50代になったら、そろそろ老後の暮らし方について考え、気持ちもシフトチェンジする時期だといいます。
人生100歳時代ですから、これまで生きてきた時間と同じくらいの時間が待っているのですよね。
身体はどんどん歳をとっていくけれど、気持ちだけはいつまでも若く生き生きと保ちたい。
というわけで、私はこれからどうしていきたいのか自分に問いかけてみました。
第二の人生がはじまる
3人の子どもたちが全員家を出た時から、私の第二の人生が始まったのだと思いました。
仕事をしながらも、それまではすべて子ども中心に考えてきたことを、する必要がなくなったのです。
長男、次男ともに社会人として独立しました。
3番目の娘はまだ大学生なので経済的な援助は必要ですが、いつのまにか成長し一人で歩き始めていると感じます。
自分の自由な時間が格段に増えた時、さて、老後はどうしよう?という話題は、友人たちと集まった時にも、よく出ていたものでした。
しかし先日、友人宅で女子会をした際に、みんなそれぞれ自分の生き方を模索し、これからの目標がちゃんと見えているのだということを実感しました。
では、私は何をしたいのだろう?
何をしたいか?ではなくどう生きたいか
「お母さんは、これから何をしたい?」
高校を卒業したばかりの娘にそう聞かれ、ふと考えたのが2年前。
劇団四季を観に行きたい。
神社仏閣巡りもしたい。
おいしいものも食べにいきたい。
頭に思い浮かんだことを口に出してはみたものの、なんだかちょっと違う。
その違和感は、自分の中でずっとくすぶっていましたが、ある時気づいたのです。
「何をしたい?」と聞かれて出てくる答えは、自分の欲望でしかありません。
目先の単純な欲です。
それが叶うと心は満たされるけれど、それも一時のこと。
老後を第二の人生と言うならば、それはもう一つの別の人生を生きることができるということです。
だから「何をしたい?」ではなく「どう生きたいか?」と問いかけることが必要でした。
残りの自分の人生をどう生きるかは人それぞれだけど、限られた時間を有効かつ充実したものにしたい。
そして、老後という時間は結果を出さなくてもいいのだ。
その過程を大いに楽しめばそれでいいのだ。
その小さな過程の連続した積み重ねが、私の人生を心豊かにしてくれるのだということに気がついたのです。
資格を取ろう
資格を取ることにしました。
老後を自由に生きたいならば、なにもわざわざ資格なんて取らなくても・・・と、以前は思っていました。
しかし私の場合、目標を持ちその課題に取り組むことが、第二の人生のスタートになると思ったのです。
資格を取るという「結果」は必要だけど、それについて勉強することでこれまで自分の知らなかった世界も、人間関係も広がっていきます。
その過程を大いに楽しもうと思いました。
木が生い茂りジャングルのような場所だったところを、3年かけて家庭菜園が楽しめるようにしてきました。
しかし、いまだに放置している場所は、あっという間に雑草だらけになり、うんざりしています。
その場所を「ガーデン」と呼べるようにしたい。
今はどこをどう変えていけばよいか、まるでわからないけれど、勉強してガーデンデザインをすることができるようになりたい。
そのうち、いずれ・・・ではなく、思い立った今!
というわけで、ガーデニング講座受講を始めました。
コメント
そらはなさんこんにちは ガーデンの資格を取られるのはとてもいいことですね 私もちょっと大きめの花壇を持っているのですが でたらめに植えているので もうどうしたらいいのかわかりません 自分はどんな花壇にしてどんなお花を植えて どうしたいのか わからないのです こんな時ガーデニングの勉強をして資格まで持っていたらどんなに方向性として助かるでしょうね 本当に素晴らしいアイデアだと思いました
このちなさんへ♪
ガーデニングの講座はまだ本当に導入部分したみていないので、果たして自分でデザインなんてできるのかわかりませんが、何事もとりあえずやってみることに意義があると思っているので、がんばります(*^▽^*)
このちなさんの花壇もたくさんのお花がきれいに咲くといいですね(^^♪
すばらしい♪
ずっと読ませていただいているので、
ここまでの変遷を思うと、
なんだかきれいな伏線回収のように思えて
快哉を叫びました。
蔭ながら応援、そして楽しみにしています!
匿名さんへ♪
こんにちは(#^^#)
以前から読んでくださっていたのですね。
もがいていた以前の私のことを知っているなんて、なんだか恥ずかしいですが、できることを前向きにやっていきたいと思いました。
コメントありがとうございます(^^♪
そらはなさん、こんにちは。
50歳を目前にこのブログに出会ってもう3,4年と自己紹介してからまたまた月日は経ちました(笑)。
そう、「何をしたいか」ではなく「どう生きたいか」なんですよね!!!
最近私も気づきました。
子供の手が離れてき、したいことを考えても何かしっくりこず、モヤモヤしていていたところ、「私らしく生きる」をテーマにした講座に巡り合い、ただいま受講中です。
ここで「心豊かな暮らし」がこれからの私のキーワードと思っていたところへの、今日のそらはなさんのお話し・・・心に響きました。
そらはなさんの「ガーデニング」というような具体的な道は、まだ私には見えてきていないけれど、ボチボチ動き始めたいと思っています。高校生と中学生の息子たちが家を出るまでのあと4年間、家族との時間も大事にしながら。
これからも、お話しを楽しみにしています。
福岡の わっこさんへ♪
すごいです!
わっこさんのお子さんは、まだ高校生と中学生なのに、わっこさんはすでに自分の生き方をきちんと考えていて、行動しているんだもの。
講座受講は、感性が刺激されて前向きになれますよね。
私もいろんな情報をキャッチしながら、これからも生き方を模索していきたいと思います。