築50年以上になる車庫を解体しました。
老朽化により、土台のコンクリートには隙間ができ、危険だと判断したからです。
解体にかかる費用は、想定していたよりも高額でした。
築56年の木造車庫
車庫は、昭和43年に建てたものなので、築56年となります。
途中、シャッターの交換や外壁の張り替えなどをしましたが、さすがに50年以上も経つと、基礎コンクリート部分の劣化が目立つようになりました。
近年の異常気象による暴風雨や豪雪での倒壊の危険も考えて、車庫を解体しようと思ったのが昨年のこと。
同時に、新たに車庫を建てることにしたのですが、諸事情により作業が遅れ、この度ようやく工事が始まりました。
木造車庫の解体にかかる費用
車一台が入る木造建築の車庫の解体費用についてネットで調べたところ、相場は20〜30万円とありました。(あくまでも私が調べた結果です)
しかし、実際の見積書をみたら約50万円と記載されていたので、びっくりしました。
これはもしや、ボッタクリ?(←失礼)とさえ思ったのですが、その内訳を見てみると納得しました。
1. 車庫解体費用内訳
・屋根(手作業) 40,000円
・外壁(手作業) 100,000円
・躯体(手作業) 40,000円
・基礎+土間(重機作業) 100,000円
単純に車庫そのものを解体するのなら18万円なのですが、重機を使用する基礎と土間のコンクリート解体は10万円かかるんですね。
これで28万円です。
しかし、車庫を解体したら廃材の処分費用などもかかります。

車庫解体作業中
2. 処分費用
・建材 30,000円
・木材 60,000円
・コンクリート殻 30,000円
処分費には、トラックへの積み込み、移送含まれます。
さらに、車庫の解体に合わせて、実家の古いタンスなども一緒に処分してもらったので、それを考えると、むしろお安くやってくれたのかな?とさえ思えてきました。
そして、さらにさらに!その他の工事費用もかかりました。
3. その他の工事費用
・水栓移設工事 40,000円
・電線取り外し工事 35,000円
車庫に隣接して作られた水栓もありましたし、電線取り外しなんていう費用も発生するんですね。

基礎コンクリートだけになりました
というわけで、老朽化した木造車庫の解体にかかる費用は、475,000円です。
姉夫婦は、同じ敷地内に建つ実家を解体撤去しましたが、その費用は200万円かかったと話していました。
建てるのもお金、壊すのもお金。
貯めたお金の使い方をよく考えて、上手に振り分けていきたいと思っています。
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