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高齢の親との接し方 最近の経験からマイルールを作る

最近、母のことを怒ってしまうということが2~3度続けてありました。

怒ってしまってから、自分でもめちゃくちゃ反省するのですが、また怒る。
イラッとする毎日をなんとかしなければ、私も心穏やかに暮らせない。

高齢の親との接し方を考えて、自分なりのマイルールを作ってみました。

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母を怒った場面

その1 納骨に行かない

先日、父の納骨を済ませました。

 

納骨のその日は朝から快晴。
持っていく花を切りそろえて準備していると、母が突然言いました。

「行かないから。家で拝んでいるから。納骨なんて行かないから」

はっ?

前の日までさんざん母と納骨の準備の話をしていて、一緒にお寺に行く話もしていたというのに、なにを今さら???
私の驚きようは、持っていた花を落としてしまいそうになるという、まるでギャグマンガのような一コマ。

「おかしくない?だってお母さん、喪主でしょ。お父さんのこと見送ってあげなくて、誰が見送るのさ」と、私が言うと

「こんな80歳過ぎた年寄りをつかまえて、納骨に行かせるなんてよくできるね。私の死にざまを見せる気か?」
と、もはや逆切れ。

母の気持ちもよくわかります。
長年連れ添った夫の遺骨をお墓に返してやる場面なんて、見たくないでしょうとも。

だったら、前もってそう言ってよ!
さんざん前日まで「お坊さんは何人くるんだ」「お布施はいくら包むんだ」「お坊さんとの会食はどうするんだ」と、何度も何度も何度も同じことを聞いてきたら、一緒に納骨に行くと思うでしょうよ!

なんで直前になってそういうこと言うのよ!だったら最初からそう言ってよ!

花を片手ににぎりしめながら、声を荒げた私。

 

その2 モノに殺される

もともと母は電気ポット嫌い。なぜならずーっとコンセントに差し込んでいる電気ポットは電気代がかかるから嫌なんだそう。

冬はストーブの上にやかんをのせて、沸いたお湯をエアポットに入れて使い、夏は台所のガスコンロでお湯を沸かしてエアポットに入れています。

しかし、少し前から台所でガスにかけっぱなしで沸騰したやかんのことを忘れたりすることがふえてきたので、危ないなぁと思っていました。

そこで電気ケトルを購入。
これなら少量のお湯がすぐに沸くし、沸いたら自動で電気は切れるし、安心です。
わざわざ台所に立たなくても、居間でお湯が沸かせますしね。

 

DSC02669

ところが、電気ケトルを見たとたん母は
「こんな難しいもの使えない。ジャマになる。ガスでお湯を沸かせばいいから要らない。お店に返してこい」の一点張り。

もともと母は機械オンチで、新しいものには触ろうともしない人。
なので、私がいくら使って見せて説明しても、断固拒否。

いや、こういった母の態度は想定内だからいいのです。

そのあとの母の言葉にカチンときたのです。

「居間にこれ以上モノを増やさないでくれ。モノがあふれかえって、どうしていいかわからない。モノに殺される」と。

だったら片付けようよ。私が整理してやるよ。
実家を片付けるチャンスとばかりに母へ言うと

「あんたはお父さんのモノをすぐに片付けようとして、心もなにもないのか。お父さんのモノがここにあってもあんたの邪魔になるわけじゃないんだから、置いていたっていいじゃないの」

・・・と、キタ。

ああっ?
モノに殺されるっていうから、片付けてやるって言ったんじゃん!

・・・と、私、電気ケトルをにぎりしめて声を荒げる。

 

・・・ごめんなさいね。
単なる親子喧嘩でしょーもないことはわかっているんですけどね。

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知らない、聞いてない

父が亡くなってから、母は何十回、何百回と同じことを繰り返し言うようになりました。
父がいたころは、同じ話を何度も言う父に対して「その話は何回も聞いた」と、ツッコみを入れる母だったのですが。

しかも、言っていることが一定ではなくて、次の日には真逆のことを言うのだから、言われる私は振り回されてばかり。

「昨日、こう言ったよね」と母に言うと
「知らない」「聞いてない」の一点張り。

そこで最初に私が取った策が、紙に書いて母に何度も見せるという方法でした。

ところが、その紙でさえどこにしまったかわからなくなる。そんな紙見たことないと言う。
ようやくその紙が出てくると今度は「こんな紙、初めて見た」と言う。

 

