今年のラディッシュは、ひときわ元気。
畝を準備するときに、牛ふん堆肥と化成肥料をしっかり混ぜ込んだおかげか、追肥なしでもゴロンと太った、まんまるのラディッシュが収穫できました。
赤と緑のコントラストがなんともかわいくて、見ているだけで気分が上がります。
初めて育てた野菜、ラディッシュ
家庭菜園を始めたばかりの頃、最初に選んだのがラディッシュでした。
「初心者でも簡単!」という言葉に背中を押され、わくわくしながら種をまいたのを今でも覚えています。
けれど、まいた種が密集しすぎて間引きが大変。
やっと本葉が出たと思ったらネキリムシにバッサリやられ、アブラムシやカブラハバチの攻撃も…。
結果は、虫食いの貧弱なラディッシュ収穫。
それでも、「育てた!」という感動はひとしおでした。
食べなくても困らない。でも、育てたい
ラディッシュって、正直なくても困らない野菜かもしれません。
でも私は、あのときの初心を忘れないために、毎年ラディッシュの種をまいています。

ラディッシュが育ちました
赤くてころんとした実と、元気な葉っぱ。
その姿を見るだけで、「また今年も家庭菜園の季節が始まったな」と心が明るくなります。
定番は生とピクルス。でも、今年はバター焼き!
これまではいつも、
- 生のままスライスしてサラダに
- お酢でピクルスにして保存
という2択でした。
でも今年、新たなおいしさに出会ってしまったのです。
ラディッシュのバター焼き
- ラディッシュ(葉付き)
- バター
- 塩・こしょう
作り方
1.ラディッシュは葉をつけたまま、縦半分にカット。

半分にカット
2.フライパンにバターを溶かし、切ったラディッシュを並べて焼く。

強めの中火で焼く
3.軽く焼き色がついたら、塩・こしょうで味を整えて完成。

ラディッシュのバター焼き
辛みはすっかり消えて、ポックリとした柔らかさと、ほどよい歯ごたえが絶妙です。
葉っぱは焼くとカリッとサクッとして、これまたクセになる食感!
バターと塩こしょうだけのシンプルな味つけだからこそ、ラディッシュの甘みが引き立ちます。
レストランの前菜に出てきてもおかしくないおいしさです。
家庭菜園の特権!まるごと味わえる幸せ
ラディッシュって、意外とスーパーではあまり見かけませんよね。
しかも葉っぱつきの新鮮なものとなると、まずお目にかかれません。

ラディッシュ収穫
でも、家庭菜園なら“収穫したて”をまるごと味わえるのが特権。
手間ひまかけて育てたからこそのおいしさです。
害虫対策も万全に
今年は害虫対策もしっかりやりました。
- 種まき時にダイアジノンを土に混ぜ込んでネキリムシ対策
- 発芽後は不織布でドーム掛けして、アブラムシ&カブラハバチ対策
おかげで、苗が元気に育ち、失敗も少なくなってきました。
また、種をまきたくなる
ラディッシュのバター焼きにはまって、気づけば1度に何個も食べてしまう日も。
次の種まきを考えるのが、今から楽しみです。

ラディッシュは30日めで収穫
ラディッシュを育てることは、私にとって「初心を思い出す時間」。
これからも、ちょっとだけ丁寧に、でも楽しみながら育てていきたいと思います。
ちょこっと豆知識:ラディッシュとは?
ラディッシュは「ハツカダイコン」とも呼ばれ、種まきから約20日で収穫できるスピード野菜。

収穫が遅れると裂果することも
ビタミンCや食物繊維が豊富で、見た目がかわいいだけじゃなく、栄養もしっかり摂れる優秀野菜です。

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