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老後はのんびり暮らさない 老後を楽しむ考え方 

この春、3番目の子どもが大学を卒業し、社会人となりました。

3人の子どもたちが完全に独立し、教育費からも解放されたわけですが、今後は親の介護でもいろいろ向き合っていかなければならないと思っています。

また、自分の老後に向けて暮らしをコンパクトにしていかなければなりません。
しかし、老いというのは人生の下り坂なんかではなく、経験豊かな目で周囲の景色を楽しめるマイペースなハイキングでありたいと思っています。

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50代 老化に気づく年頃

50代になって老眼になるかと思いきや、私の場合は乱視となりました。

そのせいで、夜道の車の運転がめっきり怖くなりました。
特に雨の日は、車のライトがにじんで見えにくいと感じるので、乱視用の眼鏡を買いました。

まだ、白髪染めをするほどではありませんが、白髪はちらほら生息しています。
それに、なんだかこの頃左膝が痛むのよね。

三歩あるけば、何をしようとしていたか忘れる・・・なんてことも、ちょいちょいあります。

気持ちはいつまでも若いつもりでいるけれど、身体は正直なものです。
確実に老化の影が忍び寄ってきていると感じています。

しかし、こういった身体の変化は、今後の生き方を今一度見直す必要があるのだと、知らせてくれているのだと思います。

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老後とは

ところで、老後とは何歳からいうのでしょう。
具体的な年齢は定められていないようですが、人口動態調査では65歳以上を老年人口といいます。

しかし、人生100年時代と言われるようになりました。
2021年4月には高年齢者雇用安定法が改正され、企業は70歳までの就業機会を確保することが努力義務となりました。

私が20代の頃は、「60歳からの悠々自適生活」なんて言葉をよく聞いたものですが、100歳まで生きるとすれば、さらに40年間もの長い時間があるということです。

40年間を悠々自適に暮らすためには、可能な限り長く働かなければならない時代となったのですね。

仕事の辞め時

私自身、自分の身体のことや親のことなども含め、何歳まで働けるかはわかりませんが、以前は少なくとも年金が支給されるまでは働こうと思っていました。

しかし、このコロナ禍です。

仕事をしている以上、自分が好きな時に好きなところへ出かけられなくなってしまいました。

もしもコロナに感染すれば、職場や家族や自分の周囲の人たちに多大なる迷惑をかけることになります。

だけど、老後というものを少しずつ意識するようになった今、行きたいところへも行けず、会いたい人にも会えない状態で明日死んでしまったら、この世に未練が残りまくりで、死にたくても死ねないではないですか。(←結局どっちだ)

最近、自分の仕事の辞め時というのも少し考えるようになりました。

老後はのんびり暮らさない

同時に、退職したあとの暮らし方についてもあれこれ考えるようになりました。

その昔、老後はのんびり暮らすのが夢だと思っていたこともありましたが、退職後に何もすることがない日が、今日も明日も明後日もずーっと続くのかと思えば、気力も失われるし、頭もボケると思うのです。

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人間死ぬまで勉強だと言いますが、毎日の暮らし方をもっと便利にもっと楽しくできるよう、いろんなことにチャレンジしたい。
明日は何をしようかと、目標を持って眠りにつくことが、最高に楽しいと思えるようにしたい。

老後を楽しむ術というのは、毎日どんなことでも、些細なことでも、おもしろがって暮らすこと。
つまり、自分の考え方ひとつでどうにでもなるということです。

老後が人生で一番楽しい時間だったと思えたら、最高に幸せでしょうね。

 

*この記事は2016年9月にアップしたものを加筆修正しました。

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