株主優待目的で買ったTATERU(タテル)の株主優待が届きました。
3,000円分のクオカードです。
ダダ下がりを続けているTATERUの株なので、実は最近株価のチェックすらしておらず、株主優待がいつ届くのかということもすっかり忘れていました。
なので、ふいに届いた優待品はやっぱりうれしい。
しかし、3,000円のクオカードを手に、株価が下落しているときにはどうしたらいいのか、ということも考えるきっかけとなりました。
TATERU株主優待
TATERUは、アパート経営投資に関するサービスを提供している会社です。
本社は東京にあるので、私にとってはなんら関係のない会社です。
そして私が株を買う時は、その企業を応援したいと思うようなものを買いたいと思っています。
なのに、アパート経営とか興味のない会社の株を、なぜに私が買ったかといいますと、ズバリ株主優待が目的です。
昨年末、NISA口座の120万円枠であと数万円分残っていたので、35,000円で100株買えるTATERUの株を、権利確定月である12月に駆け込み的に購入しました。
35,000円で買って、株主優待で3,000円のクオカードがもらえるのなら、万々歳だと思っていました。
そのうち数千円でも株価が値上がりしたタイミングで売ってしまおうと思っていたのです。
TATERU株価下落中
ところがですね、このTATERUは2018年に不正行為が発覚し、2,000円前後で推移していた株価が、一気に300円にまで大暴落した株なのです。
その大暴落した株を、わざわざ選んで買って、株主優待であるクオカードを手に入れたら、すぐに売ろうと思っていた私ですが、毎日株価をチェックしているわけでもないので、ズルズルと売るタイミングを逃してしまい、今に至ります。
優待品であるクオカードが届いた時点での、TATERUの株価は270円ほど。
私が株を買ってからも、じわじわと値下がりを続けています。
今、売ったら8,000円の損失。
3,000円のクオカードを手に入れても、5,000円は損をしてしまうというわけです。
さて、株価が下がっている時には、いったいどうするのが良いのでしょう。
株価下落時にとるべき行動
1.そのままひたすら株を持ち続ける
かっこつけて言えば「株をホールドする」ってことです。
だまって持っている限りは、損をすることはありません。
しかし、株式の評価損益には「マイナス」が付きますから、これを見るたびに憂鬱にはなります。
また、いつかは株価が上がるのであればいいのですが、経営悪化に伴い株主優待が改悪されたり廃止となることもありますし、経営破綻すれば株の価値はゼロとなります。
見極めが大事ですが、プロでもわからないのが株の値動きですから、私のように「見ないふり」をするのも一つの策かと思います。
長いスパンであれば、いつかどこかでプラスになることもあるかもしれない・・・と期待しています。
2.ナンピン買い
持っている株が買値よりも下がった時に、さらに同じ銘柄の株を買うことを、ナンピン買いといいます。
こうすることで、自分の購入単価の平均が下がることになります。
350円×100株=35,000円だと、購入単価は350円ですが、250円に下落したタイミングで購入すれば
(350円×100株+250円×100株)÷200株=300で、平均購入単価は300円となります。
あとは、平均購入単価の300円よりも株価が上がったタイミングで売れば、損失を出すことがないというわけです。
ただし、新たに株を買う購入資金が必要になるし、株価が上昇するという保証はどこにもありません。
3.潔く売却する
いつまでも下落している株を、ウダウダと持ち続けるよりも、さっさと見切りをつけて損失が少ないうちに売ってしまうという方法もあります。
売ってしまえば、今以上損失が膨らむこともありませんし、売却したお金で別の株を買うこともできます。
購入価格の2割を切ったら売却するというように、自分でルールを決めておくのがよいそうですが、私の場合はとっくに2割を切っているんですよねぇ・・・。
株価が下がったことで考えたこと
一昨年は、NISA口座で買った株すべてが上昇に転じ、トータルリターンは12万円でした。
120万円のNISA枠ですから、プラス12万円では10%の利益です。
ゆうちょ銀行の1年定額預金の利息が0.01%ということを思えば、10%というのはとてつもなく大きい。
しかし、昨年はイオンの株以外はすべてマイナスに転じ、売るに売れない状況となりました。
実際には、損切していないので、まだ損をしたわけではありませんが、保有している株が下がったことで、ナンピン買いという手法もあることを学びました。
また、TATERUの株主優待は廃止されるという噂が、昨年は出回っていたみたいですが、株を買ったらほったらかしという私は、そういうことにすら気が付かず、気が付いた時には、株主優待の3,000円のクオカードが届いていました。
こうやってボーっとしていられるのも、株は10万円程度のものを買っているからで、100万円単位で買っていたらボーっともしていられませんよね。
株は、あくまでも余裕資金で買うこと。
そして、人に勧められた銘柄を選ぶのではなく、やはり自分で決めて買うべきものだと思いました。
投資は自己責任。
これに尽きます。
さて、平成から新元号に移る2019年は、日本の景気はどうなりますやら・・・。
コメント
そらはなさん、こんにちは。シナモンです。
株価下がっていますよね。私も去年の秋に株主優待目的で初購入した株が、1割くらい目減りしてます。日々の買い物で利用する小売業系の株なので、株主優待によって割引になるので、2年ほどで元は取れる予定です。
こういう時にさらに同じ株を買い足すという考えもあるんですね。
イオン銀行も利息が4/1から利息が下がりますね。私はイオンは近所にないので、ランクがシルバーなんです。なので、イオン銀行は一旦撤収して、利息が良い楽天銀行に移動させました。
ネット銀行の良いところは、スマホでサクッとお金を移動させられるところですね。振込無料の回数に気をつければ、ほんと便利です。
シナモンさんへ♪
やっぱり株というのは、自分の生活に密着したものが良いですよね。
身近に感じられますし、なにより応援したくなりますし。
そうそう。ネットバンクのよいところは、思い立ったらいつでもお金を移動させることができることですね。
私も今一度見直しをしたいと思います。
こんにちは。
投資は釣りに似ているそうで、じっくり気長に取り組むものらしいのですが
せっかちな私はそれができません。
この間もずっとマイナスを見るのが嫌で売ったら、翌日大きく上がり
自分の下手さ加減にがっかりでした。
5月の連休が怖いと盛んに言われてますが、全部売ってすっきりしようか
思案中です。
大した額ではないのですが(笑)
ふんわりさんへ♪
なるほどー。
釣りも、気長に待てっていいますもんね。
しかし、株価は本当に予測できないものですねぇ。
だから私はほっといて、たまたま見たときに上がっていたらラッキーと思うくらいがちょうどよいのかもしれません。
5月の連休、果たしてどうなることでしょう・・・。