映画【天使にラブソングを】をご存知ですか?
25年前のミュージカル映画で、ウーピー・ゴールドバーグ主演の最高にハッピーな映画。
思えば、私がミュージカル映画を好きになったのも、これがきっかけだったかもしれません。
それが、なんとなんと!
ブロードウェイミュージカルとして、来日公演されるというではありませんかっっっ!
しかも、しかもっ!
アラン・メンケン様が全曲書下ろしだと聞き、もういてもたってもいられないったらありゃしない!
東急シアターオーブにて
そして私は渋谷の東急シアターオーブに参上。
ずっと迷いに迷って、悩みに悩んで、一時は観るのをあきらめたミュージカル。
ならばせめてアラン・メンケン様の曲を聴いて我慢しようと、ブロードウェイミュージカル 天使にラブソングを~シアター・アクト~のCDを聴いたもんだから、これがイケなかった。
す、すばらしすぎる!アラン・メンケン様は天才だわ。
映画版の天使にラブソングの歌とは全然ちがうのですが、ブロードウェイミュージカルの歌も最高にイイ!
70年代のディスコチックな音楽とゴスペルチックな音楽をうまく組み合わせて、最高にノリノリの最高にハッピーな音楽は、私の世代にはドツボなんじゃないでしょうか。
この高揚感!胸の高まりと幸福感!
毎日、毎日通勤の車の中でCDを聴いていたら、いてもたってもいられなくなってしまい、チケットを購入してしまうという、予想通りの展開。
アラン・メンケン様、罪作りよね。
ブロードウェイミュージカル 東急シアターオーブ
で、最初に思ったのが、「あれ?私、英語わからないけど、ブロードウェイの本場の方たちが演じるミュージカルを観てわかるのか?」という疑問。
大丈夫なんです。
舞台の両脇に、大きな電光掲示板があり、そこに日本語訳が流れるのです。
映画の字幕みたいなものよね。
アメリカに行かなければブロードウェイミュージカルなんてお目にかかれないと思っていましたが、まさかまさかの日本で、私が生きている間に観ることができるなんて、最高に幸せでございます。
しかも、劇場は渋谷ヒカリエに2012年に完成した東急シアターオーブの真新しい劇場なんです。
座席は1階席22列とやや後方だったけれど、前の座席との段差がけっこうあり、前の席の方の頭が気になるということもなく、椅子の座り心地もとてもよく、快適な鑑賞環境でした。
開演2時間前には、当日券を求めて並んでいる方が数人。
そっかぁ。家が近い人は、早くから並べば当日券で観ることもできるんですね。
うらやましい。
ブロードウェイミュージカル天使にラブソングを 感想
映画が大好きすぎて、ビデオを購入してまで何度も何度もみた映画。だからストーリーは知り尽くしているし、今回のミュージカルもCDで何回も聴いていたのですべて頭の中に叩き込まれています。
なのに、なんでこんなに涙が出るのか自分でもわからない。
人間は、感動すると泣けるというのは、今まで劇団四季を観てきてよーくわかっていたことですが、天使にラブソングをのミュージカルは、もう幸せオーラが全身を包み込んで、この上ないシアワセ感であふれまくって、泣けた。
映画版とちがったところは、デロリスとエディ警部が幼なじみであり、エディ警部は子どもの頃からデロリスが好きだったってこと。
そして、神父様がデロリス率いる聖歌隊に触発されて、だんだん服装がハデになっていき、寄付金集めのために自ら歌うシーンは、映画にはなかったところ。
神父なのに白いキラキラの服にサングラスで歌うおちゃめなところに、思わず笑っちゃいました。
またミュージカル版は、デロリスだけではなく、ギャングのカーティスやその子分たち、エディ警部、シスター・メアリー・ロバートや修道院長の心の内を切々と歌にしているので、それぞれの立場での気持ちがよーく伝わってきて、グッときます。
みんなみんな、何かしらコンプレックスを抱えていて、それを打ち破るには、自分の意志で決めて、自分で行動すれば必ずや道は開けるということを気づかせてくれるミュージカルでもあります。
デロリスと修道院長が並んでセンターに立ち、もう何百回と聞いたエンディングの曲を歌いだした時には、「うっ、あぅっ、おぅっ・・・」と嗚咽が止まりませんでした。
だって、だって、こんなに楽しくてシアワセなミュージカルが、もう終わっちゃうんだもの。
最後はみんなみんな、キラッキラのラメがちりばめられた衣装で歌い、教会のステンドグラスも7色に輝き出し、なにもかもがシアワセすぎて号泣したーっ。
気が付けば、私たち観客も「教会に集まった町の人たち」としてミュージカルに取り込まれているんですよね。舞台と観客の一体感をいっそう強め、大きな感動を生むこのミュージカル。
ローマ法王が客席後ろから登場した時には、キリスト信者じゃなくてもゾクゾクしましたもんね。
笑いと感動とシアワセを届けてくれる最高にハッピーなミュージカル。
あーあ。
近くに住んでいたら、毎日当日券求めて並んじゃうのにな・・・。
コメント
いつも、楽しみに拝見してます
以前子供が京都と山形の大学へ行ってるとコメントしたものです
全く今回の記事と関係ない質問で恐縮なのですが、山形の子供に電気ストーブを買おうと思ってますが、以前息子さんにコアヒートを買われた記事ありましたが、いかがでしたか?