そこで、今度はその紙に、母から直接加筆させるという方法を取りました。

「こんな紙初めてみた」と言っても、そこに自分の字で何か書いていると
「ああ、そっか。そういえばここに書いたわね」と思い出すのです。

父が亡くなってから1か月が経ち、少しずつ日常生活が落ち着いてくるとともに、母も以前に比べたらだいぶ言動に落ち着きがみられるようになりました。

認知症の早期発見のために

姉は介護の仕事をしているので、お年寄りのこういった言動には慣れたものですが、私ときたら母の言動にいちいちイラっとしたりムッとしたり・・・。

母の一連の言動は、「もしかしたら認知症の始まりかもしれないので、ちょっと注意してみていかないとね」と、姉にも言われておりました。

 

家族が作った認知症の早期発見のめやす

 

認知症の始まりなのか、老化による物忘れなのか、はたまた怒りっぽい性格はもともとの性格がさらに強調されて現れてきたものなのか・・・、この辺が要チェックです。

認知症であっても、家族の接し方で随分症状の進行具合は変わるそうなので、私もいちいち過剰にムキになって対応しないことが大事なのだと思います。

母との接し方マイルール

1.そんな話聞いていないと言ったら

「何度も言ったよ!」と怒らない。

特に認知症の初期の場合は、「忘れた」のではなく「記憶に残らなかった」そうなので、それを怒っても無意味なだけ。

本人は記憶にないことを責められても、プライドが傷つくだけですからね。

「ああ、そうなの?」とサラッと受け止めて、また同じ話をするという、私にとっても相当根気が必要になると思いますが、これも訓練と思ってやってみます。

 

2.同じ話を何度も言ったら

「さっきも聞いたよ」と言うのではなく
「へぇ、そうなんだ」と受け流す。

本人は何度も言っているという自覚はないのですからね。

これも自分の忍耐を高めることとしてやってみようと思います。

 

3.急に怒り出したら

同じテンションで言い返さない。

何に怒っているのか冷静に話しを分析し、静かに聞いてやる。
「そうだね、そうだね」と、話を受け流す。

がぁぁぁぁっ!

これが一番忍耐力が必要かもしれません。

 

とりあえず、母の言動で今私が嫌だなぁと思っていることは以上の3つ。

本当は漫才のように「なんでやねん」「さっき聞いたがな!」「なんで怒ってるねん?」なーんて、やり取りができるようになることが、理想的!

 

*この記事は、【介護をもっと好きになる情報サイト”きらっこノート”】で紹介していただきました。

相手を思いやるケアをするには?介護で役に立つコミュニケーション法を学ぼう!
丁寧で温かみのある介護をするためには、利用者さんとの触れ合いやスタッフ間の相互理解が欠かせません。そこで、ここでは、介護...

 

コメント

  1. しろみ より:

    おはようございます^ ^
    今回の記事を読んで 去年の私の母を思い出しました。
    認知症のはじめは 本当にそう思ってるのか? それともとぼけているのか? なかなか判断できないし イライラ募りましたよ

    私も介護士 でも家族として毎日接していると 頭ではわかっていても
    イライラして 辛くあたってしまう
    その繰り返しでした。

    今、母を亡くして もっと温かく包んであげれば良かったと反省してます。

    ただ まだ四十九日を過ぎてないのに
    断捨離とお父様の物をどんどん片付けてしまうのは どうかな?
    お母様にとって お父様は本当に大切な存在で 亡くなっても そのままの状態で暫くはいたいのではないかな?
    私も母を亡くして レンタルしていたベットや車椅子を回収されただけでも とても寂しく涙が出てきました。
    そこは もう少しお母様の気持ちに寄り添ってあげて欲しいと思いました。 厳しい事を言ってごめんなさいね そらはなさんならわかってくれると思って コメントさせてもらいました。

    • そらはな より:

      しろみさんへ♪
      しろみさんのおっしゃる通りです。
      最初は、母が暮らしやすいように、危険のないようにと思って片付け整理しようと思っていたのですが、しばらくそのままそっとしておこうと思います。
      母のほうから片付けをお願いされるまでは、黙っていようと思います。
      一番寂しい思いをしているのは母ですもんね。
      しろみさんも、忙しい毎日だと思いますが、このようなアドバイスは本当にありがたいです。感謝!

