イオンでんわアプリと楽天でんわアプリ　得するのはどっちだ？

イオンモバイルからイオンでんわアプリが公開されました。
スマホでの通話料金が半額になるというアプリです。

特別めずらしいものではありません。
BIGLOBEや楽天モバイルでも、以前から似たようなアプリは出ていますから。

現在、イオンモバイルを利用している私は、楽天でんわアプリをインストールして、通話料半額のサービスを受けていますが、イオンでんわアプリが出たなら、やっぱりここは義理と人情でイオンでんわアプリを使うべき？

少しばかり悩みましたので、イオンでんわアプリと楽天でんわアプリを比べてみました。

 

格安SIMフリースマホの通話料金が高いという問題

世間に格安SIMフリースマホが出回り始めた当初は、そのデメリットとして通話料金が高いという点が挙げられていました。

これまで大手キャリアの携帯は、家族間であれば通話無料だったり、1カ月1,000円分の通話サービスがついていたりというのが当たり前でしたので、それらのサービスが一切ない格安SIMフリースマホは、30秒につき20円という通話料金がかかります。

しかし、実際に私が格安スマホを使うようになってわかったことは、通話料金が高いというデメリットはまったく関係のない話でした。

そもそも大手キャリアのガラケー時代も、電話はほとんどかけることがなく、連絡手段はメールが中心でしたから、それが格安スマホになっても、連絡手段はLINEに代わっただけ。
しかもLINEはネット回線を利用して電話が無料でかけられるので、むしろ逆に利便性は増しました。

電話回線を利用しての電話を多くかけると言う方は、大手キャリアの携帯のほうが通話料金を安く抑えられるのかもしれませんが、私にとっては格安スマホの通話料が高いというデメリットはまったく感じられませんでした。

楽天でんわアプリとイオンでんわアプリ

私のスマホの通信業者はイオンモバイルですが、スマホには楽天でんわアプリを入れています。

2014年に楽天が、楽天でんわアプリのサービスを始めた時、期間限定で1回3分以内の国内電話は何度かけても無料だったのですよねー。嗚呼、あの頃はいい時代だった・・・。

その後、楽天でんわアプリは通話料半額の30秒10円となり、そのまま楽天でんわアプリを使っているというわけです。

そしてこのたび、満を持してのイオンでんわアプリの登場です。

イオンモバイルだからイオンでんわアプリにするべき？
そもそも楽天でんわアプリとのちがいはあるの？

そんな疑問が沸いてきたので、両者比較してみました。

基本料金も通話料金も電話回線も同じなのですが、イオンでんわアプリはイオンモバイル音声プランを契約していなければ使えません。
対する楽天でんわアプリは、特に条件はなく、誰でも、フィーチャーフォン（いわゆるガラケー）でも利用できるのです。
もっとも、ガラケーにアプリはダウンロードできませんから、電話の発信の際には相手の電話番号の前に「0037-68-」を入力しなくてはいけませんが。

さらに、楽天でんわは、通話１００円につき楽天スーパーポイント1Pがもらえます。これを楽天カード払いにすれば2P。
だったらポイントがたまる楽天でんわアプリに1票です。

 

1カ月の通話料金

とはいえ、私の1カ月の通話料金はほとんどかかりません。
電話をかけたとしても、1回か2回なのでせいぜい20円とか30円とか。

これではいくら楽天でんわアプリを介して通話をしても、100円分も通話しないのですから、1Pもたまらないのです。

それでも、もしかしたら突発的な事態で外から電話をかけることがあるかもしれないですから、やはりここはイオンでんわアプリよりも楽天でんわアプリかなぁ。

イオンモバイルを使っていながら、楽天でんわアプリを利用する。
自分にとって何が得で何がいいのか、自分で選択していかなければならない時代なのだと思います。