検討中なのでよろしかったら教えてください
まさこさんへ♪
こんにちは!
コアヒートのお話を覚えていてくれて、うれしいです。
昨年ひと冬、仙台で過ごした長男へ聞いてみたところ、やはり真冬の1~2月にはコアヒートとこたつだけでは寒くて乗り切れず、部屋に備え付けのエアコンを使っていたとのことでした。
エアコンは、ガスエアコンなのですが、冬場のガス代は1万円以上かかったようなことを話していました。
雪国では、電気ストーブはあくまでも部分暖房で、部屋全体を暖めるには厳しいかと思います。
光熱費が一番安くて、暖めやすいのは、やはり石油ファンヒーターでしょう。
灯油を運ぶ手間と給油の大変さがありますが、これも慣れですかねぇ。
灯油は宅配サービスもありますし。
ただ、うちの長男は灯油の扱いが嫌だそうで、今年の冬もエアコンで乗り切るそうです。
山形も冬は厳しいところですよね。お子さんが、風邪などひかぬよう冬を乗り切れますように・・・。
そうですか
灯油は子供も自信がないそうです
あと大家さんに使ってもよいけど結露で
オートロックの鍵が凍ることがあるから、まめに拭いてといわれたのもあります
明日様子を見に行ってきます
ありがとうございました
こんにちは。
ブロードウェイミュージカルが来日したんですね。
すごいなぁ。
大好きな映画のミュージカル、しかも本場も本場のブロードウェイミュージカルとなると、
いてもたってもいられないでしょう!
よかったですね!
映画はウーピーゴールドパーク主演のですよね。
シスターたちのゴスペルがスゴかったのを覚えてます(о´∀`о)
私はオペラ座から現実に戻れないでいます。
3回見終わってあと2回、そらはなさんに語りたいことがいっぱいあるのー(笑)
私も好きで好きでたまらない映画、世界観だからもう胸が高鳴りっぱなし。
現実に戻ってきたら語らせてね。
そらはなさんはまだ観たことないとおっしゃってたので、
物語以外のところでねv(・∀・*)
あぁ、京都にも行きたい~。
来年4月のノートルダムはチケット取ろうと思ってます。
野中万寿夫さんのフロローを観たいと願いつつ。
るり玉さんへ♪
オペラ座!!3回観終わったんですね!
観るたびに、いろんな感動があるし、いろんな発見があるし、楽しいでしょうねぇ。
私も観たいなぁ。そして、るり玉さんと語りたい!
ノートルダム、いよいよですね。
今のところ、4月~6月までの公演ですが、はたしてチケット取れるかなぁ。
私も来年はノートルダムをまた観たい~!!
最高の英語ミュージカルデビューでしたね♪
何度も映画で見ている作品、歌も聴き込んでいて…準備はバッチリですもの。
ブロードウェイミュージカルと銘打ったものは 時々東京へ巡業に来ています。
ついこの間『ウエストサイドストーリー』も演ってました。(ジョージ・チャキリスとは脚の上がり方が違うのに思わず笑っちゃいました)
上京のタイミングと合ったら、いろいろ見られるとイイですね♡
11月4日 (土)10:00 テレビ朝日系
よかったらご覧になって♪
石丸幹二さんは〝オペラ座の怪人〟を唄うみたいですよ〜。
先週の回では母校の藝大祭に訪れ、模擬店でイタリア歌曲を披露した後、アンコールにミュージカルナンバーをねだられ〝メモリー〟を唄いましたら、学祭の喧騒がピタッと。静まり返りました。
〝メモリー〟はソプラノの唄ですがね。
四季の主役を張った面目躍如でしょうか。
TM♪さんへ♪
この時ほど、自分の英語力の無さを恨んだことはありませんでした。
役者さんを見て、字幕を見て、また役者さんの表情をみて、舞台のセットを見て・・・とやっていると、半分くらいは字幕をみていなかったかも。
後ろの方の方が、英語のセリフに即反応して笑っていたので、ああー、英語がわかる方はもっともっと楽しいんだろうなぁ・・・なんてことを考えていました。
名前のない音楽会の情報ありがとうございます(^^♪
なんと秋田では、4日朝5時の放送でした。
東京よりも一足先に見れるんですねー。
といっても録画して、ゆっくり見ますけど。
石丸さん、オペラ座の他にもノートルダムも歌うみたいなので、楽しみです。
そうかー、放映日や時間がズレるのね!失礼しました!