  2. えりあママ より:

    ああ、解ります~。タイムリーですわ!
    うちもたった今おんなじような事ありましたもん!
    今日は天気がいいので洗濯物を沢山干しながら、やっとパソコンを開けたらば母が来て「もう10時になるから早く買い物に連れてって」と・・・
    「え?買い物行くっていつ言った??」と聞くと「朝言った」と言い張る。。。
    聞いてへんがな~~~!まったくもう~~~。シーツ干したら買い物に行ってきます。

    • そらはな より:

      えりあママさんへ♪
      難しいもんですね。
      こちらが言ったことを「聞いてない」と言うばかりか、言っていないことを「言った」というなら、ものすごい忍耐が必要ですねぇ・・・。
      自分の親だからこそ、いろいろ厳しく当たっちゃうんですよね。
      介護の仕事だと思って接したら、母とも割り切って付き合えて、イライラしないで済むかなぁ・・・。
      とにかく今日も1日怒らない、ムキにならない、言い返さないを守る努力をいたします。

  3. 水仙 より:

    祖父を思い出しました。
    私の祖父はお葬式さえ出ようとしませず、部屋に引きこもりました。何年も病院に付き添って看とってきた祖父の気持ちは察しがつきました。見たくないんですよね。認めたくないというか。でも、今そこにお寺さんがいてお念仏が始まるのに親族は困りました。誰が言ってもダメでした。着替えもしません。
    娘や息子の言うことには耳も貸さず頑なでした。
    その時3歳くらいだった私の娘が「おっきいじいちゃん、おきがえしましょ」と、祖父
    の部屋にとことこ入り、ちゃんと連れてきたのでした。
    納骨となると、さらに寂しさがつのりますね。

    • そらはな より:

      水仙さんへ♪
      結局おじいさまは、ちゃんと葬儀に出席されたのですよね。
      うーん。孫の力は偉大だなぁ。
      うちの母は、結局納骨にも法要にも参加せず、家で一人で待っていたのでした。
      本人が願ったことなので、しかたがないと思いました。
      私は、父の遺骨をしっかりこの手でお墓に入れることができて、本当によかったと思いました。

  4. やまこ より:

    こんにちは。わたしは自分の母親がものすごく苦手で、大学進学と共に合法的に家を出たと自覚しているものですが、その母親が認知症となり、父親がガンになり、とさすがに放置出来なくて、やむなく相手をするようになって15年くらいです。自分の親に対して、娘のわたしが保護者になる、そんな移行期で、最初が一番しんどかったです。きっとお互いに。わたしは子供がいませんが、そらはなさんは子育ての経験がおありなので、反抗期の子供と思って、逆らわず、おだてまくって、お相手してあげて下さい。そのうち笑いが出てきたらしめたものです。娘は一番厳しいものなので、お友達や知り合いの方々を交えて、他人への反応の違いなども観察してみて下さいね。

  5. やまこ より:

    初めてなのに長くてごめんなさい。
    うちの母親の場合、娘の言うことは聞かなくても、娘の夫の優しい言葉にはわりと従ってくれました。お互い他人なので遠慮があるのと、昔の女の人だから男性には一目おく、との習性が。無理強いではなく、人を変えて、場面も変えて、納骨に行かないんですか、残念ですね、みたいにぽそっと言ってもらう。結構使えます。

    最後ですいません、お父様の亡くなる前の配慮の話、胸に迫りました。

    • そらはな より:

      やまこさんへ♪
      はじめまして(#^^#)
      ものすごくお気持ちわかります。
      実は私も母のことが苦手な存在でありました。
      不自由なく育ててもらったし、今の私がいるのも母がきちんと社会に出してくれたからだと感謝はしていますが、自分の価値観がすべてである母には、反抗すらできませんでした。
      だからこそ今、立場が逆転しつつある母娘関係にとまどっているのは、私だけではなく母も同じなんだよなぁ・・・と、やまこさんのコメントを読んでいてそう思いました。
      子どもを育てるように、逆らわずおだてまくって相手してみます。
      やまこさんのアドバイスに、ちょっと目の前が開けた感じです。
      ありがとうございます。

  6. 彩海 より:

    はじめまして。
    お父様を亡くされて、いろいろ大変な事があり、お母様のお世話をされてて、感心します。
    私は、1人っ子なので、あと何年かすると、同じ様に両親の世話をしなければ、いけないので、ブログを読ませていただいて、勉強になります。
    母と娘だから、ケンカにもなるんですよね。
    お互いストレスをためないように、体に気をつけて下さいね。
    (上から目線ですみませんm(._.)m)
    お料理も参考になせてもらってます。

