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温泉宿の何が楽しみって自分では作れない芸術的料理と美しい器をみること【田沢湖プラザホテル別館四季彩】 

秋田県美郷町のラベンダー園から田沢湖周辺ドライブを楽しんだあとは、田沢湖高原水沢温泉郷にあるプラザホテル山麓荘別館四季彩に泊まりました。

こちらからの続きです。

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温泉宿の何が楽しみって、自分では作ることのできない美味しい料理と、芸術的盛り付けに美しい器。目で見て舌で楽しむのが最高に至福の時。
そして、上げ膳据え膳。主婦にとってはこれが一番の幸せかも。

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ロッジ風の建物

プラザホテル別館四季彩は、田沢湖高原の中に佇む周囲を木々で囲まれた環境。

外観は、こんなロッジ風で、客室はすべて1階にあります。
1階といっても、中2階くらいの高さ。
周囲は木しか見えません(笑)。

 

画像お借りしました http://sanrok-shikisai.com/facility

しかし、中に入るとちょいと洋風。大正ロマンといった感じ。
そしてめちゃくちゃ硫黄の匂いが漂うロビー。
玄関を入った瞬間「臭っ!」と思いましたが、ここは温泉ですからね。
この匂いにもすぐに慣れます。

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お部屋は和室

 

宿泊したお部屋は10畳の和室。
窓の外の景色は、木です。木しか見えません。
なのでめちゃくちゃ静かです。

 

お部屋の御茶菓子は、ぬれ華まめ。
お水がおいしいので、入れたお茶もとってもおいしく、お茶菓子と相性抜群です。

ああ、贅沢な瞬間。

芸術的な料理の数々

たまたま見た雑誌に、プラザホテル別館四季彩の料理が繊細で美しくおいしいという記事が載っていて、それはもう楽しみにしておりました。

温泉にゆっくりつかってから、お食事処レストラン・マゼールに行くと、テーブルの上にはすでに前菜的な料理が並べられていました。

 

湯葉と雲丹の豆乳寄せ

ひと口で食べられる上品サイズなので、湯葉と雲丹の味をしっかり味わう。
湯葉が全然クセがなくて、とてもおいしい。
上にのっているのは、ミニトマトのスライスにとんぶり。
芸術的盛り付け。

大きな器に小さく盛り付けるから、器も引き立つし料理も上品に見えるものなんですね。

 

旬彩珍味彩

お品書きには「旬彩珍味彩」となっているけれど、キュウリの生ハム巻き、とうもろこし、
あとはなんだ?覚えていません。
お皿の色があまりにも美しく、見惚れてしまいました。
青紅葉の葉っぱを添えると、これだけで季節を感じて華やかになりますよね。

家でこんなお皿に見合うような料理は作れませんな・・・。

 

白つぶ貝の飛子和え

つぶ貝大好き。
つぶ貝もこうやって飛子を乗せると、おしゃれ度アップです。

そしてこのお皿がまたきれい。
青色は料理が不味そうに見えるらしいけれど、オレンジ色の飛子を艶やかに魅せてくれていますよね。
要は、料理の色に合うお皿を選ぶってことなんですよね。

 

冷やし鉢 丸茄子吉野煮

冷えた茄子にしっかりと味がしみしみで、おいしい。
しかも蟹と雲丹のトッピング。なんて贅沢な。
オクラも1本まるごとのせるという飾りつけもアリですね。
これは家でもマネできそう。

 

田舎風がっこ盛り合わせ

たくあんと人参の燻製。いわゆるいぶりがっこ。
牛蒡と青菜となにかの根っこ。ポリポリとおいしい。

 

秋田名物きりたんぽ鍋

秋田の温泉宿だから、やっぱりきりたんぽ鍋は必須でしょう。
出汁が良く出ていておいしい。
スープも全部完食しました。

 

この料理の名前を忘れちゃったけれど、じゃがいもの冷製ポタージュにジュンサイが入っていました。。
こんなの初めて食べました。ジュンサイと洋風スープの組み合わせもありなんですねぇ。

 

田沢湖紅鱒のお刺身

田沢湖に紅鱒いるんだ!という驚きと、まーったく臭みのない新鮮な鱒のお刺身にびっくり。
刺身のツマが大根ではなく、もやしの細いもの。
これがシャクシャクとした食感でとてもおいしいの。

後で調べたら、もやしのスプラウト?またはアルファルファという名前らしい。

 

秋田錦牛・比内地鶏・八幡平ポーク・季節の野菜

お肉は3種類。これをジューっと焼きながら、いただきます。
秋田に住んでいながら、比内地鶏と八幡平ポークは知っていたけれど、秋田錦牛は知りませんでした。
自分で好みの焼き加減で食べられるのは、とっても良いですね。

最後にあきたこまちの白米が出てきました。

 

フルーツはちみつ漬け

デザートは、フルーツ(オレンジやグレープフルーツ、あとは野イチゴっぽいの)をはちみつ漬けにし、それを炭酸水に入れたもの。
お肉を食べた後には、さっぱりとしてとてもおいしい。
見た目も涼し気でなんともきれいではありませんか。

全部完食。
一品一品が丁寧で芸術的に作られていて、大満足でありました。

 

こちらは、朝食。
バイキングではなく、1人1人の御膳です。

歳をとってから、いちいち立って取りにいくバイキングはちょっと苦手。
食事はゆっくり座って食べたいもの。

朝食は、ご飯の他におかゆも用意されていました。
そこに比内鶏の生卵で卵かけごはんを食す。
普段、朝はコーヒー1杯程度なのですが、おいしくて朝からペロッと完食。

 

やっぱり旅は、日常を忘れさせてくれる非現実空間がいいな。

 

温泉と美味しい料理に美しい器。
そして時間を忘れるくらい静かな宿。

田沢湖高原水沢温泉 プラザホテル山麓荘別館 四季彩

現実逃避したあとの現実時間もがんばろうという気にさせてくれる、上げ膳据え膳の極楽時間でした。

 

コメント

  1. しっぽ より:

    お料理おいしそうですねー!
    宿はご飯の良し悪しで全てが決まるといってもいいくらい大事な要素。

    でもこれが難しい。
    見てくればかりで味がイマイチってことも。

    まあ、低予算で探すからってこともありますが 汗。

    あと、美味しいんだけど量が多すぎるのも辛かったり。残すのは申し訳ないからがんばるんだけど、それが苦行に。

    このお宿はその辺りちょうど良さそうですね。女性向きなかんじ。上げ膳据膳は主婦には極楽。行ってみたいなぁ。

    • そらはな より:

      しっぽさんへ♪
      そうそう、そうなんですよ。
      ここの料理は、まさに女性向けって感じがしました。
      おっしゃる通り、もう大量にものは食べられないし、多すぎる料理も苦痛なんですよねー。
      ほどほどに、いろんなものをたくさん味わいたい。
      そしてなにより上げ膳据え膳サイコーです\(^o^)/