リゾートしらかみは、秋田〜青森の西海岸を走る観光列車です。
この度、一泊二日のアラカン女子会でリゾートしらかみに乗車して、列車旅を楽しんできました。
リゾートしらかみとは
JR東日本が、1997年から運行を始めたリゾートしらかみ。
秋田駅〜青森駅間を約5時間かけて走ります。
▲JR東日本 リゾートしらかみHPより
最大の魅力は、列車内から日本海の絶景を望めるところではないでしょうか。
そのため、窓は大きく開放感があり、反対側には雄大な白神山地が広がる美しい風景も堪能できるので、大人気の列車となっています。
地元だから乗ったことがないリゾートしらかみ
年に一度は集まる私たちグループも、気がつけばアラカン。
みんな秋田出身なのに、「リゾートしらかみに乗るのは初めて」という人が、私以外の7名全員。
車社会の田舎ですから、わざわざ列車に乗るということはほぼ皆無なんですよね。
実は私も、リゾートしらかみに初めて乗ったのは昨年のこと。
だから今回の旅行は、みんなワクワク感でいっぱいで、本当に楽しみにしていました。
リゾートしらかみ列車旅
今回乗車したのは、秋田駅発10:50のリゾートしらかみ3号。
4人掛けのボックス席は「えきねっと」や「指定席券売機」では予約できません。
なので、秋田駅近くに住む友人がお昼休みにみどりの窓口に並んで、ボックス席を確保してくれました。
この時買ったのは指定席券(840円)のみ。
明日はなにが起こるかわからないアラカンなので、乗車券は当日になってから購入しました。
▲全員参加できてよかったよ〜!
ボックス席は、半個室になっていてテーブルが付いています。
お弁当をゆったり広げて食べたり、顔を合わせておしゃべりしたりするのも楽しい時間です。
そうこうする間に、列車は能代駅に到着。
バスケの街能代では、駅のホームにバスケットリングがあり、列車が停車中に1人1回シュートチャンスがあります。
わざわざこんなことする?と、思っていた私ですが、みんな列車から降りてシュートをするのに長蛇の列!
私もやってみたら(すぐにつられる)、とっても楽しかったのでオススメです。
シュートに成功すると、記念品がもらえます。
能代駅を出ると、時刻は12時過ぎ。
お昼ごはんは、「関根屋」さんの駅弁です。
事前に予約すると、当日は駅のホームまで届けてくれます。
私がいただいた特上サキホコレ弁当は、秋田の食材がギュッと詰まったお弁当。
だけど、話に夢中で味は覚えていないんだな、これが。(すみません)
大切なのは、何を食べるかではなく、誰と食べるか、ってことですもんね!
そんなこんなで、お弁当を食べ終わる頃には、いよいよ列車は日本海の海岸線へ。
車窓からは、日本海が一望できます。
絶景ポイントになると、列車はスピードを落として徐行してくれるんですよ。
お天気に恵まれたおかげもありますが、青い海と水平線、秋の空を存分に楽しめました。
日本海に沈む夕日もまた、すばらしいでしょうね。
その後列車は、千畳敷駅に到着。
ここで列車は15分間停車するので、千畳敷海岸を散策することができます。
津軽国定公園でもある千畳敷は、200年以上前の地震で隆起したと伝えられるテラスのような海岸です。
15分とはいえ、潮風を肌に感じ、目の前に広がるパノラマビューには、開放感で心が洗われるようです。
列車が出発する3分前には、汽笛を鳴らして合図してくれるので、乗り遅れる乗客もいませんでした。
千畳敷駅を出発して次の駅か鰺ヶ沢駅。
14時35分。ここで私たちはリゾートしらかみを下車しました。
鰺ヶ沢駅は、「ブサかわ犬」として有名になった秋田犬わさおが観光駅長として委託された駅。
残念ながらわさおは2020年に亡くなりましたが、今でもこうして鰺ヶ沢駅をPRしてるんですね。
さて!
このあと、ホテルの送迎バスに乗って、オールインクルーシブの宿へ向かいました。
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