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老後の不安を解消するために今できること

老後生活に不安を感じている人は8割以上にのぼるという調査結果があります。(生活保障に関する調査/2016年・生命保険文化センター)

誰だって将来のことは未知のこと。
不安というものは、未知のことに対して感じるものですから、不安を感じるのはあたりまえだと思うのです。

だけど、先のことをあれこれ心配するだけでは、不安は解消しません。
不安を少しでも和らげるには、情報収集と今からできる備えと、想像力を膨らませておかなければなりません。

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大学生仕送り生活

この春、次男が社会人となり、仕送りの嵐から少しだけ解放されました。
5年前は、大学4年の長男と大学1年の次男へダブル仕送り生活。
そして、昨年は大学4年生の次男と大学1年生の娘への仕送りがありましたから、家計は相当厳しかったです。

大学の授業料は、子どもたちが生まれた時から加入していた学資保険でなんとかカバーできましたが、家賃や生活費などの仕送りは、毎月の収入から。

一人10万円の仕送りが二人分で20万円。
恐ろしい勢いで貯金は減っていきました。

現在は、長男、次男ともに社会人となり独立。
残るは大学生の娘の教育費がかかりますが、ダブル仕送り生活を2回経験したので、あとはひたすら淡々と仕送りをするのみとなっています。

しかし、子どもたちが独立したからといって、浮かれている場合ではありません。
50代は最後の貯め時とも言われますから、老後の生活について考えながら、計画的に家計管理をしなければなりません。

あと何年働いて収入を得られるかはわかりませんが、老後の資金を貯めつつ、自分自身も楽しみたい、そんな年ごろとなりました。

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老後の不安内容

「老後生活に必要な金額は2,000万円」というニュースに世間がざわついたのは、まだ記憶に新しいところ。

  • 公的年金・企業年金・退職金だけでは不十分
  • 貯蓄等の準備資金が目減りする不安

多くの人が感じる老後の不安の大半は、お金に関することだといいますが、それもよくわかります。

健康第一というけれど、その健康を維持するのにもお金はかかるし、病気になったらさらにお金は必要。
日々、生活するのだってお金はかかるので、とどのつまりはやっぱりお金。

お金で幸せは買えないけれど、無人島で自給自足の生活でもない限り、社会の中で生きていくにはお金は必要なんです。

だけどおもしろいのは、世帯年収が300万円未満の世帯でも、1,000万円以上の世帯でも、同じように8割の人が老後のお金に関する不安を述べているってところ。

おそらくそれは、老後の年金収入が現役時代のそれと比べて、半分近く減ってしまうということによるものなんでしょうね。

みんな、収入に見合った生活をしています。
収入が低ければ、その範囲内で暮らせる生活をするわけだし、1,000万円以上の収入があればあったで、それに見合った生活をしているわけです。

だから収入がいくらあるかは関係ない。
老後は現役時代よりも生活をコンパクトにしていかなければ、たちまち老後破産をしてしまうのです。

老後の不安は心配してもしかたがない

老後に必要な資金は2,000万円必要だ・・・とか、5,000万円あれば余裕だとか・・・
そんな情報をマスコミが煽って、それを聞いて、我が家の貯金はいくらある?と考えて暗くなる。

そんな必要はないと思います。
いや、以前の私は確かに焦って暗くなっておりました。

でもね、そんな数字はあくまでも理想的な、平均的な数字であり、それぞれの家庭でどんな暮らし方をしていて、どんな価値観を持っていて、お金は何に使うかなんて、みんなちがいます。

大切なのは、老後のための貯蓄がいくらあるか・・・ではなく、老後の暮らし方をコンパクトにする策を今から考えるってこと

年金収入は、現役時代よりも確実に減るのですから、それに見合った生活をすればいい。
急に減らすのは大変だから、今から徐々に暮らし方をサイズダウンしていけばいいのです。

先の不安は、どんなに心配してもしかたがないこと。
だって、考えたって解決できませんもんね。

それよりも、今できることをやっていくしかないのです。

老後の不安を和らげるために

老後の不安は解決なんてできません。

だけど、その不安を少しでも和らげるには、情報収集と想像力とを持って老後の暮らしをイメージすることが必要なんだと思います。

  • 厚生年金の場合、年金は現役時代の収入の6割程度
  • 夫が先に死んだら(←コラ)、年金はさらに半分以下になる
  • 日々の生活は年金の範囲内で暮らせるようにする
  • 趣味や娯楽、交際費などは貯蓄から回す

