースターケーブルを持って車で駆けつけて、次男の車のバッテリーを復旧させることができるのにな。
だけど他県で暮らす次男の元へは遠すぎて行くことができません。

「ディーラーさんへ連絡して指示を仰いで」と、次男へは返信しました。

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JAFに入ることにした

幸いなことに、車が動かなくなった場所は次男の家の駐車場。
そして、夕方ではあったけれどまだディーラーさんが営業時間内だったため、ほどなくして駆けつけてくれ、無事に次男の車のバッテリーは復旧しました。

その後、次男から「JAFに入ることにした」と連絡がありました。

バッテリー復旧のための工賃は6,000円。
でも、JAFに入会すれば工賃は無料となる。
そんなことを言われての加入だそうです。

JAFの入会金は1,500円。
年会費は4,000円。
合計5,500円の出費ですから、バッテリーの工賃と大差がありません。

しかし、今年社会人1年目の次男が遠く離れた地で暮らしていく上で、車の万が一に備える安心料だと思えば、月に400円ほどの出費も安いものだと思いました。

親離れも近い

さて、親離れの定義として大辞林によると「子供が成長して、親を頼りにしなくなること」とあります。

社会人1年目の次男は、他県で仕事をして一人暮らしをしています。
社会的にも経済的にも次男は自立していることになります。

だけど、今回のように「車のバッテリーが上がった」という連絡を寄こすあたりは、まだどこかで親を頼りにしているということですよね?
初めての経験で不安だったでしょうから、精神的には頼りたかったという気持もよくわかります。

私としても、こうやって頼られることにまんざら悪い気はしないのも事実です。
まだ子どもが親のことを必要としてくれている、なんて思うからです。

でも、今回の件で気づいたことがありました。
次男はLINEを寄こした時に
「車のバッテリー切らしちゃったんだけど、ディーラーさんに電話すればいいのかな?」
というように、すでに自分で解決策を出していたんですよね。
初めての出来事だったので、確認したかったんですよね。

学生時代の次男だったら、「どうすればいい?」という丸投げの相談か、もしくは親に隠して一人でもがく・・・ということをやっていたと思います。

次男は、ちゃんと親に報告しつつ、自分の中ではすでに解決策を出すことができるようになっていました。

次男が親離れをするのも近いな・・・と思ったのです。

子離れも近い

同じく大辞林によれば子離れとは
「親が子供の自主性を尊重して、子への過剰な干渉をやめること」とあります。

私の場合は、以前から子どもに対しての「過剰な干渉」はしていないと思っています。
実際長男が社会人になった時も、
「お母さんは、放任主義だったよね」と言われ
「えっ!それってどういう意味?」と、恐る恐る聞く私に
「受験の時も一度も勉強しろって言わなかったし、オレの好きなようにやらせてくれたってこと!」と言われ、うれしいようなそうでないような複雑な気持ちになったことを覚えています。

今回の次男の車の件でも、後になって思ったことがあります。

次男が自分で考えてディーラーさんに連絡を取り、バッテリーの復旧をしてもらった。
そして今後のことを考えてJAFに入った。

この事を、次男が帰省した際に事後報告として話をすることができた時。それが次男にとっての本当の親離れになるのかな。

次男よ。
あと少しだ。

そして、そんなことを思った私自身も、子離れが近いのだなぁ、と思えたのです。

小さな失敗や経験を積み重ねながら、子どもたちは一生懸命社会の中で生きていこうとしています。

私も、離れて暮らす子どもたちのことは、いつでも頭の片隅にありますが、時々連絡を取り合って元気で暮らしていることがわかればそれでいい。
子どもたちが楽しく暮らしていればそれでいい。

親離れ子離れとは、お互いの生き方を邪魔しないこと。
そして、親と子という関係性ではなく、対等の人間として付き合えるようになることだと思うようになりました。

 

 

コメント

  1. はな より:

    はじめてコメントさせてもらいます。
    はなと申します。
    いつも読ませていただいています。

    車関係の仕事をしております。

    次男さんのJAFへの加入の件ですが、車の任意保険に加入されていると思いますますが、そちらに自動付帯されているレッカーサービスでバッテリー上がり等は無料で対応してもらえるかと思います。

    フリーダイヤルに電話すると近くの提携業者が出張してくれます(24時間対応です)
    保険証券にフリーダイヤルやサービス内容の記載もあります。

    レッカーサービスは事故のレッカー搬送以外でも色々と対応してくれますよ。しかも無料です。
    ディーラーさんなら御存じだとは思うのですが、、、

    参考になればと思いコメントさせていただきました。

    • そらはな より:

      はなさんへ♪
      ありがとうございます!
      車の任意保険にバッテリー上がりの対応がついているなんて知りませんでした。
      次男へも連絡しておきます。
      そして、私も自分の任意保険を確認したいと思います。
      任意保険って、事故の時しか使うイメージがなかったのですが、いろんなサービスが付帯されているのですね。
      情報ありがとうございました。

  2. はな より:

    先程のコメントの追加させてください。

    車の任意保険のロードサービスの件ですが、保険会社によってサービス内容が証券に記載がないこともあるかと思います。
    保険会社のホームページ等の方が詳しく掲載があると思います。

  3. るり玉 より:

    そらはなさん、こんにちは。

    先のコメントにも書かれているように、JAFに入る前に確認された方がいいかもしれません。
    うちの次女がパンクした時、任意保険会社のロードサービスで対応してもらえましたよ。

    パンクした時たまたま一緒に乗っていて、親子ですごく慌ててしまって、
    「JAFに入ってるはず!」と電話したら入ってなくて、
    逆にJAFの方から「保険会社様の方で対処していただけるかもしれませんよ」と親切に教えていただいた次第で、、、(恥)

    パンクなのでタイヤ代はもちろんかかりましたが、レッカー代は無料でした。

    うちの娘たちも同じこと言ってました。
    ある意味ほっといてくれたから(私としてはほっといたつもりはないけど(笑))、
    自分のやりたいように道を決めることが出来た、と。

    親も自分のことで忙しいくらいがいいのよね。
    だから野菜育て、花育て、劇団四季で年中忙しいのはいいことなのよ~。
    親が人生楽しんでるのを見せるのが一番の人生教育だと思うわ。

    • そらはな より:

      るり玉さんへ♪
      ははははは(^-^;
      私も、子どものことを「放任」したつもりはないのですよ~。
      だけど、子どもたちが良い意味でとらえてくれたので、本当によかったなぁと思います。
      私は子どもの頃、母が干渉しすぎるところが本当に嫌だったので、自分は絶対にそうなるまい!と思っていました。
      自分の人生は自分のためにあるんだもんね。
      私も、るり玉さんが言うように「親が人生を楽しんでいる姿を子どもに見せる」のが一番の教育だと思います!(*^-^*)