10年ほったらかし投資の結果！イオン銀行「しっかり運用セットNEO」を初めて解約

このたび、人生で初めて「投資信託の解約」をしました。
商品は、10年前にイオン銀行で購入した 「しっかり運用セットNEO」。

当時の私は投資初心者。

「投資信託と定期預金をセットにすると定期金利が優遇される」という言葉に惹かれ、よくわからないまま勢いで申し込んだのを覚えています。

投資に預けたお金は 70万円。
その後は、完全に“ほったらかし”でした。

10年で＋50万円の利益に！

最初の数年は利益どころかマイナス。
「やっぱり投資なんて難しいのかな…」と思いながらも、特に動かさずにそのまま放置。

ところが3年を過ぎたころから少しずつプラスに転じ、5年目には＋9万3,000円の運用益。

↓その時の記事

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2020.10.10

 

そして10年が経った今年、元本70万円は ＋50万円 の利益を生み、120万円 に増えていました。

特に何をしたわけでもなく、ただ放置していただけ。
それでも「時間がしっかり働いてくれた」と思うと、やはり 投資は“時間を味方につけるもの” だと実感します。

イオン銀行からマネックス証券へ自動移管

このセット商品は、途中でイオン銀行からマネックス証券に自動移管されました。

とはいえ、ネット上での確認方法はほぼ同じだったので、特に困ることもなし。
実のところ、移管された当時は「へぇ、そうなんだ」と思っただけでした（笑）。

解約手続きは驚くほどシンプル！

初めての解約に少し緊張しましたが、マネックス証券のサイトで「解約」ボタンを押すだけで完了。

手続きの翌々日には約定（売買成立）、受渡日はその約1週間後でした。

ただ一つ想定外だったのは、お金が自動でイオン銀行に振り込まれないこと。
自分で出金手続きをする必要があるのですね。

とはいえ、出金先口座をイオン銀行に設定していたので、手数料はかかりません。

売却益にはしっかり税金がかかる

「70万円が120万円になった！」と喜んでいたのも束の間。

特定口座（源泉徴収あり）で運用していたため、売却益約54万円から 所得税＋住民税（20.315％） が自動的に差し引かれ、最終的な受取額は 約113万4,000円。

つまり、実際の利益は約43万4,000円 という結果でした。

ちょっと残念。

でも何もしていないのに40万円以上も増えたと思えば、やはりうれしい。
「時間」と「複利」に感謝です。

 結果オーライの“ほったらかし投資”

思い返せば、この投資を始めたのは、長男が大学生になったころ。

教育費がどんどん出ていき、節約のために買ったイオンの株がきっかけで、投資をするようになりました。

そこから「老後資金の足しになれば」と、投資信託にもチャレンジ。

あれから10年。

大学生だった長男は、いまや1児のパパ。
私はシミもシワも増えましたが（笑）、投資のお金も増えました。

あのときの“勢いの一歩”が、今の経験につながっています。

10年放置してわかった3つのこと

1. 長く持つことでリスクがならされる

短期の値動きに一喜一憂しなくて済むのが、放置のメリット。

2. 複利の力はあなどれない

10年という時間が、静かに資産を育ててくれました。

3. やってみないと何も始まらない

“勢いで買った”経験が、今では貴重な学びとなりました。

10年前の自分に言いたい。
「投資信託を始めて、本当によかったよ！」

今後は、マネックス証券の投資信託積立はすべて解約して、口座を整理することもしていきたいです。

そして、新NISAを活用して“次の10年”を育てていこうと思います。