冬のボーナスが出るこの時期、銀行では定期預金特別金利キャンペーンなどと銘打って、いつもより少し金利を上乗せしています。
とはいえ、超低金利時代の今、特別金利といってもたいしたことないよね・・・、なんて思っていませんか?
超低金利時代だからこそ、私はたとえわずかでも利息が多いほうを選びます。
冬の定期預金特別金利キャンペーン
住信SBIネット銀行では、冬の特別金利キャンペーンとして、1年ものの定期預金の金利が0.15%になっています。
昨年の同時期は、0.2%の特別金利だったのですが、こんなご時世ですから金利が下がっても致し方ありません。
むしろ、0.15%もついてありがたい!と思います。
100万円を定期預金に入れると、1年後の利息は税金が引かれて1,100円。
これを「たった1,100円」と思うのか、「1,100円も」と思うのかは、考え方次第でしょう。
お金を預かってもらうだけで、1,100円が生み出されると考えれば、働かずして得られる不労収益ですからすごいと思うのです。
昨年の12月に定期預金として預けた100万円は・・・
1年経って、1,598円を生み出してくれました。(昨年の特別金利は0.2%)
ランチ代が、元金を減らすことなく捻出できる!と、いつも利息を見て思っています。
保有口座の定期預金金利比較
少しでも金利が高い銀行にお金を預けたいのですが、今更ながら新規に口座を開設するつもりはありません。
なので、現在自分が保有している銀行の定期預金に100万円を預入した場合の利息を比較してみました。
銀行名 | 定期1年もの金利 | 利息(税引後) |
---|---|---|
ゆうちょ銀行 | 0.002% | 16円 |
地元地方銀行 | 0.002% | 16円 |
楽天銀行 | 0.02% | 160円 |
すみしんSBIネット銀行 | 0.15% | 1,100円 |
イオン銀行(定期預金) | 0.01% | 80円 |
イオン銀行(プラチナステージ普通預金) | 0.1% | 797円 |
やはり、すみしんSBIネット銀行がダントツです。
また、イオン銀行では対象取引の利用数に応じて、毎月イオン銀行スコアが与えられ、その点数によってステージが決まるというユニークな特典が用意されています。
私は現在、一番上のステージであるプラチナステージなのですが、この場合は普通預金の金利も0.1%となり、定期預金の金利の10倍となる逆転現象が起きています。
よって、私のメインバンクはイオン銀行にしています。
年中無休いつでもATMでお金が出し入れでき、しかも手数料はかからない上、普通預金の金利が0.1%もあるのですから。
そして、ある程度お金がまとまったら、すみしんSBIネット銀行のキャンペーンなどを利用して、お金を預け替えています。
元利継続と満期解約
ところで、定期預金を預ける時に決める満期時の取り扱いには「満期解約」と「自動継続」があります。
満期解約にすると、1年で満期を迎えたお金は普通預金口座に振り込まれます。
自動継続にすると、満期時に自動的に新たな定期預金として継続することができます。
さらに、自動継続の中でも「元利継続」と「元金継続」の2種類の継続方法を選ぶことができます。
元利継続は、利息分も含めた金額を新たな定期預金とするので、継続するなら元利継続ほうがお金は増えていきます。
すみしんSBIネット銀行では、この時期金利0.15%の冬のキャンペーンを行っていますから、今年もそのまま元利継続で定期預金を続行しました。
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Q. キャンペーン期間中に満期を迎えて自動継続となる円定期預金に、特別金利は適用されますか?
A.「対象となるお客さま」の条件を満たしている場合、特別金利が適用されます。
*SBIネット銀行HPより「もしも来年の冬、金利が下がった場合には、再び預け先を考え直したいと思います。」
・・・と、昨年の今時期言っていましたが、SBIネット銀行定期預金の金利は下がっても、他と比較したらやっぱり一番金利が高かったので、このまま続行です。
ネットバンクなら解約も継続も簡単
昔は、定期預金にお金を預けるとなると、銀行へ直接出向かなければなりませんでした。
書類を書いて印鑑を押さなければなりませんでした。
そして、銀行というものは、平日の日中しか開いていないので、とても不便に思っていました。
だから、定期預金にお金を入れるというのは、大変で面倒な作業だったのです。
しかし、ネットバンクのおかげで、祝祭日だろうと、真夜中だろうと、いつでも簡単にお金を移動できるようになりました。
自宅のパソコンにて、普通預金から定期預金へ預入したり、解約するのも簡単です。
ネットで金利を比較しながら、少しでも高い方へお金を預けることができるのも、ネットバンクのおかげです。
ちなみに、ネットバンクはセキュリティ面が心配と思う方もいると思いますが、ログインするのも二段階認証や合言葉の設定など、以前よりもかなりセキュリティ対策に重点を置いていると思います。
なにより、紙の通帳は自分で記帳しない限り、お金の入出の動きに気が付きませんが、ネットバンクは出し入れのたびにメールで即時お知らせが入るので、逆に安心でもあります。
ゆうちょ銀行に預けていたら、16円しかつかない利息も、ネットバンクなら1,100円のランチを生み出してくれます。
超低金利時代だからこそ、ネットバンクを大いに活用していきたいものです。
*この記事は2019年12月にアップしたものを加筆修正しました。
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