水仙は、我が家に春の訪れを感じさせてくれる花のひとつです。
地植えにしているため、水やりも不要で、肥料をやったこともありませんが、それでも毎年しっかりと増殖を続けています。
こんなに手間いらずで美しい水仙ですが、花が終わったあとの葉っぱがだらしなく広がり、一気に見苦しくなってしまうのが悩みどころです。
水仙の花の魅力
水仙の花は次々に開花し始め、群れで咲く姿はとても見応えがあります。
切り花としてお部屋に飾ると、爽やかな香りも楽しめます。
しかも、植えっぱなしで手間がかからず、害虫の被害もほとんどありません。
毎年必ず美しい花を咲かせる水仙は、春の庭を彩る代表的な花のひとつです。
花が終わったあとの葉っぱの扱い
美しく咲き誇る水仙も、花が終われば葉っぱだけが残ります。
この葉っぱは細長く、次第に地面に広がって見た目がだらしなくなりがちです。
思わずすぐに刈り取りたくなりますが、実は水仙の葉には重要な役割があります。
葉っぱは光合成を行い、養分を球根に蓄えることで、翌年も花を咲かせる準備をしているのです。
そのため、葉が自然に枯れるまでは、お日様の光を存分に浴びさせることが、翌年も元気な花を咲かせるコツになります。
見栄えをよくする「葉っぱの三つ編み」
そこで、だらしなく広がる水仙の葉っぱをすっきり見せる方法として、「葉っぱの三つ編み」を試してみました。
葉を三つ編みにすることで、ちょっとしたアートのような雰囲気になり、庭の景観も整います。
三つ編みをする際は、葉を真上に引っ張るようにしながら編むと、葉が立ち上がり、地面との間に隙間ができて風通しがよくなります。
これにより、病気や害虫の予防にもなります。
また、葉が重なって下に隠れていた部分は根元が白くなっていますが、編むことで日光に当たるようになり、光合成が活発になって球根がしっかり育つ効果も期待できます。
畑一面に広がる水仙の葉を三つ編みにすると、まるで何かの仕掛けや儀式のようにも見えますよね。
これはこれで面白いものです。
少し手間はかかりますが、これで来年も美しい水仙の花が見られると思うと、やる価値は十分あります。
水仙をコンパクトにまとめる計画
ただし、あまりにも増えすぎた水仙の花は、今後はもう少しコンパクトにしていきたいと考えています。
広がりすぎると、葉の三つ編み作業もなかなか大変ですからね!
*この記事は2018年5月にアップしたものを加筆修正いたしました。
7年後の2025年現在、我が家の水仙が咲いていた場所は、芝生エリアとなりました。
水仙の花は、ちょこちょこと点在しています。

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