    • そらはな より:

      彩海さんへ♪
      はじめまして(#^^#)
      父の死も、母の物忘れも、そういう歳なんだから覚悟はしていたんですけどね。
      父があまりにも突然逝ってしまったので、私よりも母のほうがパニックになるのは当然ですよね。
      私が一緒になって母と言い争ってはいけないのだと、つくづく思いました。
      コメントありがとうございます。
      胸に染みました。

  7. マギー より:

    納骨ですか。
    お葬式とはまた違う淋しさがありますよね。
    少し冷静になってお別れ出来ます。
    そんな日に私も母を怒鳴ってました。
    うちの場合は…
    火葬の時、父の入れ歯がどうしても見つからず入れてあげられなかったのを残念がっていた母。後日見つかって…
    納骨の日、親戚の人たちから納骨したら、あと絶対開けてはいけない。霊が出入りするからねと言われました。
    それなのに…
    母は私を呼びつけ、「父さんの入れ歯見つかったからサラシに包んで入れてきて!父さん、食べられないとかわいそう。父さんは開けても許してくれるよ。お願い!」
    えー!!
    ちょっと怖かったけど母の気持ちもわかるし、旦那と一緒に入れ歯を納めてきました。
    ホントにこれで良かったのか今でもよくわかりませんが…
    しかし!母の要求は止まらず!
    箸も入れて、いつも使ってた湯飲みも、車の鍵も…って。
    「自分でやればいいでしょ!!いい加減にして!!」
    母はしょんぼりしてあと何も言ってきませんでした。旦那から棺桶に沢山お金入れたから困らないよと言われ納得したみたいです。
    あーあ。
    私だって怒鳴りたくなかった。
    いろいろありますよね。

    • そらはな より:

      マギーさんへ♪
      おおおおお!経験談ありがとうございます。
      それにしてもマギーさん、お母さんの頼みをよくぞきいてあげましたねー。
      私だったら、「無理!」って言って、やらないかも・・・。
      結局、お葬式も納骨もそういった儀式って、生きている人たちの心を落ち着かせるものだと思うので、マギーさんのお母さんにとっては、お父さんの入れ歯を入れてあげたことでものすごく安心したと思います。
      私は、毎日母と関われば関わるほど、イラッとしたり怒りたくなったり・・・まだまだ修行が足りません・・・(-_-;)

  8. 悩める老いつつある娘 より:

    85歳の母と二人暮らしです。
    母は認知症なのか、それとも頑固で我が儘な性格が年をとってより頑固で我が儘になっているのか、判断がつかない高齢者です。
    普段はとても穏やかで、私に「ありがとう。ありがとう。」と言っているのですが、食に関するこだわりがとても強く、突然、「もっと栄養のあるものを食べさせろ」と言い出したりします。
    昨日も、母が「栗ご飯を食べたい」と言ったから、栗ご飯にしたのに、今日になって突然「あれでは栄養にならない。」と、怒り出しました。(ゆうべは「おいしい、おいしい」と言って食べたのに。)
    気持ちの整理がつかぬままネット検索をして、このサイトをみつけました。
    “急に怒り出したら、同じテンションで言い返さない。”
    本当にその通りですね。【マイルール】をプリントアウトして、机の前に貼っておきます(母に見つからないように)。

    • そらはな より:

      悩める老いつつある娘さんへ♪
      とてもとても、お気持ちよーくわかります。
      親の言動にイラっとしても、親子の縁を切るわけにもいかないし、上手につきあっていくしかないのだと思っています。
      うちの母は、最近とても落ち着いていて、認知症の薬を飲んでいるせいなのか、私が上手にかわせるようになったからなのかは、定かではありませんが、とにかくお互い声を荒げることなく、このまま穏やかに過ごしていくことができればなぁ・・・と思っています。
      【マイルール】プリントアウトで貼るんですかー・・・お恥ずかしい・・・。
      参考になれば幸いです(#^^#)

  9. 悩める老いつつある娘 より:

    そらはなさん
    さっそくのご返信、ありがとうございます。
    実はさきほど母が2階の寝室から1階のリビングに降りてきて「あんたの料理は今後食べない、」と言って、自分で何か作り始めています。(私は自室に引き上げて、これを書いています。)
    そらはなさんのおっしゃる通り、ここは肯定、肯定で接しなければいけませんね。
    私が下に降りて行って、ここはとりあえず謝って機嫌を治してもらうしかないか、と思っています。

