イオン銀行でバランス型投資信託を購入して、まもなく5年が経過しようとしています。
運用はプロにおまかせし、基本的にはほったらかしで長期運用を目指しています。
なので、投資について聞かれても実はよくわかっていないというのが本当のところ。
こんな私がバランス型投資信託を5年間継続すると、果たしてお金は増えたのか減ったのかというお話です。
バランス型投資信託を購入したわけ
私が就職した頃はバブルも終わりかけていた時代ですが、それでもゆうちょ銀行の金利は5%はありました。
100万円をだまって銀行に預けていると、10年後には150万円となっていた時代です。
2016年、日銀のマイナス金利政策により、個人が銀行にお金をただ預けておくだけではほとんど増えない時代となりました。
ゆうちょ銀行の定額預金の金利は0.01%まで下がりました。
100万円を預けても、10年後には1,000円の利息です。
昔の高金利の時代を知っているだけに「ふざけんなっ!」と毒づきたくもなります。
でもしかたがありません。
今はそういう時代なのですから。
そんな中、定期預金で預けていたお金が満期となりました。
さて、このお金をどうしようかと考えた時に、【イオン銀行しっかり運用セットNEO】がネットで購入できることを知りました。
そして、思い切って購入ししたのが5年前のことです。
これは、投資信託と定期預金をセットで申し込むと、定期預金の金利が優遇されるというキャンペーン。
セット70(投資信託に70%、定期預金に30%の割合)の商品は、定期預金の金利が7%にもなるというバブル期を思い出させるような数字で、それに惹かれたというのが正直な理由です。
もっとも7%の優遇金利適応期間は3か月だけでしたから、30万円で組んだ定期預金の3か月後の利息は5,000円ほどでした。
それでもわずか3か月で利息が5,000円になるなんて、超低金利時代には夢のような利息でした。
そして、残りの70万円をバランス型投資信託として運用することになりました。
といっても、運用はプロにおまかせで、私は何をするわけでもありません。
バランス型投資信託内容
イオン銀行しっかり運用セットNEOのバランス型投資信託は、国内外の債券および株式等に投資しています。
国内株式30%、外国株式30%、国内債券30%、外国債券10%という内訳になっていますが、これを知ったところで、だからなんなんだ?という状態。
ただわかっていることは、日本だけでなく世界中の株式や債券をバランス良く買っているんだなぁということ。
これが投資というものなのでしょう。
そして、毎日分刻みで世界情勢をチェックするのはプロであって、運用をおまかせしているのが私たち素人。
これがプロを「信じて」お金を「託す」投資信託なのです。
なお、プロにおまかせするからには、当然のごとく手数料が発生します。
これは投資信託商品により手数料がちがいますから、素人でもこの辺はチェックすることができます。
ちなみに私が投資しているバランス型のものは、購入時手数料が2.16%、信託報酬が年1.2744 %、解約手数料0円というものでした。
こういうのも、買ってから随分あとになってわかったことでした。
なにごともまずはやってみてから、学ぶという私ですが、やってみなければ永遠に学ぶ気は沸き起こりませんから、これでいいと思っています。
投資信託運用結果
投資信託は10年以上の運用で、老後資金にしたいと考えています。
で、約5年間の運用では損益はどれくらいか?ということですが・・・。
▪2015年12月~運用開始
▪2020年10月現在評価額 793,000円(端数切捨て)
▪運用損益 +93,000円
約5年で、プラス93,000円。
銀行に70万預けても5年では利息350円ですから、こんなにも大きな差が出るのなら、やっぱり投資は続けていきたい。
銀行の定期預金と投資信託のセット商品は買ってはいけない
しかし。
銀行の定期預金と投資信託のセット商品は、実は買ってはいけないと言われています。
銀行側の売りたい商品(キャンペーン)に飛びつくのは、まんまと策略にハマったことになり、良ろしくないのだそうで。
運用している間は、信託報酬という手数料が発生しますから、信託報酬も低い商品を選べばよいのでしょうけど、定期預金と投資信託のセット商品というのは、信託報酬も高めのものが多いのです。
ちなみに私が購入したバランス型投資信託の信託報酬は年1.2744 %です。
資産残高を70万円と考えた時、1日に支払う信託報酬は約24円。←私の計算が合っていればの話ですが。
ということは、1年間では8,760円もの手数料が引かれているということになります。
これを知った日には、今すぐ投資をやめたくなりました。
しかし、5年も続けている理由。
それは、信託報酬というのは自分で払うわけではなく、毎日の基準価格から差し引かれているので、目には見えないからです。
実際に93,000円の利益以上に、運用益は出ているわけです。
それをお礼としてプロの方へ支払っているのですよね。
5年前には投資について何もわからず、抱き合わせの商品から飛び込んでみたわけですが、実際に自分で買ったことで、後々いろんなことがわかってきたのですから、投資を始めるきっかけとしては良かったのかな・・・と思っています。
そのあとの投資信託商品を選ぶ際には、購入時手数料がゼロのものや、信託報酬率が低いものを探すようになりましたからね。
そして、投資というのは時間を味方につけて長期運用すればするほど利益が出ます。
だから、もっと若い頃から始められていたらどんなによかったかと。
そんなことも、この歳になって学んだことでした。
投資ってよくわからないけれど、始めてみたからこそのわかったこともたくさんありました。
自分のお金は自分で守って、自分で育ててこそだと思っています。
*この記事は2019年8月にアップしたものを加筆修正しました。
コメント
そらはなさん、こんにちは
いつも拝見して勉強させてもらってます
投資信託はまだ手を出したことはなく、不安があります。このようなコロナ禍ではどうなるんだろう…とか
でも銀行に預けていてもほんとに増えませんね(^-^;
我が家は今国立大に1人、私立大に1人通わせていて、この間2人の学費が飛んでいきました(涙)
それで改めて最近のお金の使いかたなどを振り返ろうと思っているところです。国はキャッシュレスを進めていますが、クレジットカードや電子マネーは、2割から3割多く使ってしまうとお金の心理学で読みました
なので、現金管理に戻す?とか考え中です。可視化することは使いすぎ防止になるそうです。
それと共に投資信託も勉強して始めれたらいいなぁと思うこの頃です
くるみん☆さんへ♪
こんにちは(#^^#)
お子さん2人とも大学生ですか!今が最もお金が飛んでいく時期ですね。
お金を可視化するというのは、とても良いと私も思っています。
私はデビットカード払いが主流ですが、常にマネーフォワードに自動集計されるので、いつでもスマホで全財産が目に見える状態です。
これが使いすぎを防いでくれているのかもしれません(^-^;
投資信託は短期間ではすぐに結果は出ないものですが、時間を味方につけて長期運用すればそんなに怖がるものではないと思います。
くるみんさんも今はお金が出ていく時期ですが、それを乗り越えれば必ず貯め時がやってきますよ(#^^#)