テレビの地上波もBS放送も、10日間まったく見ませんでした。
ただし、NetflixやTVerなどの配信サービスは視聴していたので、完全に「映像断ち」したわけではありません。
そんな私が 10日間、テレビ放送を断った結果 ーー 改めて気づいたことがありました。
テレビとの関係性
もともと私はテレビをあまり観ないほうです。
朝と夕方のニュース番組だけは意図的に観ますが、それ以外はほとんどつけません。
特にNetflixに加入してからは、リアルタイムのドラマやバラエティ番組とはすっかり縁遠くなりました。
一方、夫はテレビ大好き人間。
リビングにいる時は必ずテレビをつけ、新聞を読んだりスマホをいじったりしながら「耳で聴いてる」と言います。
「音がないと寂しい」とのことですが、私にとってはただの雑音にしか聞こえません。
なので、テレビ放送はあってもなくても、特に日常の変化はないと思っていました。
テレビなし生活で気づいたこと
① 困ったことは意外とない
この10日間、テレビを観なくとも特に支障はありませんでした。
ニュースはスマホでチェックできますし、情報が足りないと感じることもなし。
ただし、ネットのニュースは自分の興味のあるものだけを選んで読むため、どうしても偏りがちです。
その点、テレビのニュースは「垂れ流し」なので、興味がない話題も自然と耳に入ってくるというメリットはあります。
② 世の中が平和に見えた
テレビのニュースは、リアルタイムの映像と音声で伝えられるため、心に直接響きやすい もの。
感情を揺さぶられたり、不安を煽られたりすることもあります。
しかし、ネットニュースを文字で読むと、距離感が生まれるのか、そこまで気持ちを揺さぶられません。
結果、毎日を 心穏やかに過ごせました。
③ 時計代わりがなくてソワソワ…
朝のニュース番組を時計代わりにしていたので、少し不便に感じました。
「羽鳥さんが登場したら、そろそろ仕事に行く時間」
この目安がなくなったことで、何度も時計を確認することに。
このくらいしか、不便に感じたことはありません。
④ 災害時はやっぱりテレビが強い
ネットニュースは速報性は高いものの、情報の信頼性を見極めるのが難しいことも。
特に 地震や大雨などの災害時には、テレビのリアルタイム映像や専門家の解説が頼りになる と再認識しました。
⑤CMに惑わされることがなくなった
ちょいちょい挟まれるCMを観ることがなくなったので、今世の中で何が流行って何が売れていて…というのがわからなくなりました。(たった10日間だけですが)
良くも悪くも、視覚と聴覚に訴えるCM効果ってすごいんだなぁ、と思いました。
そして今自分が欲しいと思うものは、ネットでいくらでも情報を得られますので、気持ちがブレなくなったと思います。(たぶん)
テレビとの付き合い方を見直そう
10日間のテレビなし生活を経て、こう思いました。

テレビではネトフリだけを観ていた
▶ 普段はなくても問題なし。むしろ心穏やかに過ごせる
▶ 災害時や緊急時のために、完全になくすのではなく「備え」として考える
▶ ながら見はやめて、必要な時だけテレビをつける(と、夫に言いたい)
これからは「ただなんとなくつける」のをやめ、
本当に必要な時にだけテレビを観る ーー そんな付き合い方をしていこうと思います。(夫にそうしてほしい)
ところで、我が家が10日間もテレビ放送を観なかった理由については…
こちら↓

コメント
はじめてコメントします。別館?の家庭菜園ブログを3年ほど前から読んでいて、しばらくしてコチラ本館?を知り読むようになりました。これからの季節、別館更新楽しみにしてます。ところで、ウチのtvは3年前に業者引取で正規に廃棄しました。nhk受信料なく部屋は広く、快適になりました。廃棄のキッカケは、311後に原発についての国会生中継が何の知らせもテロップもなく突然終了したことでした。番組表は夕方まで生中継なのに、一区切りでもなく答弁最中にブチっと昼前に途切れ復活ナシ。その後ニュースをチェックし、受信料支払う意味ないと思い今に至ります。そらはなさんのtvデトックス話楽しみ。ご本人には何てことなくても、別視点ナドいつも面白いなーって読ませてもらってます。これからも拝読しますね。
サリーさんへ
こんにちは。
な、な、なんと!
別館ブログを読んでくださってる方がいたとは、驚きです。
春は意気揚々とアップするのに、だんだん尻すぼみ的な感じで毎年終わってしまってすみません。
テレビデトックス、良いですね!
私も、今後はどんどん無駄なものは削いでいきたいです。