「ビリヤニって、こんなにおいしいの!?」
初めてのひと口で、思わず声が出てしまいました。
娘に連れて行ってもらった武蔵小杉のインド料理店で出会ったのは、香りと旨みが何層にも重なる炊き込みご飯。
山のように盛られたお米の中には、ほろほろのチキンが隠れ、途中からは思いがけない味変も待っていました。
娘おすすめのインド料理店へ
娘が時々通っているという「Punjabi Dhaba」。
店に入ると、スパイスの香りがふわりと漂ってきました。
メニューには見慣れない料理がずらりと並びます。
娘は慣れた様子ですが、私はなにを頼んだら良いのか、目が泳ぎます。
「ビリヤニがおすすめだよ」
そう言われて注文したのがチキンビリヤニでした。
目の前に現れた“ビリヤニの山”
運ばれてきたお皿を見て、思わず笑ってしまいました。

ビリヤニ一人前とは思えない量
多い⋯。
食べる前から多い。
お皿いっぱいに盛られたビリヤニは、まるで小さな山のようです。
使われているのは細長いバスマティライス。

そうめんを千切ったような細長いお米のバスマティライス
その姿を見て、平成の米騒動の頃を思い出しました。
当時食べたタイ米は、ちょうどつわりの時期だったこともあり、私には少し苦手な記憶として残っています。
だから最初のひと口は、正直なところ恐る恐るでした。
ところが、その心配は一瞬で吹き飛びます。
パラッと軽い食感。
ふわっと広がるスパイスの香り。
気づけばスプーンが止まりません。
日本の炊き込みご飯とも違うし、チャーハンとも違う。
そして、タイ米とは全然違う!
初めてなのに、どこかクセになる味でした。
さらに食べ進めると、お米の中から大きなチキンが現れます。

ライスのなかにチキンが隠れていた
さらに、もうひとつ!!
「まだ入っていた!」
まるで、大食いのテレビでみるようなやつ。
でも、このチキンがまた驚くほど柔らかく、スプーンだけでほろりと崩れました。
ライタで別の料理になる
店員さんが持ってきた白いソースのようなもの。最初はスープだと思っていたのですが
「ビリヤニにかけて食べると味変になっておいしいですよ」とのこと。
言われるままにかけてみると、びっくり。
さっきまで食べていたビリヤニが、まるで別の料理になったのです。
あとで調べると、「ライタ」というヨーグルトベースのソースとのこと。
酸味が加わることで香りがやわらかくなり、また違った表情を見せてくれました。
ビリヤニと一緒に楽しんだカレー

ビリヤニ、キーマカレー、野菜カレー、サグカレー、ナン、スープ⋯
どんだけ食べるねん!
ビリヤニと一緒に、キーマカレーと野菜カレーも注文しました。
本当は辛口にも挑戦してみたかったのですが、旅行中にお腹を壊したら困るので、今回は控えめな辛さを選択。
キーマカレーは、ひき肉の旨みがぎゅっと詰まった濃厚な味わいです。
野菜カレーには角切りの野菜がごろごろ入っていて、野菜の甘みとスパイスの香りがよく合います。
どちらもビリヤニとの相性がよく、少しずつ味を変えながら楽しみました。
娘が注文したサグカレーもひと口味見。
ほうれん草の甘みが感じられ、こちらもおいしかったです。
同じカレーでも、それぞれに個性があるのがおもしろく、食べ比べる楽しさもありました。
初めてのビリヤニが広げてくれた世界
平成の米騒動以来、なんとなく苦手意識のあった細長いお米。
それを「また食べたい」と思う日が来るなんて、自分でもびっくりです。
ライタをかければ別の料理になり、お米の中からはほろほろのチキンが現れる。
最後まで飽きることなく楽しめました。
⋯というのは嘘で、本当はビリヤニは半分食べたところでお腹いっぱいになりギブアップ!
でも、このお店ではちゃんとお持ち帰りの容器まで用意してあるんです。
ビリヤニとチキン、トマトスープを入れると立派なお弁当。
娘はこれを冷凍して、後日会社で食べるとのこと。
帰り道、頭に浮かんでいたのはひとつだけ。
「今度は、野菜ビリヤニにしよう。」
60歳になっても、まだまだ知らないおいしいものが、この先にもたくさん待っていると思うと、ワクワクします。
武蔵小杉駅から徒歩5分くらいのところにあります⬇️


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