漠然とですが、今の段階ではこんなイメージを持っています。

私も夫もあと何年働くことができるかわかりませんが、これまで教育資金に回してきたお金を、現在老後の資金として蓄え中です。

また、年金生活に向けてこれから暮らし方をさらにコンパクトにしていきたいと思っています。

不意の出費なんていうのも必ずありますから、そのためにも蓄えは必要です。
だけど、心豊かに暮らすためには、メリハリあるお金の使いかたもしていきたい。

老後は備えあれば憂いなし。
準備はお早めに・・・。

ってところでしょうか。

株や投資もボチボチやっています。

 

*この記事は、2016年5月にアップしたものを加筆修正しました。

 

コメント

  1. める** より:

    老後っていくらお金があれば大丈夫。なんていうことはないんですよね。
    結局はあるお金でどう生活していけるか、収入と支出のバランスをいかに取っていけるか。ということが大事だとわたしも思います。
    そらはなさんを見習って、わたしもできるだけ準備をしていきます!

    そして…以前のコメントへお返事をいただきありがとうございます^^*
    とってもうれしかったです。
    ツイッターはやっておりますが、ブログはコメント欄を設けていなくて…すみません。。

    わたしが好きなパン屋さん(主に食べ放題(笑))はいくつかありますが、コスパもよい神戸屋のパン屋さんは並ぶため、時間がもったいないかもしれません。
    他は、TOOTH TOOTH系列(メイン+パン食べ放題)のお店は、お洒落でゆっくりできますし、メゾンカイザーカフェ(メイン+パン食べ放題)は、東京駅から近いので行きやすくておすすめです。
    また劇団四季で来られる際は、おいしいご飯をたくさん食べてくださいね♪
    そして劇団四季のレポートもたのしみにしています!(わたしもいつか行ってみたいです^^)

    • そらはな より:

      めるさんへ♪
      あるお金は限られていますもんね。
      収入に見合った生活・・・これに尽きます。
      ところで、パン情報ありがとうございます(#^^#)
      以前、東京駅構内にあるパン屋さんで買ったパンが、値段の割りにふつーだったので(^-^;、ふだんパン屋さんめぐりをしているめるさんなら、きっとおいしい情報をお持ちかと・・・。
      ブログも拝見していますが、どこが一番おススメかなぁーと、聞いてみたかったのです。
      夏に、東京へ行く予定が急きょ決まり、だけど時間にあまり余裕がないので行けるかどうかわからないのですが、情報は持っていたほうがずっと充実した時間が過ごせますもんね。
      コスパのよいおいしいパン屋さん情報、またお願いします(#^^#)
      あ!劇団四季ぜひぜひ!観にいってください。
      めるさんの雰囲気からして、美女と野獣がおススメなんですけどね・・・、今福岡なんですよね。
      美女と野獣が東京に戻ってきたら、ぜひ!

  2. 小梅 より:

    こんばんは。
    また、お邪魔しに来ました。
    仕送り20万も、大変だったと思います。
    よく頑張られました。
    ウチは、やっと子供二人が、大学を卒業して、学費の心配がなくなりました。
    貯金も無くなったけど、あと定年まで、頑張らなくっちゃです。
    私なりに、節約をして、頑張るつもりです。
    そらはなさんのブログ、参考にさせてもらいますね。
    レタスの保存方法は、いいですね~。私も、やってみよう。

    • そらはな より:

      小梅さんへ♪
      仕送り20万円は本当にきつかったですが、これも期間限定の想定内のことだからなんとかやれたのだと思います。
      小梅さんのお子さんは、お二人とも社会人になられたのですね。
      うちはまだまだ先の話ですが、子どもを社会にお返しするときまでは、元気で働かなくちゃ・・・ですね。
      レタス、簡単で長持ちできる保存方法ですよ~。ぜひぜひお試しを(#^^#)

  3. えりあママ より:

    そうですよね~~。
    老後3000万とかひと月30万あれば~とかマスコミが煽るから不安が増しますよね。
    定年退職したら毎月の収入が無くなるんだから、不安になるのは当然ですしね、それに誰にでも定年退職は来ますものね。学費貧乏だって一時だもんね。
    不安をどう自分で消化していくかですよね。老後までにシュミレーションしながら慣れて行けたら一番いいですね。

    • そらはな より:

      えりあママさんへ♪
      他所は他所、うちはうち・・・ってわかっているんですけどね(-_-;)
      ついつい一般的な数字を見ちゃうと、気になるんですよねー。
      おっしゃる通り、不安を消化するのは自分でしかないんです。
      もともと妄想好きなので、老後の生活を楽しく妄想しながら、理想に近づけるようにできたらいいなぁー。