今年も梅シロップを作りました。
今から仕込んでおけば、夏が来るころにはおいしい梅サワーや炭酸割で、夏バテ対策にもなります。
しかし今年は一抹の不安。
仕込んだ梅シロップが、途中で発酵しそうな予感がするのです。
もしも梅シロップが発酵してしまったらどうしたらよいのか、対処法について調べました。
青梅を冷凍してからヘタを取る
スーパーで売られていた半額となった青梅1kg。
一部黄色に熟しかけているのもあるので、訳あり品の500円です。
半額なので欲張って2袋も購入したのはいいけれど、どうしても今すぐ梅シロップを作る作業に取り掛かれず、袋ごと冷凍庫に入れてしまいました。
梅を凍らせることで、繊維を破壊し梅のエキスが出やすくなるといいますが、今回は熟しかけていた梅の進行を遅らせるために冷凍庫に入れたというほうが正しい。
翌日、冷凍した梅を取り出してから気が付きました。
そういえば、洗ってないし、ヘタも取ってない。ヘタこいた~。
凍ったままの梅に水をかけて洗い流しましたが、中途半端にやったせいで、表面に氷が張るという事態へ発展。
そんな氷梅を手に持って、ヘタを取っていく作業の、手が冷たいったりゃありゃしない!
そして表面の氷が解けると、梅はとてもやわらかくなり、今にもエキスが放出されそうな勢い。
キッチンペーパーで水分をよくふき取りましたが、梅がシワシワしてきました。
もう今更後戻りはできないので、このまま梅シロップを作ります。
ドーン!
梅2kgと白ザラメ2kgを、4Lサイズの瓶に交互に入れたところ。
本当は、梅2kg分ならもっと大きいサイズの瓶にしなければならないのに、無理やり入れたという図。
これじゃあ、攪拌しにくく梅と砂糖が混ざりにくい。
だから余計梅シロップが発酵しそうな予感。

梅シロップが発酵したときの対処の仕方
これまで梅シロップを作って発酵したことはありません。
1カ月ほどでおいしい梅シロップが完成し、夏の間はぞんぶんに楽しむことができました。
しかし、今回はなんだか発酵しそうな気がするんですよ。
攪拌しやすくするために、瓶を分ければいいのでしょうけど、瓶がない。
欲張って梅を2kgも買った私が悪い。
しかし、砂糖が溶けやすいように、氷砂糖ではなく白ザラメを使ったし、凍らせたことで梅エキスも早く抽出されると思うので、発酵しにくいとも思うのですよね。
だけど、もしも途中で梅シロップが発酵してきたらどうしましょう。
1カ月たたずに梅シロップにブクブクと白い泡が出てきて発酵した場合の対処法は
▪梅の実を取り出す
▪液だけを鍋に入れて弱火で10~15分加熱
▪アクが出なくなったら火を止め、液を冷暗所で保存
これで、梅シロップの発酵も止められるそうで、ちゃんと対処法はあると知って、一安心しました。
瓶はちゃんと熱湯消毒したもんね。
梅もきれいに水分をふき取ったもんね。
冷凍したから早く梅エキスが出るはずだもんね。
ただし、ヘタを取るのは冷凍する前にやっておくのが、手も冷たくならずにベストだということを学んだ今年の梅シロップ作り。
今年もおいしい梅シロップになりますように。

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