お盆に東京へ行き、4日ぶりに帰ってきた私の目に飛び込んできたのは――無残な姿の小玉スイカ。
まだ10cmにも満たない白い実が、半分ほど食べられていたのです。
夫は「見せようと思ってそのままにしておいた」と言いますが、どう見てもおいしそうには見えないそのスイカ。
犯人は、どうやら周辺をうろついているハクビシンのようです。
ネットをかけ忘れたスイカが被害に…
食べられたのは、孫ヅルについた自然受粉の実。(私としたことが写真撮り忘れ!)
私も気づかないうちに育っていたため、玉ねぎネットをかけていませんでした。
一方で、しっかりネットをかけていたスイカはどうなったかというと――
数日後に見つけたのは、爪で引っかいたような4本の傷!!!

小玉スイカは玉ねぎネットをかぶせています
ほらほら〜、わかります?

4本の爪痕!?
最初は気づかなかったのですが、日が経つにつれ傷跡が瘢痕化して目立つようになりました。
ハクビシンのやつぅ〜!
「なんとか食べたい!」と必死にネットを剥がそうとしたけれど、できずに諦めたのでしょう。
腹いせに、無防備だった小さなスイカを食べたんだろうな。
バカなやつ…。
昨年の“カラス被害”の真犯人は…
思えば昨年、最後の1個を「カラスにやられた!」と思っていました。

昨年8月末 食べられたスイカ
でも今にして思うと、あれもハクビシンの仕業だったのかもしれません。

カラスなら、こんなに大きな穴を開けませんよね?
玉ねぎネットは手軽で有効
今回のことで、玉ねぎネットは獣害対策にかなり効果的だと実感しました。
多少爪痕がついて“傷物”にはなりますが、丸ごと食べられる被害を防げるのは大きな違い。
玉ねぎネットはホームセンターなどで手に入ります。
スイカがこぶし大くらいの大きさになったらかぶせておくだけ。
カラスやハクビシン、タヌキなどの被害をかなり防げると感じています。
家庭菜園だから笑えるけれど…
ひっかき傷のついたスイカは売り物にはなりません。(←出荷していません)
しかし、家庭菜園なら「自分で食べられればOK」。
ちょっとした工夫で安心して収穫できることを、今回改めて学びました。

まだまだ小玉スイカ生育中
そして最後に一言。
ハクビシンよ、アナタが必死にネットを剥がそうとしている姿をみてみたいわ。
今度は私が休日の日中に来てね!


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