メジャーな番組ではないから…でも50年続く番組なんですよ♡
テレビ放映とは申せ、石丸さんたちが生のオーケストラをしょって歌った映像。そこがいいです。
声ほどには小回りのきかない大編成のオーケストラが、それでもピタッと合わせてみせる献身ぶりはグッとくるものです。
歌い手とオケの生のかけあいは、醍醐味です♪
実は石丸さんよりソプラノを楽しみにしてたりしますが(๑˃̵ᴗ˂̵)
ご覧になったブロードウェイミュージカルもおそらく生オケつきだったはず♪ それも感動をより高めたのではないでしょうか。
いろいろ考え方はあるでしょうが、カラオケ演奏の舞台っていうのは、私はあまり観る気がしないのです(>_<)。それなら生オケ舞台の映像の方がまだいい。
オペラ座の怪人 @横浜 は生オーケストラ演奏だったとつい最近知り、行ってみりゃよかったかなぁ…と。今更ですが(笑)
生オケ付きとアピールしてくれたらよかったのにな…ソレはしたくなかったんだろうか。
TM♪さんへ♪
石丸さん、素敵でしたねー。
ノートルダムを歌っていた時は、カジモドの顔にしか見えませんでしたもの。
おっしゃる通り、天使にラブソングを・・・は、生オケでした。
しかし、東急シアターオーブって、オーケストラビットが見えなかったのですが、舞台の下にでもあるのかなぁ?
指揮者が、最後に法皇様として登場するんですよ。この演出も素敵でした。
生オケに生舞台は最高ですね。
カジモドの歌は、石丸さんの謂わば持ち歌だったわけですねー! 楽しんでいただけてよかった♡
ネバーランドの歌。私、あのイギリスやスコットランドやアイルランドっぽい感じにものすごくヨワイので、好きでした。
でも舞台は多分見ないです、映画の方は当時見たんですが(^◇^;)
あとはちょっとね…声質がちょっと違ったかなぁ、お二人とも? なんでソプラノはマイク使ったのかしら?石丸さんとのバランス取るためかしら? 残念。
序曲はなかなかよかったかな? パイプオルガン本物が、効いてました(^-^)v
ラ・ラ・ランド…ああいうのはクラシック本業のオケは不得手なのかな〜(-_-;)
シアターオーブは舞台前の半地下みたいなピットと思いますが…
あら?違ったのかしら?
客席数確保のため、舞台袖にピットがあるって劇場もあるにはありましたけど…謎。
お返事はご無用です。
なんども出てきてゴメンナサイ(^◇^;)
TM♪さんへ♪
何度もきていただき、ありがとうございます(^^♪
TM♪さん、情報量ハンパないですから大歓迎です。
そうそう、パイプオルガンすばらしかったですね!
やっぱりオーケストラはいいですねー。それを生で聴けたらもっといいのでしょうけど。
外国だったかな?「天使にラブソングを」のミュージカルをやったとき、舞台前のオーケストラビットにいた指揮者が、ローマ法王に扮して登場するというニクイ演出があったのですが、今回のシアターオーブではローマ法王は客席後ろから登場したのですよ。
なのでやっぱりオーケストラビットは舞台前にはないのだなーなんてことを思ったのですが、じゃあ、どこにあるの?と言われたら、うーん。見えなかったなぁ・・・。
いいなあ!ブロードウェイ版“天使にラブソングを”
…と言っても存在を知らなかったのですが。
日本の作品で、森くみさんと蘭寿とむさんのダブルキャストのデロリス、鳳蘭さんや宮沢エマさんが出演のものは見ましたよ。
映画もいいけど舞台は迫力が違いますよね。
私はカルチャースクールでゴスペルを習っているんです。
自分で歌うのも楽しいですよ!
ブロードウェイ版はアラン・メンケン作…
また違った感じで楽しめそうですね。
けーぽんさんへ♪
森くみさんの天使にラブソングを、御覧になったのですねー。
そちらも観てみたいなぁ。
ゴスペル習っているのなら、よりミュージカルも楽しめるでしょうね。
いろんなことを経験、体験するって、自分の心が豊かになっていって、シアワセになりますよね。
私も、なんにでもおもしろがるよう、いろんなことをやってみたい!