スポンサーリンク

【バラの育て方】春の元肥と病害虫対策

春が訪れるとともに、バラの手入れを始めました。

今年は寒さが長引いたため、いつもの3月上旬の作業が少し遅れ、3月下旬にようやく元肥を施しました。

スポンサーリンク

バラの元肥の施し方

今年の元肥は、バラ1株あたり以下のように施肥をしました。

牛糞は昨年の残りー!

・牛糞堆肥:5L

・化成肥料(マイローズ):200g

株の周りに約30cmほどの深さの穴を掘り、牛糞堆肥と化成肥料をまいて土を戻します。

ついでに花壇の草取りも済ませました。

元肥を施すことで、バラの成長をサポートし、より美しい花を咲かせる準備を整えました。

スポンサーリンク

剪定とバラの成長

1週間前には剪定も行っています。

地植えのバラは1/3の高さに剪定

毎年、高さを1/3ほどに切り詰め、古い枝は株元からカットし、枝は3〜4本になるよう整えます。

それでも、夏には背丈を超えるほど成長します。

また、バラは病気にかかりやすく、害虫もつきやすい植物です。
我が家のバラは、何十年も前に父が植えたもので、現在の品種改良されたものよりも、病害虫に弱く手間がかかるやつだと思っています。

バラの管理スケジュール

✔4月〜:芽かき

芽が伸びてくると、主芽の横から側芽が出てくることがあります。大きく育てるためには、側芽を早めに摘み取ることが大切です。

✔6月〜:つぼみの調整

我が家のハイブリッド・ティー系のバラは、中心の主蕾を残し、脇に出る側蕾を摘み取ることで、大輪の花を咲かせることができます。

✔ブラインドの処理

細い枝で花芽がつかないものを「ブラインド」と呼びます。
この場合、5枚葉を1つだけ残して切り戻すと、新しい枝が伸びて花が咲きます。

✔花ガラ摘み

花が咲き終わったら、すぐに花ガラを摘み取ります。
葉が十分にある場合は5枚葉を1つ残して切り戻し、葉が少ない場合は最初の5枚葉の上で切るのが基本です。

✔7月〜:摘芯

開花後、新しい幹(シュート)が伸びます。
20〜30cmほど成長し、先端に蕾が見えたら、枝先から最初の5枚葉の上を指で摘み取ります。

…と、これは教科書的なやり方なのですが、毎年この通りにできた試しがありません。

病害虫との闘い

バラは、夏が近づくと、どうしても病気が発生してしまうのが現実です。

昨年はコガネムシの大発生にも悩まされ、ひとつの花に5〜6匹、全体では100匹以上の団体様が群がっているのを見たときには、さすがの私も卒倒しそうになりました。

さらに、毎年常連のチュウレンジハバチにやられちゃうんですよね。
本当に、バラの管理には苦労が絶えません。

今年こそは、しっかりと予防策を徹底して、病害虫を防ぐよう心掛けたいと思います。

病害虫対策

バラに使う薬は、以下の通りです。

✔病気予防
ダコニールとサプロール乳剤を1週間おきに交互に散布。(梅雨に入るとできないことも)

✔オーガニック対策
自家製の「にんにく+鷹の爪+米酢」を薄めたものを、パトロールも兼ねて可能な限り散布。

✔害虫予防
オルトランやベニカXなど、撒いたり散布したり、害虫に合わせて使います。(…って、すでに害虫にやられる設定)

今年のバラに期待!

新芽が芽吹き始め、今年も元気に成長しはじめました。

しんめが息吹きはじめて

今年こそ、美しい花を咲かせるよう、しっかりと管理していきたいと思っています。

毎年、春になると鼻息荒く決意表明しますが、本当は、病気も害虫もいない今の時期のお手入れが一番好きです(笑)。

 

バラが父の想いをわかっていたのかもしれないな
雑草の中に雑然と生えているバラは、毎年毛虫が大発生する割には、花はさほどきれいに咲くわけでもなく、困った私はバラを掘り返...

 

 

コメント