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家庭菜園で自給自足できるラタトゥイユは夏野菜の集大成

野菜の収穫を楽しませてくれた家庭菜園も、そろそろ終わりです。
そんなわけで、家庭菜園で採れた野菜だけを使って、ラタトゥイユを作りました。
これぞ本当の自給自足。
自分で育てた野菜で作る料理は、例え自己満足であろうと、おいしいものです。

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家庭菜園の収穫と反省

今年は、初めて自分1人で畝を作り、野菜の苗を植えて育てて、収穫を楽しむことができました。

●きゅうり

今年は、市場に出回るきゅうりの値段が例年よりも高かったのですが(1本50円とか)、家庭菜園のきゅうりはわんさか収穫でき、にんまり。
苗を植えてすぐにきゅうりネットを張ると、風にあおられて苗が折れてしまうという失敗もありました。

家庭菜園初心者の失敗 きゅうりは最初からネットを張るとダメだった
きゅうりの苗を植えたのが5月初め。 なんせ私にとっては初めての家庭菜園だったので、いろいろ調べた上でできることはやってみ...

夏になると、テントウムシダマシが大発生し、あわてて薬を散布するという経験もしました。

きゅうりの皮や葉っぱが枯れてきたのはテントウムシダマシが原因だった
きゅうりの葉っぱが枯れてきました。 同時に、きゅうりの皮も茶色っぽく変色してきたので、この暑さだもの、きっと水不足なんだ...

その後、きゅうりは復活し、再び勢力を取り戻したので、もう少しきゅうりが収穫できると思っていたのですが、9月初めの台風が通過したあと、あっという間に葉っぱが枯れました。
おそらく強風による塩害かなぁと思っています。
きゅうりは4苗植えて、多すぎず少なすぎず十分楽しめましたので、来年も4苗植えようと思います。

●トマト

トマトは、ほったらかしでも良く育つ野菜だと思っています。
しかし、自分で実際に手をかけて育ててみると、トマトはわき芽かきをしたほうが、より良く育つということがわかりました。

トマトのわき芽かきのできる女になりたい…とつぶやいた3年前
本格的に家庭菜園を始めたのは今から3年前のこと。 以前は、トマトの葉っぱがワサワサになっていく姿を見て「生育旺盛」とばか...

トマトも、テントウムシダマシの被害にあったため、例年だと持て余すほどに収穫できるものが、今年はイマイチでした。
来年は、早めに対策を練りたいです。

●なす

なすは、黒マルチを敷いて育てました。
雑草抑制や、雨で土が跳ね上がるのを防ぎ病気になりにくくすることや、地面の温度を上げて成長を促すなどの効果があります。
たしかに黒マルチを敷いていれば、雑草は生えてこないので、これはとてもよかったです。

また、我が家で育てるナスって、毎年ナスの表面が汚くてなんでだろう?と思っていたのですが、今年はそこそこきれいなナスが収穫できました。
マルチのおかげ?よくわかりませんけど、来年も、黒マルチを使いたいと思います。

●ズッキーニ

ズッキーニは、4苗植えました。
人工授粉しないと、実が大きくならないことが多いのですが、雄花と雌花が同時に咲くとは限らないのですよね。
なので、ズッキーニは最低でも4苗はあったほうが良いと思っています。
実際、4苗あってもタイミングよく雄花と雌花が花開かないことが多々あり、カボチャの雄花で受粉させたりもしました。

数年前までは、ズッキーニなんてどうやって食べるものなのかわかりませんでしたが、今では夏野菜の代表としてなくてはならない存在になりました。
来年も4苗植えます。

●ピーマン

ピーマンは、ほとんど手をかけなくても、ワサワサ収穫できました。
9月が終わろうとしている今でも、まだ収穫できます。
4苗植えてちょうど良かった?いや、むしろ採れすぎ感もあるので、来年は3苗にしてみようかなぁ。

●オクラ

今年、初めてオクラの苗を植えました。
初心者でも育てやすいと本に書いてあったので。

しかし、植える時期が悪かったのか、はたまた土が合わなかったのか、苗が全然育たず気が付けば自然消滅しておりました。
が、夏も終わりに近づいた頃、雑草にまぎれて1本だけニョキっと伸びているオクラを発見。

1本の苗から収穫できたオクラは、これまで3本。
来年は、もっと勉強してオクラを育てたい。

 

我が家の畑も、そろそろ終わりに近づいてきました。
来年は、もっと他の野菜にも挑戦してみたいなぁ。

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夏野菜でラタトゥイユ

趣味と実益を兼ねた家庭菜園で採れた野菜を使って、ラタトゥイユを作りました。

オリーブオイルでにんにくのみじん切りを炒め、玉ねぎ→なす→ズッキーニ→ピーマン→トマトの順に炒めていきます。
野菜を加えるたびに、塩をひとつまみ振って、油とよく馴染むように炒めます。
最後に、トマト缶を加え、ローリエと顆粒コンソメスープと塩コショウを少々入れ、弱火で30分ほど煮込んだら完成。

本当は、トマトがたくさん収穫できていたら、トマト缶なんぞ加えなくてもよかったのですけどね。
玉ねぎも買ったものですが、他はすべて家庭菜園で採れた野菜たちです。
ものすごーく自己満足です。

野菜のトマト煮込みですが、これをラタトゥイユと呼べば、オシャレ度がグーンとアップするではありませんか。

ちなみにラタトゥイユとは、フランスの郷土料理ですが、元々は軍隊や刑務所で出される「野菜のごった煮」が語源だそうですよ。
でも、新鮮な夏野菜を使って作られたラタトゥイユは、水など加えず野菜の水分だけで煮込んでいるのですから、旨みがギュッと濃縮された健康食で、とってもおいしくいただきました。

家庭菜園、夏野菜の集大成ってところかな。

来年もおいしいラタトゥイユを食べるために、今度は玉ねぎを植えてみたい。(できるのか?)

コメント

  1. しっぽ より:

    今年は夏野菜がほんとに高かった。きゅうりなんか例年大袋で安くなるのに今年は1本何十円。安いのはピーマンくらい。家族が多かったら食費が大変だ。

    私は野菜を育てたことがなくてうといのですが、今年はやっぱりどこも不作だったのでしょうか。各地の大災害の影響も大きかったでしょうね。

    自家製野菜のラタトゥイユ、最高ですね!私は大好き。でも主人がそうでもなくてあまり作れません。

    • そらはな より:

      しっぽさんへ♪
      野菜、今年は高かったですね。
      台風や地震の影響でしょうけど、今後ますます異常気象になることが予想されるのなら、本当にどうなっちゃうんでしょうね。
      私も、以前はラタトゥイユってそんなに好きじゃなかったんですが、自分で作った野菜となれば、おいしさ格別です(#^^#)