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毎週甘酒を作る私の失敗しない甘酒作りのコツと甘酒効果

朝食に1杯の甘酒を飲むようになってから早1か月。
週に1度は、まるで麦茶でも作るような感覚で、甘酒を作っています。

昨年、初めて作った甘酒が、実は失敗作だったということに気が付いたのは、今年作る甘酒が超おいしかったから。

失敗しないおいしい甘酒作りのコツは、おかゆの温度にあるのではないかと思っています。

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甘酒は3日めには酸っぱくなった

昨年、初めて甘酒を作りました。
昔、母がよく作ってくれた甘酒が大好きで、そんな甘酒を次男が飲みたいと言うものだから、私も甘酒作りに挑戦してみたんですよね。

今は、ネットでググれば情報がわんさか得られますから、その中で自分が一番やりやすい方法を選びました。
それが、残りご飯と米麹を材料としたステンレスボトルで作る甘酒。

初めての甘酒作り 残りご飯とステンレスボトルで簡単失敗なしで甘酒ブーム到来
次男は子どもの頃から甘酒が大好き。 お正月に帰省した次男へ、市販の甘酒を用意していたのですが、それを喜んで飲んだ次男の一...

甘酒作りは、とにかく温度管理が大事だと言いますから、きっちり温度計で測りながら作りました。
そして完成した甘酒は、米麹のやさしい甘さ。
この時は、これでも満足していたんですよ。

母の作る甘酒は、もっと甘味が強かったな・・・とか、もっとドロッとしていたな・・・なんて思いましたが、それでも市販の甘酒の変に甘すぎるものよりはずっと良いと思いました。

ところがです。
冷蔵庫に入れて3日めには、わずかに酸っぱくなりました。
1週間は保存できると聞いていたのに、なんでだろう?

もしかしたら、もち米で作ったらもっと甘く、酸っぱくならずにできるのかな、とも思い、次に作るときには、わざわざもち米を炊いて甘酒を作ってみました。

でもやっぱり同じように、サラッとした甘酒で、3日めに酸味が増すのです。
そんなわけで、昨年の甘酒作りは3回ほど作ったところで、辞めてしまいました。

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おかゆから甘酒を作る

さて、今年は炊飯器でおかゆモードにして、もち米からおかゆを炊いてみました。

炊きあがったばかりのおかゆの温度は、85℃。
これをしゃもじでかき混ぜながら冷ましていくと、数分で70℃まで下がってきます。

甘酒は、麹菌による酵素がお米のデンプンを分解し、糖分になることで作られます。
この酵素が、もっとも活発に働く温度が、50~60℃。
70℃以上では酵素が壊れてしまいますし、50℃以下では酵素がうまく働かず、甘味の足りない甘酒となってしまいます。

なので、おかゆが70℃をちょっと下回ったところで、米麹を加えよく混ぜます。

おかゆと米麹をよく混ぜるという作業も重要で、酵素(米麹)とデンプン(おかゆ)がよーく混じりあっていないと、甘さの足りない甘酒となってしまいます。

手早くかつ、よく混ぜて、55℃以下になる前にステンレスボトルに移します。
もちろんステンレスボトルには、お湯を入れて温めておくことも忘れません。

ステンレスボトルに入れた時の温度は、55度。
蓋をしてこのまま10時間ほど室内に放置で、甘酒が完成します。

これがもう超甘くておいしい甘酒なんですよ。
しかも冷蔵庫に保存して1週間目になっても酸っぱくならずに甘いまま。

そして気づいたのです。

昨年作った甘酒は、失敗作だったんだなぁ・・・ということを。

甘酒が失敗した原因

昨年は、残りご飯を鍋に入れて温め、温度が60度まで上がったところで火を止め、米麹を加えました。

たぶん甘酒作りが失敗した原因のひとつ目が、ここだったのではないかと思っています。
お米やお水を完全に100℃になるまで沸騰させずに、60℃で火を止めていました

きっと、お米の中心部までちゃんと熱くなっていなかったため、米麹を加えても酵素が存分に働けなかったんじゃないかなぁ。

今年は、炊飯器で1時間かけておかゆを炊いてから甘酒を作っているので、芯まで温まったお米で酵素の力が存分に発揮されているのでしょう。

失敗した原因のもうひとつが、ステンレスボトルをそのまま室内に置いていたことだと思います。
室内といえども、ストーブを消火したあとの冬の室内は、10℃以下になります。
これでは、甘酒作りの環境に必要な50℃以上の環境は保てなかったのでは?と思っています。

