スポンサーリンク

ウド尽くしの晩ごはん 食べることは生きること

スーパーにウドが並ぶようになりました。
一般的にこの時期にスーパーで売られているものは、栽培ものの「白うど」と呼ばれ、アクも少な目。
対する山ウドは、野山が春を迎える4~5月に山菜として収穫でき、香りもアクも強いもの。

まだ春の訪れには少し早い秋田ですが、それでも旬のものが食べたいと、身体が欲しているので、さっそく白ウドを買ってきました。

スポンサーリンク

ウド尽くしの晩ごはん

ウドは捨てるところがない優秀食材。
その上、カロリーも糖質も低く、アク抜きも簡単なのです。

白ウド

スーパーで売られていた白ウドは、5本で150円也。
アクもマイルドですから、ウドの皮まで料理して食べることができます。

 

ウドの酢味噌和え

まずは、定番のウドの酢味噌和え。
皮を剥いて薄くスライスしたウドを酢水につけておき、それに酢味噌をかけていただきます。

Cpicon ウドの酢味噌あえ♪簡単なアク抜きもご紹介 by ☆ウマウマ亭☆

 

ウドの皮のきんぴら

ウドの皮は細く切って、酢水につけたあと、きんぴらにします。
シャキシャキとした歯ごたえと、ほんの少しのほろ苦さがクセになる味です。

Cpicon 捨てないで!独活(うど)の皮のきんぴら♪ by 戦うコックサン

 

ウドのガーリックバター醤油炒め

棒状に切ったウドは、スライスしたにんにくとハムと一緒に炒めて、醤油少々、胡椒で味を調えます。
しっかり火を通したのと、ガーリックバターの風味が強くて、ウドの香りはほぼなくなってしまいましたが、シャキシャキ感はたまりません。

 

ウドの天ぷら

やっぱりウドといったら天ぷらよね。
わずかにある穂先の部分と、棒状に切った白いウドの部分を天ぷらでいただきます。

やっぱりウドの天ぷらが一番好き。

スーパーでウドひとつ買ってきただけで、晩ごはん献立が出来上がりました。
春を知らせる旬のウドを、いろいろな味付けでいただくことができるなんて、贅沢な食べ方です。

スポンサーリンク

食べることは生きること

3人の子どもたちが食べ盛りだった頃は、とにかく手早くお腹いっぱいになるものを食べさせるのに必死で、季節を感じられる旬のものは、意識して食べていませんでした。

たまに、おすそ分けでいただく山菜やその時期の旬の食べ物も、若かりし頃の私はどう料理していいかわからずに、途方に暮れたこともあります。

食育なんて言葉がなかった時代に、子育てをしてきた私ですが、果たして我が家の子どもたちは、今頃どんな食生活をしているのか不安になります。
しかし、大きな病気もせずに3人とも今を生きているので、きっと大丈夫なのでしょう。

そして、若い頃は肉、肉、炒め物、揚げ物、たまに魚や野菜・・・といった食生活をしてきた私も、今この歳になってからは、季節のもの、旬のものにやたらと惹かれるのは、歳をとって代謝が落ち、食も細くなりつつある体の自然の欲求なのだと思います。

食べることって、生きることなんですよね。
生きることって、命に感謝することなんですよね。

ウドひとつ買ったことで、夫と2人暮らしになったからこその、食生活をもっと丁寧に大事にしたいものだと思いました。

 

コメント