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接木苗と自根苗 家庭菜園初心者は接木苗を選ぶべき

お店で売られている野菜の苗には、接木苗と自根苗があります。
本格的に家庭菜園を始めて2年目の今年は、ナスの自根苗を買ってみました。
昨年育てたナスの場所とは違う場所に植えるし、苗が安ければそれに越したことはないんじゃない?という考えからでした。

しかし、今はものすごく後悔しています。
昨年と同様、素直に接木苗を買っておけばよかったと、心の底からそう思います。

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接木苗とは

接木苗つぎきなえとは、上になる植物(穂木)と、下で根となる植物(台木)の茎をつなぎ合わせてできた苗のことを言います。

なんとっ!
上と下とでは植物が違うんです。

トマトやナスなどナス科の苗の場合は、キュウリやスイカなどのウリ科の植物を台木として使っている場合が多いそうです。

なぜにわざわざ接木苗にするかというと、ズバリ!病気に強い苗を作るためなのです。

台木に土壌病害に強いものを使えば、病気になりにくくなりますし、低温に強い台木を使えばまだ十分に気温が上がっていなくても、栽培がしやすくなります。
根張りのよい台木だと、多くの実が収穫できるようになります。

まさにいいとこ取りです。

唯一のデメリットは、お値段が高いということ。
接木苗を作るためには、それだけ手間がかかっているのですからしかたがありません。

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自根苗とは

対する自根苗じこんなえとは、種から蒔いて育てた苗のこと。
つまり接木はしていない苗のことです。

メリットはなんといっても値段が安い。
接木苗に比べたら1/2~1/3のお値段で売られています。
実や食感も、本来そのものの味なので、おいしいとされています。

デメリットは、連作障害が出やすいということ。
つまり病気になりやすいのです。

自根苗のナスを植えた結果

今年のナスは、自根苗を買いました。
連作障害が出やすいという自根苗のデメリットはわかっていましたが、昨年とは違う場所に植えるし大丈夫でしょう、と安易に考えていました。

そして何より、値段が安かった。
ナスの接木苗が200円~300円するのに対して、自根苗は80円ほど。

4株買っても320円ですから、接木苗の1株に匹敵するお値段です。

だから、昨年よりもめちゃくちゃ気を遣って、苗が小さいうちは行灯型のビニールで保温して大切に育ててきました。

 

肥料も適宜与えてきたし、 悪い虫がつかないか見回り強化してきました。

 

生物農薬として、テントウムシの卵も孵化させました。

なのに・・・。

 

病気になってしまった!!

ナスの半身萎凋病

1週間くらい前から、突然葉っぱが枯れてきました。

下葉から始まって、徐々に上の葉っぱに広がっていく感じです。

 

自分なりに調べた結果、どうやらこれは半身萎凋病はんしんいしゅうびょうだということがわかりました。
糸状菌というカビによる土壌伝染病で、菌は数年から数十年は土壌中に生存するといいます。

そりゃ、いるでしょうとも!
土の中にはたくさんの菌がうじゃうじゃいるでしょうよ!
これまで、土壌の消毒など一度もしたことがないのですから、菌がいて当然です!と、開き直る。

畑全体の土壌消毒も今更行えないし、やるとしても大がかりになって大変そうです。

じゃあ、どうする?
土壌細菌対策は、接木苗を使うことで容易に回避できるそうです。

ガーン!
今年は家庭菜園2年目だし、昨年よりも少しはあれこれわかるようになったし、自根苗でもイケるんじゃね?・・・という伸びた鼻はへし折るべきでした。

 

せっかくテントウムシたちが活躍してくれていたのにな。
肝心のナスが枯れてしまっては、テントウムシたちもお引越ししてしまうよね。

 

一番大きく成長しているナスも、下葉が萎れてきました。

もう自根苗は買いません。
どんなに安くても、丹精こめて育てた野菜が途中で病気になってしまったら、お値段以上のダメージを受けるもの。

家庭菜園初心者に限らず、この先ベテランになったとしても、土壌細菌をすべて撲滅することは困難なので、接木苗を買いたいと思います。
もしかしたら、10年後くらいには自分で接木苗を作ってるかもしれないけれど・・・。

 

ところで、キュウリは3株全部自根苗なのですが、今年はアブラムシもつかないし、順調な生育ぶりを見せております。

野菜の違いで、かかりやすい病気の違いもあるんでしょうね。
毎日いろんな課題を与えてくれる家庭菜園が楽しすぎ!!

 

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