    • そらはな より:

      悩める老いつつある娘さんへ♪
      なんて悲しい言動でしょう。
      「あんたの料理は食べない」って・・・、なぜにそんな展開に・・・?
      栗ご飯のことが尾を引いている・・・にしても、やっぱりショックですよね。
      いくら母娘でも、傷つきますよね。
      お母さまには謝ったのでしょうか。
      お母さまの言動をすべて肯定したのでしょうか。
      悩める老いつつある娘さんのお気持ちを考えると、切なくてしかたありません。
      母娘であるからこそ、そして、この先そんなに長い時間は残されていないとわかっているからこそ、お互い気持ちよくつきあっていきたいのに、そんな態度をとられたらやるせない気持ちでいっぱいになりますよね・・・。
      私は、母が認知症だと思うようになってから、少し気持ちが楽になりました。
      病気がそうさせているのだと思ったら、許容できるようになりました。
      悩める老いつつある娘さんも、いろいろな方の力を借りて、一人で抱え込まないようにできるといいのですが・・・。

  10. 悩める老いつつある娘 より:

    そらはなさん

    ご心配いただき、申し訳ないやらありがたいやら。本当に、ありがとうございます。
    母はあれから2,3時間自室で眠り、目が覚めたら、元の穏やかな母に戻っていました。
    安心しましたが、いよいよこれは認知の始まりかという疑いが強くなりました。
    先日物忘れ外来で検査をして貰ったところ、問診の検査で30点満点中21点(20点以下が認知症だそうです)。
    なんだか、ストンと腑に落ちて気持ちが軽くなりました。
    病気なのだと割り切って、怒りの導火線を踏まないように、母にはなるべく穏やかな気持ちでいてもらいたいと思います。
    二人きりの生活は、風通しが悪くなりがちです。そらはなさんのおっしゃると通り、いろいろな人の力を借りて、一人で抱え込まないようにしたいと思います。
    (自分のことばかり書きました。これからも愚痴をこぼさせてください)。

    • そらはな より:

      悩める老いつつある娘さんへ♪
      ちゃんと物忘れ外来を受診したのですね。すばらしい。
      認知症の検査はギリギリだったんですね。
      でも、点数化でわかると、納得して楽になりますよね。
      お母さんとの関係で、同じような方のお話を聞くと、私も気持ちがとても楽になります。
      これからもいろいろなことをお話ししてくだされば、うれしいです。

  11. あきらめない娘より より:

    親が子供のようにわがままになっていく認知症の症状かもしれませんが、我慢する力が肉体と同じように弱ってしまった現象なんだと思います。幼児は人をおもいやったり出来ませんよね、そういう状態に親が変わってしまうのは、悲しいしイライラすることばかりです。それを忍耐力で我慢していたら、いつか爆発してしまいます! 
    私は駄目なことはダメと子供に教えるように毅然とした態度で諦めずに伝えています。
    うちの母が幼児のようにわがままになり、言われたこともすぐ忘れてしまうことが多くなってきていますが、我慢するのではなく忍耐強く諭しています。
    諦めたら終わりだと思います。 子供に返ってしまったと認識しています。
    認知症だと諦めて、間違っている言動をそのままにしてしまったら、どんどん進行してしまうように思うのです。
    わがままな幼児を教育しないのと同じだと思います。衰えてしまった脳の働きや人を思いやる気持ちを少しづつでも取り戻してほしいと思っています。
    当然言い争うこともありますが、それでも負けないようにしています。
    最近は母が逆らうことを辞めてきています。
    忍耐強く間違った言動を指摘していくと、自分の言動を考えるようになってきているよようなのです。
    またコメントさせていただきます。

    • そらはな より:

      あきらめない娘さんへ♪
      コメントありがとうございます。
      この記事を書いた1年以上前の私は、いろんなことに迷いつつ試行錯誤していたように思います。
      忍耐は必要だと思いますが、それ以上に母を怒らせないような方法が身についたので、今は比較的穏やかに暮らしています。
      おっしゃるように、間違ったことは間違っていると伝えつつ、あまりしつこく言い過ぎないよう、サラッと流すようにしています。
      次の日には忘れていることが多いので、その瞬間をお互いが嫌な思いをしなければいいかなぁ・・・なんて、今は思うようになりました。
      日々、いろんなことがあるので、勉強になります。