今年は、ステンレスボトルをバスタオルにくるみ、さらにそれを保温バッグに入れています。

甘酒作りって、温度管理が本当に重要なんだと、つくづく思いました。

失敗しない甘酒のつくり方

甘酒作り2年目となった私の、失敗しない甘酒のつくり方です。

【材料】
・お米1合
・水3カップ弱
・米麹200g

*この分量で、約700~800mlの甘酒ができます

甘酒のつくり方

1.お米(うるち米、またはもち米)1合と水3カップ弱でおかゆを炊く
2.残りご飯で作る場合は、ご飯200gと水600mlを鍋に入れよく混ぜながら一度沸騰させる
3.米麹は、パラパラにほぐしておく
4.ステンレスボトルにお湯を入れて温めておく
5.おかゆの温度が70℃以下になったらすぐに、米麹を入れてよく混ぜる
6.混ぜながら60℃以下になったところで、ステンレスボトルのお湯を捨て、おかゆと米麹を入れる
7.蓋をしてバスタオルなどで包み、さらに保温バッグに入れて室内で発酵させる
8.8時間以上たてば甘酒の完成
9.保存容器に入れ冷蔵庫で保管、1週間以内に飲み切る

最初は、10時間経ったところでステンレスボトルを開けていましたが、8時間でも同じように甘い甘酒となっていました。

失敗は成功の素とはよく言ったもので、私も自分でやってみて失敗したからこそ、いろんなことがわかりました。
700~800mlの甘酒も、自分で作れば250円ほどでできます。

飲む点滴と言われる甘酒は、健康、美容、ダイエットに効果あり。
まぁ、そう簡単に痩せはしませんけど、甘酒を飲み続けて3週間目頃から、お通じはすこぶるよくなりました。

また、抹消冷え性の私は冬は指先がとても冷たくなっていましたが、そうえいば最近、手の指先が温かい。
残念ながら足の指先は、まだ冷たいことが多いですが、手が温かいのは甘酒効果でしょうか?

高血圧や動脈硬化などの生活習慣病予防にもなるといいますから、今年は甘くておいしい甘酒生活を、まだまだ続けていきたいと思っています。

 

コメント

  1. さくらゆ より:

    そらはなさん、こんにちは。私も朝は食欲がないので、甘酒+ヨーグルトが朝食です。もともとは塩麹やしょうゆ麹の美味しさにハマり、甘酒に辿り着きました(^^)子どもの頃はあの甘さが苦手でしたが…今では、特に夏バテ対策には欠かせません。昨年、甘酒なども作れるヨーグルトメーカー?を買いました。玄米、雑穀米の甘酒も美味しかったです!

    • そらはな より:

      さくらゆさんへ♪
      玄米や雑穀米の甘酒ですか!
      おいしそう!作ってみたい!
      実は、ほんの少し残った米麹で、現在塩麴を作ってます。
      完成したら、お肉を漬け込んでみたいと思ってます。
      楽しみ!

  2. あと6年はがんばる‼︎ より:

    そらはなさん、こんばんわ。
    我が家の長女が大学受験の2年ほど前、インフルエンザ予防にと某ヨーグルトを食していましたが、高くつくので、色々調べて、ヨーグルトメーカーなるものを購入しました。
    私はズボラなので、容器をいちいち煮沸消毒するのも面倒、それを怠るとヨーグルトが作れない…というのも嫌だったので(^_^;)、牛乳パックをそのまま使って手軽にヨーグルトが作れるというので、アイリス◯ーヤマさんのヨーグルトメーカーを使っております。それで、今度は去年から甘酒も作り始めました。こちらは、専用の容器を使いますが、ザーッと熱湯消毒さえすれば、ほぼ間違いなく美味しい甘酒が出来ます。

    もし興味持たれましたら、ググってみて下さい(o^^o)

    • そらはな より:

      あと6年はがんばる‼︎さんへ♪
      ヨーグルトメーカーでは甘酒も作れるんですね。
      お手軽にできそうで、いいなぁ。
      さっそくググってみますね。
      甘酒、私も子どもの頃は苦手だったんですけどね。
      いつのまにやらクセになる味となりました。

  3. Kumakuma より:

    こんにちは
    横手のかまくら、10年以上ぶりに市役所付近ちらっと、歩いてみました。中に入って、甘酒ご馳走なりたかったけれども、そこそこ並んでいる感じで、そしたら、高校生が、甘酒いかがですか⁉️って、やかんと紙コップを持って、おもてなししてました。頂いて、ちょっとぬるかったけれども、とっても、うんめっけ(笑)そらはなさんの詳しい作り方、スーパーの麹コーナーも覗いてみてますが、まだ、スタート出来ない状態です。

    • そらはな より:

      Kumakumaさんへ♪
      若かりし頃、横手のかまくらを観たことがあります。
      かまくらの中に入って、甘酒をごちそうになった記憶があるのですが、それもうろ覚え。
      きっと今観たら、当時とは違う感想が思い浮かぶんだろうなぁ。
      かまくら、観に行きたいです。